今日のらくがき

12/23(月)最近はまっている事
 一昨日、映画を観てきた(笑)なんだか最近映画の話ばかりだけど、「AIKI」という日活の映画である。創立90周年記念作品というだけあって、なかなかの出来だった。高校生の主人公はボクシングで学生チャンピオンになれるかも知れないという実力があったらしいのだが、試合の帰りにバイクの事故に会い下半身不随になってしまう。脊椎の損傷のため、一生車椅子の生活になるのだが、それからの主人公のなんと大人気ないというかまぁ高校生だから当たり前なんだけど現実味がある。事故の原因となった車の運転手は車の保険にも入っていないという借金苦に悩んでいたせいもあり、自殺してしまうのだが、彼の妻と子供が謝りに来ると、なんと主人公は無視し、まだ中学生に入ったばかりという感じの子供に対して「お前のオヤジはクズだ」と言い放つ。自殺しようとすると「自殺するには若すぎるから1年待ってみろ」と同室の患者にいわれるのだが、そんなに単純に人間は変われる者じゃない。だからこの映画でも自堕落な生活を続け、夜は飲み歩いているのだ。いくら彼が他人に当たっても、相手は障害者だからと相手にもしない。そんな時不良に絡まれ、めちゃくちゃやられてしまうのだが、そんな経緯もあり一人でやれる格闘技を習おうとする。しかしどこも受け入れてはくれないのだ。そんな彼が合気柔術という日本古来の武道と出会い、まぁなかなかの腕になって人間的にも成長するという話なんだけど、嘘みたいにワザが決まると倒れていく相手にスゲーッと声を出してしまうのだが、本当にこんなになっちゃうの?という疑問は残ってしまった。だが、なんとこれは実話に基づく話だったのだ。モデルは日本人ではないけれども、やっぱり日本の合気柔術を習って今では日本以外では一番の実力者だという。そんな彼らが少しだけ、映画の終わりに流れるテロップと一緒に映像が出てきて映画のシーンにはないのに何だろう?と思っていたが、パンフレットを読んで理解出来た。今までの暖かい目だけの障害者映画とは違い、暖かい人もそうでない人も、人間的に変な奴もゴタマゼになっているのがこの映画の良いところだろう。合気柔術を教えることになる人も普段はサラリーマンの為、道場は無くてカルチャースクールとしてやっているし、車椅子の人がはたして本当に出来るのだろうかと、弟子にして下さいと言われ、自分で車椅子に乗って試してみてOKを出すなんていう、なんとも観ていて心温まる脇役達もこの映画の良いところだろう。そういえば、結構有名な人達がちょい役で出ていたりするのも楽しかった。
 話は変わるが、最近はまっているのが「ペーパークラフト」だ。まぁ紙細工といってしまえばそれまでなんだけど、インターネットで調べると、これは奥が深い。プラモデル大好き少年だった私は、この年になってプラモデルでもないだろうとは思うし、最近の簡単に出来るプラモデルは面白くない。しかも金を出せば、3Dのデータからクラフト用の台紙までおこせるソフトなんていうのも販売しているようだ。まぁこれを買って自分でやろうという気はまだ無いが、無料でダウンロード出来るペーパークラフトの世界を少し遊んでみようかと思っている。ちなみにリンク集にこの世界への道を載せてみます。興味があったらどうぞ(笑)

11/17(日)やっぱり映画
 結局昨日の土曜日には、映画を観てきた。「トリブルX」と「ハリー・ポッター」(笑)「ハリポタ」は本当は23日からの上映だけれども、先行ロードショーというやつで19:00から上映のものだった。で面白かったかと聞かれれば、面白かったよ。と答えてしまう(笑)「トリプルX」については、アクションシーンはまぁあんなもんだろうという予想を越える事はなかったが、やっぱり迫力はあった。ああいう映画はやっぱり映画館で観る必要がある。多分ビデオではあの迫力は伝わらないだろう。主人公の悪さ加減が少な過ぎるというか、コイツハ悪い奴じゃないだろうという突っ込みをしたくなってしまったのが残念ではあったが、スカっとする映画ではあった。で「ハリポタ」はどうだったかといえば、やっぱり前作同様にこれはおこちゃま向けの映画だ。だけれども前作がとっても面白いと感じた方には是非観ていただきたい(なんて言わなくても多分みんな観るんでしょう)何でも全国の1/3の映画館で上映するらしいから、他の映画が可哀想としか思えない。映画の出来は前作を越えて面白かったですが、他の映画が割りを食うのは許せない気がする。なんとか他の作品に影響を与えないように出来ないものだろうか?
 ところで最近私は感想も書かないし、小説も書けないでいるんだけれども、書き始めている小説は今までの私のパターンとは違っている。出来あがるのかどうかは判らないし、次の投稿に間にあうのかどうかも判らないが、少し話を書くという事の意味が私の中で変わってきたのかも知れない。まぁ誰かに読んで貰えば判るのだろうが、そのうち頑張って書き上げようとは思っています。

11/10(日)怠けている
 何だか最近怠けている。小説は書かないしQ書房の投稿作品も覗いていない。昨日先週の映画ランキングなんぞをやっていたが、一位の「ザ・リング」と二位の「たそがれ清兵衛」は先々週見てきたが、「リング」については日本版が70本程作れるくらいの製作費だったらしいが、恐さについては日本版の方が上だろう。というのも原作に近い形で作られるのかと思ったら、まるで日本版映画を下敷きにしたような映画だったのだ。日本版映画は、まぁあんなもんだろうと思っていたが、ハリウッド版に期待してしまっていた分、期待ハズレの感はいなめない。映画になり、連続ドラマになった話ではあるが、それ以前に深夜放送で放映された「リング」の方が恐かった。これはビデオで見たが「貞」さんがテレビから出てくるなんていうシーンは勿論なかった(あれは映画版からの脚色)が、凄い話だなぁと思って、続編の「らせん」「ループ」と本を買ってしまった。なんだか私にはあの深夜放送版の「リング」の方が作品としては上のような気がする。「たそがれ…」は山田監督らしい作品にはなっていたし、戦うシーンは迫力があったが、なんだかすっきりしない映画だった。心に残るような作品なんだけど、寅さん映画がただ時代劇になったような感覚で、掴みはOKだけどそれで終わってしまっているような感じがしてしまったからだろう。もうこうなったら「トリブルX」と先行ロードショーされる例の「ハリーポッター」でも見るしかない。というのもせっかくの12月1日の土曜日は映画の日で全館1000円で映画が見れるというのに、私は会社の旅行で映画館には行けないのだ(涙)。せっかくの映画の日だから、皆さんは是非映画館に足を運んで下さい。前売りを買うよりも安いよ。

10/14(月)振替休日
 また映画を観てきた。しかし最近映画漬けだなぁ(笑)とはいえ、昔は週に4本は観ていたから、それから比べれば随分と少ない。で、「ピンポン」は観れなかったけれども、「阿弥陀堂だより」を観た。監督の前回の作品「雨あがる」は一昨年の日本アカデミー賞にもなった作品で良かったのもあり、気になっていた作品だった。でどうかといえば、この作品も淡々としているんだけど、なんだか心温まるというか、心洗われるというか、いい作品だった。なんといっても主演ではないけれども、阿弥陀堂の住人である「おうめ」さん役の北林谷栄さんが最高だった。私が彼女を知ったのは中学生の頃「橋のない川」という映画だったから、もう30年以上前になる。当時もおばあさん役で彼女はずーっとおばあさん役ばかりだが、彼女のおばあさんは可愛くって凄く好きだ。「となりのトトロ」ではやっぱり隣りのおばあさん役で声の出演をしていたし、最近の映画じゃ私の好きな天童真の「大誘拐」でおばあさん役をしていたから、知っている人も多いだろう。というか知らない方がどうかしていると思うが…。しかし普通映画館で映画を観ている人って若い人が多いんだけど、今回は入って驚いた。多分観客の平均年齢は50歳を超えていたと思う。おじいちゃんやおばあちゃんといってもおかしくない年齢の人達ばかりだった。若い私は(どこがじゃ)少しびっくりしてしまった。映画を観ていて瞼が熱くなるシーンでは、あちこちで鼻をかむ人達がいて、びっくりした。きっとこの作品は今年の日本アカデミー賞の候補に選ばれるでしょう。しかし最近の映画の配給には頭を傾げる事が多い。配給される作品が多いのはいいんだけれども、面白いというか良い作品の上映期間が短い場合が多い。「アイス・エイジ」なんていうあんな面白い作品の上映は短かったのに、「スターウォーズ」は長かった。まぁやっと終わってくれたからいいような物の、他の作品の上映期間が短くなってしまうじゃないかと私は憤慨してしまうのであった。11月には「少林サッカー」や「アイス・エイジ」のビデオも出るらしいから、今から楽しみではある。
 ところで、私は最近小説を書けないでいる。まぁ書きたい時に書いた方がいいのは判っているし、それだからこそ趣味としてやっていけるんだけれども、なんだか何を書いたらいいのか判らなくなっている。この間読んだ宮部みゆきの「理由」という話は、ある事件を関係者達からのインタビューという形式で書かれているんだけれども、関係者達の人間模様がそれぞれに書き込まれていて、各々の生活が事件によってどう変わっていくのか、また変わっていくのかという人間のドラマなんだけれども、私が書こうと思っている話というのとは方向が全然違う。今回の宮部作品はそれほど良いとは思えなかったが、直木賞受賞だけあって、まぁ人間のドラマとしての完成度は高いだろう。でも推理小説ってそんなもんじゃないと思っている私にはやっぱり、これは推理小説じゃなくて単なる事件を縦糸に人間模様を横糸にして描かれた文学としか思えない。今の小説家がどういう方向を目指しているのかは知らないし、自分が求めるものとどう違うのかもあまり興味がないが、こういう作品が賞を取ったりすると、小説って何だろうかと考えてしまう。まぁいつもいっている様に、自分の信じる道を行くのが本当だとは思うのだが、自分が目指す物って何だろうかと、やはり考えてしまう。Qbooksでもチャンピオンになる為に、自分の作風を読者受けするように変えて(?)参加する人もいるようだが、何だかそんなのはつまらないし、間違っていると私は思うのだ。だから私はどんなに票が入らなくても、あまり気にしない(とは言えないが)ようにしている。自分が書きたい物を書きたい様に書く。今は他人がどう思おうとそれでいいと思っている。売れる話を書くんなら別だろうが、私のはあくまでも趣味だ。だから結構アイデアは浮かんで来て、そのアイデアをどうやって展開させるべきなのかは考えても、料理の仕方は今現在の力だから、仕方がない。それが私の実力なのだ。プロの作家ならば面白いアイデアを料理の仕方ひとつで、ご馳走に出来るけれど、洒落たソースをかけることもなく、炒め物しか出来ない私には、炒めるだけでとっても美味しい最高の食材ならば良いけれど、そうでない物には、見向きもされないのだろう。多分食材を見てどんな料理が出来るかを知らないからだ。まぁ結局は勉強不足という事なんだけどね。

09/25(水)日本映画
 この間の日本映画は「命」と「リターナー」だったけど、今回は「千年女優」を見てしまった。千年の時を越えて愛する人を追いかけるというSFみたいな作品かと思ったら違った(笑) 監督は「パーフェクト・ブルー」で結構世界的に有名になった監督なんだけど、今回は企画から何から全部やったらしい。ジャパニメと呼ばれる分野?のアニメだけど、これは賛否両論だろうと思う。映画が好きな人は絶賛するかも知れないが、映画じゃなくて、アニメが好きという人には受けないかも知れない。普通のアニメとは違って、編集の仕方なのだろうが、記憶の中のシーンが何度もフラッシュ効果の様に表れて感動的に仕上がっている。思わず「オォーッ」と声をあげそうになった。ストーリーを引っ張っていく脇役が若い頃から憧れていた女優にインタビューをして、女優は色んな役をやっていて、その役になりきり、その役の度に恋する男性を一途に思いながら、その男性から預かった「鍵」を大事に持っていて、「一番大切な物の鍵」だというその一番大切な物がなんなのかを、テーマに動いていくというストーリーなんだけど(だと思うが?)ラストでその女優は病に倒れ、追いかける事が楽しくなっていた。追いかけることが目的みたいになっていたという話に、少し監督も軟弱な話にしてしまったかなとも思ったりしたが、まぁ面白かったです(何がいいたいんだ)
 しかし、その前に見た「サイン」本当は「ピンポン」を見たかったんだけど、時間の関係で見れなかった。この「サイン」は日本では絶対にヒットしないでしょう。だって神様を信じている人って日本じゃそんなにいないじゃないか。これはキリスト教の人達が、信仰の大切さを再確認する映画ですよ、ラスト近くで出てくる宇宙人なんかも陳腐で全然面白くなかった。これは絶対見ない方がいいです(凄い言い方)どうしても見たかったら、子役で出ていたマコーレ・カルキンの弟(だと思うけど…)と女の子が可愛かった位かなぁ。後はたいして面白くないです。映画としては面白くなかった「命」の方が絶対に面白い。それよりも「リターナー」の方が面白いけどね。あぁ…ピンポンが見たかった。

09/16(月)もう一ヶ月かぁ
 久しぶりに落書きをしよう(笑)。実は昨日は結婚記念日だった。今から17年前の敬老の日に結婚式を挙げたのであった(汗)そういえば、あの日も少し雨が降っていたが、結婚式の翌日だから、今日なんだけど北海道に新婚旅行に旅立った。北海道といっても道東の方を廻ったんだけど、この間見た「北の国から」でも出てきたラウスも通過した。「北の国から」はなんだか凄い視聴率だったらしいが、実は私もその仲間入りである。今まで見た事もなかったが、前・後編としっかり見させてもらった。いやぁ、泣ける話なんだなぁと今更ながらに思ってみていたが、五郎さん(主人公の吾郎じゃなくて)岸谷五郎さんが、ちょっぴり良い役で出ていた。実は私は彼のファンである。先日見てきた映画の「リターナー」の悪役振りは面白かった。「北の国から」の少し生意気なだけの心根は優しい男とは違って、嫌みな悪い役が面白かった。しかし今日見た「命」ではなんと、せりふが一言も無かった。まぁそういう役だから仕方がないけれども、少し残念だ。しかし「命」の主演だった豊悦様は最高である。凄い役者になったなぁと感じさせてくれた。豊川悦司の演技は凄まじい。彼が柳美里とその母と神社へ子供を連れて行き、彼らが子供を豊悦に渡して、お守りを買いに行っている間に、彼は子供を抱いたまま号泣するのだが、なんとも居たたまれなくなってしまいましたし、死期が近づき、病院のベッドで眠りながら、子供のミルクを作るべく手を動かしているシーンがあるんだけど、あれはダメです。涙が浮かんでしまいました。あぁ豊悦様ぁー。凄いです。としかいいようがない。映画としては、はっきりいって、たいした映画じゃなかったけど、豊川悦司の演技の素晴らしさを見るための映画でした。ついでに、「リターナー」は、監督の前作「ジュブナイル」に似た子供向けのSF映画だったんだけど、これは「ジュブナイル」の方が映画としては上でしょう。大体ラストで主人公の一人である女の子が未来に帰ってしまうシーンは、何故帰れるのかなんていう理由もつかないし、未来が変わってしまっているのに、そのまま彼女が元の世界に戻ってくるなんていう、不条理過ぎて理由が付けられないストーリーだった。そこまでの出来が良かっただけに残念のひとことです。まぁあれは岸谷五郎さんが良かったからいいや。なんだかミーハーだなぁと自分でも思ってしまった。

08/17(土)映画三昧
 再びの映画の話。今日は映画を見まくった。「海は見ていた」「スクービー・ドゥー」「アイス・エイジ」の3本立て。とは言っても合計2千円である。というのも、池袋のシネマサンシャインという所で見たんだけれども、私はここの会員になっている。入会金なしで、年会費が千円である。しかも入会および継続入会?の時に、1回分の招待券が頂けるから、会費はタダと同じだ。会員の特典は、映画が千円で見れる事。普通大人は映画の日でも無ければ1800円だから、今日の様に3回見ると5400円なのだが、私は継続した際に貰った招待券と2回分の2000円で見れたのだから、3400円の得をしたようなものだ。まぁ女性だけの水曜日特典1000円なんていうのは男である私は使えないから、こういうものは有効利用させて貰っている。しかもこの映画館は6館あるので、結構色んな映画が見れるので頻繁に使用している。皆さんの近所にもこういった映画館はあるんだろうか?よく行く映画館ならば、調べても損にはならない(笑)
 で、この3本の前にも、「MIB2」「スチュアートリトル2」を見ているんだけれども、前回の「スターウォーズ2」「タイムマシン」らと比べてどうかといえば、「アイス・エイジ」が一番良かった。「海は見ていた」は黒澤の遺作なんていう評判もあった「雨あがる」が凄く良かったから、2番煎じとは思いながらも黒澤の作りたかった映画という事で見たんだけれども、当たり前だけど黒澤の映画では無かった。黒澤ならばもっと違った風に作っただろうなぁなんて残念な思いで見てしまった。ストーリーは「雨あがる」の様に淡々としていて趣もあるし、それなりに感動物なんだけれど、監督には悪いがこれは駄作だった。どうしても見てみようと思っている方がいたら、これは貸しビデオで十分でしょう。「スクービー・ドゥー」は笑わせて貰った。勿論カートゥーンの実写版でおバカな映画だから大笑いして見られる映画だけど、まぁそれだけとしかいいようがない。子供には受けるかも知れないなぁと思いながら見てしまった。「MIB2」や「スチュアートリトル2」もそれなりに面白かったんだけど、1作目のパワー以上のものが感じられなかったのは残念だった。
「アイス・エイジ」については何もいう事はない。メチャクチャの感動物です。勿論子供向け映画なんだけど、最近多くなったディズニー映画のお笑い物のように、登場人物(マンモスとサーベルタイガーとナマケモノだから人物とは言わないが)達のやり取りが楽しいばかりでなく、ラストでは涙が出そうになるくらいにのめり込めて、良かったぁと感情移入をしてしまった(笑)「猫の恩返し」はさとさんもあんまり面白くなかったと掲示板に書いていたんで、見るのは止めようと思っている。なんかあの話って、以前ビデオで見た「突然ネコの国」っぽい話のような気もするんで、気が引けていたのも事実だ(但し、「突然ネコの国」は面白かった)という事で、この夏の映画のお奨めは「少林サッカー」(しつこい)と「アイス・エイジ」ですね。但し「スターウォーズ」や「タイムマシン」は見なくても、「スパイダーマン」は見ておいて欲しいです。そういえば「スパイダーマン」の評価を書いていなかったなぁと思い出したが、あの映画は「スターウォーズ」や「タイムマシン」と比べたら絶対に良い映画です。原作に近い形で主人公はマスコミから悪者扱いされているし、正義っていうのは何だろうと悩む主人公もまぁまぁ楽しめるかなという感じでした。多分原作を知っている世代だからかも知れないが、原作を知らない方がきっと楽しめる映画でしょう。

07/28(日)とうとう見たが
「スターウォーズ」と「タイムマシン」を見た。とはいっても実は先週見ていて、昨日また「スターウォーズ」を息子からの要望で観たのだが、私は「スターウォーズ」では寝てしまった。それだけ詰まらなかったという事だ。私は確かに「スターウォーズ」はお祭りだと思っているから、あまり期待してはいないのだが、事前に読んでいた本とのギャップ(読んで想像した以上の映像の素晴らしさ)が余りにもあって感動したエピソード1とは違い、やはり事前に読んでいた本とのギャップ(今度はストーリーの陳腐さ)の無さで気が抜けてしまった。まぁ連続物というか終りが決まっている話なのだから、そこへ到達する為にどういう話になるのかとか、登場人物の関係だとかが面白いといえばそうなのだが、ただそれだけの映画だった。旧3部作とは違った新3部作の第1作目だったエピソード1では、今までのスターウォーズとは違い、桁外れの映像の技術に目を見張ったが、それだけの作品だったという事だろう。大体今回の様な、素早い動きのヨーダというCG技術の素晴らしさなんかは楽しみじゃないのだ。パペットでなんとか動かしていたヨーダが観たかったのに、フルCGになってしまったヨーダは面白くない。確かにアナキンのあの性格描写(と言ってしまおう俳優が可哀想だ)は、息子のルークに受け継がれる事になる様などうしようもない性格だったし、小説とは違い切られているストーリーからはパドメの感情の変化が突然過ぎる。これは小説版の方が面白い。それから「タイムマシン」については、あまり期待してしまって残念な作品だったとしかいいようがない。これはビデオで観ればいい映画です。ただ80万年後の世界に行ってからの音楽は良かった。凄く良かった。ただそれだけでした。まぁ夏休みに観る予定の映画は子供と「アイスエイジ」を観る予定だが、他にはまだ決めていない。しかし今の所、今年の映画で人に勧められる映画は「少林サッカー」ぐらいしかないというのが残念だ。早くビデオでも出ないかなぁ。
 ところで1000字はとうとう投稿してしまった。もう推敲なし(笑)というよりも3000字が書けない。何を書いたら良いんだか、久しぶりで案が浮かばない。なんだか恋愛物なんかにも手を染めてみたいという意識もあったりするが、まぁこれは書けないだろう。出られなかったオフ会はどんなだったんだろうか? 三月さん早くオフ会レポート纏めてね!

07/07(日)サッカーは終わってしまった
 久しぶりの落書きだ。しかも今日は七夕。っていっても関係ないんだけどね。昨日はとうとう「スターウォーズ エピソード2」の先行オールナイトロードショーがあった。私も早速観ようとは思ったのだが、観にいけなかった。そうそう夜中に家を抜け出して映画を観るなんて事は出来ない(笑)しかし5日の映画の日にはしっかり映画を観ましたよ。「マジェスティック」映画としての出来は及第点は出せるが、「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」に続くダラボン監督の「希望」をテーマにした作品ではあったが、私にはそんなに泣ける映画ではなかった。勿論主演のジム・キャリーの演技は良かった。しかし戦後のハリウッドを舞台にしたアカ狩り(考えてみるとこのテーマは結構映画化されている)と記憶をなくしてしまった主人公と彼を取り巻く田舎町の人たちの触合いは、感動的ではあるが、どうにも新鮮さに欠け、作り物めいてしまっていて、どっぷりと浸かっていられなかった。それに比べ「陽はまた昇る」というVHSビデオデッキ開発の映画は、観客こそ少なかったが、感動的だった。中盤までの少しハイテンポの開発秘話?は観ていて面白くなかったのだが、ラストでの主人公引退を聞いた彼らの部下達の思いやりが、映画ならではの作品に仕上がっていて、思わず泣きそうになってしまった。小説でもこの手を使えば、泣ける物が書けるかも知れないとは思ったが、どうにも私にはこういう感動物というのは似合わないようで、ただただ感心していた。でもいつかこの手の話も書いてはみたい。どういう手が知りたい場合には、映画でも観て下さい(笑)

06/24(月)明日から準決勝
 もちろん、ワールドカップサッカーである。私の予想通り? 韓国はベスト4に残った。次はドイツとの対戦だが、これはどうなるのか不安である。勿論応援するのは韓国であるが、流石にドイツとなると心配だ。まぁ順当にいったら、ドイツとブラジルの決勝戦で、ブラジルが優勝という事になるんだろうが、流石に開催国だからわからない。なんといってもホームという優位さがあるし、韓国のあの応援を見ていると、素晴らしいの一語に尽きる。日本のファンは、ブーイングという事を殆どしないが、韓国戦を見ていると相手がボールを持ったりすると途端にブーイングの嵐になり、これは相手チームは遣り難い。ブーイングは立派な応援の一種だ。敵味方関係なく一生懸命応援するというのは素敵だし日本人にはあっているような気もするが、NOと言えない日本人の気質がこういうところにも出ているような気がしてしまう。
 トルコもベスト4になるとは思っていなかったが、トルコも強いじゃないか? あの守りがブラジルに通じれば、トルコの決勝戦進出も夢ではない。ブラジルは個人技は素晴らしいが、チームとしての完成度は事実上の決勝戦といわれたイギリスの方が勝っていたし、バッグスさえもボールをキープして攻めに参加しようとするブラジルの隙を突いて、なんだかトルコが頑張って決勝進出なんてことにもなりかねない。第一ブラジルは3Rの一人が出場できない状態なのだから余計にそういう想像もしてしまう。日本戦とは見違えたトルコ(日本戦は一番弱かったんじゃないだろうか)のベスト4進出を決める試合を観てしまうと、あぁどうなるんだろうと明後日の試合が待ち遠しい。
 横浜の決勝が韓国・トルコ戦にでもなったらと思うと、わくわくしてしまって眠れなくなってしまう。でも月末には優勝国が決まって、ワールドカップも終りだと思うと、野球に興味にない私にはなんだか少し寂しい。

06/05(水)今日は映画の日
 ワールドカップサッカーで、日本が2対2で引き分けた事に対して、みんな喜んでいるようだが、私は不満だ。昨日は会社から残業もせずに真っ直ぐ帰って(それでも勿論試合は始まっている)テレビをつけたが、例によって私がテレビに釘付けになって応援する時には大体において負けるパターンが多かったから、引き分けてくれただけでも嬉しいのだが、やっぱり不満だらけの試合になってしまった。もちろんあれが今の日本の実力なのだから、仕方がないのだが、その後の韓国戦のあの韓国のひたむきさというか、負けられないというプライドともいうべき姿勢を見てしまうと、なんと日本は平和ボケしてるんだろうと思ってしまう。緊張感の持続出来ないチームであり、味方へのパスのスピードの無さ、周りの状況を見られない低い能力。世界の強豪が集うワールドカップの主催国として、是非とも決勝リーグには残って欲しいのだが、何だか無理かなぁ、なんて悲しい気分になってしまった。それでも日曜にロシア戦は応援してしまうのだ。頑張れ日本。
 で、話しは変わって今日は映画の日で、忙しかった先月末から少し余裕が出きた週だったのもあり、今日は休みを取って(笑)映画を観てきた。期待していた「少林サッカー」これは傑作です。前回の「スパイダーマン」も面白かったけど、これは本当に面白い。笑った。映画館の中が笑いの渦に巻き込まれていた。これはもう一度くらい映画館に足を運びたい。この映画は最初のシーンで、惑星が出てきて、その向こう側が、まるで「2001年宇宙の旅」の様に、惑星が直列しているのかと思うと、惑星の影から見える惑星は、少林寺のお坊さんの頭(あの6個のお灸?の痕)で、その影の惑星はサッカーボールという映像だ。お馬鹿な映画ですよという説明のタイトルバックなのだが、洒落ているではないか。それからCGについては、目の中に炎が燃え(巨人の星を思い出す)登場する人物の想像は、そのまま現実の映像として表現されるから、ギャグマンガの世界なのだが、その笑いが最高だ。少林寺拳法を広めようとする主人公がサッカーを始めるが、その実力たるや並外れており、彼の兄弟(6人兄弟)達も少林拳の達人という設定で、チームを構成するが、主人公が5男という設定だから、兄達は完全に中年のおじさんになっている。その人達がサッカーをするのだから、メンバー構成だけを見ても、面白くないはずがない。これは絶対観て欲しい。超お勧めです。
 それと「THE ONE」というジェット・リー主演のアクション映画を観た。これはジェット・リー(リー・リンチェイという昔の名前が懐かしいが、少林寺なんていう映画にも出ていたし、ワンチャイシリーズ(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ)でも結構人気が高かった)が好きな人には堪らない映画だろう(私も彼のファンです)最近の映画の技術は素晴らしくて、1人2役で戦うのだが、ジェット・リー同士が戦うというシーンはやっぱり映画の技術が進んだなぁとしか思えないし、ジェット・リーの魅力が充分に引き出されている映画です。
 3000円目(笑)は時間の関係もあって、「BOM!」という映画を観た。これは失敗だった。日本の映画だが、主人公が女子高生という設定もあって、出てくる女子高生達はもちろん可愛くっていいのだが(笑)映画としては、残念だった。企画自体は面白いと思う。ある女子高生が、神社でヤクザが隠した拳銃を見つけ持ち去るのだが、その拳銃を巡って、彼女の仲間達がその拳銃を使って、自信が持てない自分を捨て去り、拳銃の力を借りてだが、自信をつけ頑張って行こうとする姿を描いているが、女子高生が主人公だからとは思えない、陳腐なストーリーとパロディで、興ざめしてしまった。若い監督なのだろう、力を入れて作っているのは覗えるし、微笑ましくも感じられるが、商業映画としては、及第点はあげられない。何だか今日の映画は当たりだったなぁと思っていた最後でコケてしまった。しかし映画はやっぱり面白い。もちろん本も面白いが…。

05/04(土)最近はやっぱり映画ばかり
 実は昨日、映画を見てきた。5/11から始まる「スパイダーマン」の先行ロードショーというやつだ。先行ロードショーというのは、始めての経験だったが、まぁ1週間程早く見たというだけの事ではある。で、早くみたからどうだったのかというと、まぁ何の事はない。ただそれだけの事だった(笑)5/1の映画の日には、「光りの旅人K-PAX」を観てきたが、これは面白いといえば面白いし、ラストでは泣いている人もいたくらいだから、まぁ感動的なのだろう。だが私はなんだか最近、映画を観て感動するというのが少ない。私の基準から照らし合わせれば、まぁこの映画はそれだけの映画だという事だ。で、「スパイダーマン」なんだけど、これは映画としては面白い方だろう。しかし昔からスーパーマンよりも好きだったスパイダーマンのファンとしては、主人公の葛藤の表され方が少し不満ではある。正義の味方として主人公は活躍するのだが、廻りからは悪者というイメージがあって、マスコミからは非難される。それに好きな女性とはうまくいかないという、そういうイメージがあったのに、この映画ではやっぱりヒーローだ。アメリカのコミックヒーローの映画化は今まで、随分されてきているが、その中では個人的には良かったといえる。しかしやっぱり文芸物の映画としては確立していないから仕方がないが、子供向け(高学年向け)の映画としては面白いのだろう。SFX(特殊効果)がVFX(映像効果)となった現在、ニューヨークの街を飛びまわるスパイダーマンは圧巻だし、スピード感も最高だ。もうどんな小説でも映画化できてしまうのではないかとさえ思える技術は素晴らしい。でも人間臭さで勝負しているスパイダーマンには、やっぱりその匂いをもっと残して欲しかった気がする。
 しかし映画の予告編を見ていると、今年の夏は、面白そうなSF映画が沢山上映される。「タイムマシン」「スターウォーズ・エピソードU」は今から楽しみだ。考えてみると、文芸物といわれる映画は最近ビデオでしか観ていない(笑)というのは、皮肉なものだ。昨日ビデオで観た「ブリジット・ジョーンズの日記」はしかし面白かった。ラストでは思わず頑張れと思ってしまった。中年独身女性のしっかり生きていこうとする姿が主人公の可愛らしさになっていて、素敵な映画だったので、これは是非是非観て欲しい。
 話しは変わるが、Q書房の今月の作品は何だか多い。1000字は42作品もあるし、3000字は21作品もある。これは感想が大変そうだから、少し始めている(もっともまだ発表になっていないから、少し変わるかも知れない)
 しかしこのコーナーはなんだか少し重くなってきたようだ。過去を振り返ると、何と1年以上前からになっている(笑)そろそろHPもリニューアルが必要になってきたようだが…。

04/21(日)やっぱりこのコーナーは続かないなぁ
 落書きと銘打っているからまぁいいけど、日記のつもりで書いているのに、流石に続かない。で、今日は最近見た映画(ビデオ)の話をしよう。以前から見たかった「小説家に出会ったら」を見た。やっぱりショーン・コネリーはいい。随分前の映画だけど見た人も多いだろう。簡単にいうと、スポーツ(バスケットボール)も勉強も万能な主人公が、成績の高さから私立の学校からの誘いで転校し、そこで作文(小説)を発表する話なんだけど、小説の書き方というのを途中でやるシーンがある。もう何だったか忘れてしまったけど(笑)なんだか才能のある人はこういう風に出来るんだろうなぁ、なんて思ってしまった。しかし感動物である。二重丸だ。それから「達磨大師」まぁ、B級の作品だが、禅宗の教えが少し出てきて興味深かった。それから「タップ・ドッグス」(原題:BOOTSMEN)シドニーオリンピックの開会式で演じられたタップグループの映画だ。最後のタップシーンは圧巻だった。昔からミュージカル映画が好きだった私には堪らない。それから昔から探していたが中々見つからなかった「代紋TAKE2」の1巻目。ヤングマガジン連載の人気コミックだから知っている人も多いだろうが、喫茶店にあった漫画で知り当時は全巻?読破していた(但し、1巻目以外)悲しい事に何故か1巻目がそこには無かったのだ。ビデオ屋さんでも既に7巻も出ているのに、1巻目だけ見つからなかった。もう続きは作っていないようだから少し寂しい。ヤクザのこういうお笑いの話というのは、やっぱりギャップがあるからこその面白さだろう。それからヤクザ映画といえば、香川照之主演の「静かなるドン12」も見たぞ。香川照之は好きな俳優だが、何故かこの人はいい役が廻ってこない。大河ドラマでは、秀吉役をやっているから、これで人気でも出てくれて、いい役が廻って来ることを祈りたい。だって昔はなっとうのCMに出ていたくらいだからねぇ。あの時はショックだった。
 話は変わるが最近毎月トップの絵を変えているが、中々月に応じた絵というのは、難しい。それに凝り過ぎて動かしてるからなぁ。5月は端午の節句だから、やっぱり5月人形だろうか?ちょっと難しそうだ。

04/07(日)やっぱり更新は久しぶり
 前回から約1ヶ月が経過してしまった。やっぱりこういうのは中々続かないなぁ。なんだか飽きてきた(笑)幸先よく7連勝した阪神だったが、流石に8連勝は難しかったようだ。昨日時点で阪神も7連勝したことだし「ミスタールーキー」でも見に行こうかと思ったが、止めてしまった。結構おもしろそうな映画だが、どうなんだろうか?誰か見た人がいたら教えて欲しい。しかしああいう力の入らない映画というか、日本アカデミー賞なんか狙ってはいない映画というのは結構面白い作品が多い。昔見た「演歌の花道」なんか最高だった。一緒にやった「キャッツアイ」は最低な映画だったが、藤原紀香は可愛かった(笑)そういえばあの作品の後にのりかちゃんは売れ出したなぁ、なんて思うとちょっと嬉しい。日本アカデミー賞だけじゃなく、アメリカのアカデミー賞も発表されたけど、やっぱり「ロード・オブ・ザ・リング」は作品賞は取れなかった。これは予想通りだから気にならないが、今年から出来たアニメ部門に、「モンスターズ・インク」が選ばれたのは嬉しい。あの作品は大人でも楽しめる面白さだった。去年ちょっと評判の良かった?「シュレック」は完全にお子ちゃま向けの作品だったから、あんな風な作品が選ばれなかったことでアメリカのアカデミー賞の権威というのがわかってくるような気がする。ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した「千と千尋の神隠し」はちょっと以外だったけど、まぁ日本アカデミー賞受賞は仕方がないでしょう。これに対抗出来る作品が無いという日本映画界の現実が少し悲しい。しかし毎回スタジオジプリにばかり観客を取られているという現実を迎えている日本の映画界は、外国の派手であまり面白くない映画なんか上映してないで、もっと上質の面白い日本映画を上映して欲しいものだ。いくら外国で高く評価された作品でも、日本の観客に受けるとは限らないのだからね。だってアメリカでアカデミー賞を受賞した作品が必ず日本でヒットするとは限らないのと同じだ。「スターウォーズ」なんていうお祭りみたいな映画は「トラさん」映画と同じだから放っておいて構わないじゃないですか、外国の涙を誘う映画なんか、日本の涙を誘う映画に敵わないのは当たり前なのに、それが当たり前じゃなくなっているという現実が、日本の映画界をダメにしてるんだろうなぁ。