ビバ!! ラーメン!

高校時代にはまっていたものがある。
バイトと個室ビデオとそしてラーメン。
毎週水曜日は学校が午前中で終わるので、きまって友達数人とラーメンを食べ歩いていた。
そのおかげで総武線エリアのラーメン屋にはかなり詳しくなったものだった。
あそこがうまい、ここはまぁまぁだとか、自分たちなりのラーメン批評も行っていた。
最近はラーメン屋開拓してないなぁなんて思いつつ
昨今のらーめん屋新規開店ラッシュとラーメンブームを遠くから眺める日々です。

まぁ、それでもやっぱり人並みにはラーメンを食べるのだが、
最近思うことがある。
「まずいラーメン屋がなくなった。」
まぁ、探せば腐るほどあるとは思うが大きい街に行けば、どの店もしのぎをけづっているせいか、
大ハズレ!というラーメン屋があまりみあたらない。
(高校時代の食べ歩きのせいか、大当たりも最近はないが。)
そしてさらに、女性客を狙ってかBGMや内装、雰囲気がオシャレでまさに、ヌードル喫茶みたいなラーメン屋が増えた。
そして、何より餃子のない店が増えた。ライスのない店が増えた。
まぁ、そんなことはどーでもいいんだけど。
「自分、不器用ですから!ラーメンしか作れません」とでも言いたいのだろうか。
まぁ、そんなことはどーでもいいんだけど。

でもさー!
安い、うまい、オシャレ、まさに、TOKYOWALKERにデートに使える店!特集されそうなラーメン屋なんてラーメン屋じゃないって。
オレの知ってる限りの最強のラーメン屋さんは、千駄ヶ谷にある。
ほかにうまいお店はいくらでもあるけどとりあえず、ここが最強なんだ。
そのお店は、黄色いい豚のマークのお店なんだけど、最強です。
なぜか、Inter FMが店内に流れ、スープの脂でなんだかヌルヌルする床。
店員の着ているTシャツは汚れようが破けようがお構いなしで着ている模様。
店内に香る豚の腐った感じのにおい。
いまだに新500円玉の使えない食券機と、そこから出てくる色のついたプラスチックのカード。
そして、食器洗い機に入れる前に水洗いもしないでそのままぶち込んでいるのか、出てくるラーメンの入った器の外側がラーメンの汁がついてベトベトなんだ。
それでもお構いなく、へーきな顔をしてラーメンを手渡ししてくる店員のおっちゃん。

そして・・・・・。気になるラーメンの味は・・・・?
うーん、くさい!とにかく、豚の脂くさい!もう、食べた後にガムをたべても決して消臭できないね。
それでもうまいのよ!もう、うまいのよ!くさうまい。
その店を知ってる友達はみな口をそろえて、「もう行きたくない」とか、「あんまうまくない」「店内がひどい」とかいうのだけど、
そんな奴らは、オレから言わせれば「にわかラーメンサポーター」だと。「感化されたラーメンファン」だと。
さらに、たまに店内にいやな顔をしてそこのラーメンをすする女性サポーターもいるのだが。
しかしオレ、および一緒に食べ歩いた友達は、このお店が最強だと思っている。(はず。)
そこには、通いつめた事によるラーメン屋の親父との厚い友情と、オレ達の思い出が詰まっているから。

昨今のラーメンフィーバーの一つの要因として、
オレ達素人にも、簡単にラーメンを評価できることがあると思う。
ラーメンは料理でであるとともに、一つの作品であるから、その作品を自分達が評論化気分で評価を与えるのは面白い。
ただ、オレが思うのはその評価に人の意見や、雑誌に載っていたから、有名だからなんて事が邪魔してはならないと思う。
ラーメンはお店をの人が作った作品。
うまかったらまたいけばいいし、まずかったらもう行かなければいい。
その単純さがいいねぇ。そして飲んだ後のラーメン。これは不動の10番である。

この文を読んだ人に誤解しないで欲しいのは、千駄ヶ谷のラーメン屋はうまくないんじゃないかと思わないで欲しい。
ホントにうまいんだって、ラーメン業界じゃ有名な存在らしいし、実際店内に客がいないということはない。
そのラーメン屋にまた行きたくなってきたぁ。おっちゃんげんきかなぁ。

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