JR西日本の福知山線で起きた大惨事から早くも一月がたった。まことに痛ましいことだ。死傷者656名、亡くなられた方は107名にも上る。
亡くなられた方々はさぞかし無念だったろう。お怪我をされた方々やご遺族の方々のお気持ちは察するに余りある。不幸にして亡くなられた方々には心から哀悼しご冥福をお祈りしたい。それにしても事故直後からとった会社側の対応にはあきれてモノが言えないという方が多いのではなかろうか。最近テレビニュースを見ていたら、地元の方々が怒りを満面に表してこんなコメントをしていた。(05/05・19時NHKニュース)
曰く「JRは常識はずれもいいとこだ!」「もうムチャクチャですわ!」と…
こうなると最低の評価であり、企業としての社会的責任もへったくれもない。
一連の報道を聞く限り、大きな組織に何か問題や欠陥があったのではないかと思わざるを得ない。これは東西JR共通の大問題だと思う。
私はJRに対して特別な気持ちや恨みがあるわけではないが、今回の事件を契機に数年前に私の身に降りかかってきた不愉快極まりない出来事を思い出した。
民鉄ではありえない顧客無視の思い上がったお役所体質は今も変わっていない。
この話は私が東京の電車内で実際に体験したことだ。3年ほど前の話だが、座っていたベンチシート(長いす)の客席が突然脱落し、私もろとも、前座っていた男性の脛の上に落下した。相手は脛に傷を受け、非常に痛がったが、私も驚いた。
このとき私はJRの職員から犯人扱いされ、新宿駅舎に連行され、まことに驚くべき仕打ちを受けた。今回はこの事実を公開する。怒りは今も収まっていない。 |
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