ハウステンボス〜長崎〜博多
8月20日過ぎに暑いさなか家族で九州を周遊した。
これはその時のスケッチとデジカメ写真である。
オランダに行きそこなったので話のタネにそのイミテーションを見に行った。一見の価値はある。
しかしテーマパークとして破綻に追い込まれたわけも分かるような気がした。
このテーマパークに入るだけでパスポート代と称して大人一人3600円もとられる。
しかも入国だの出国だのもっともらしい関所を通らされる仕組みだ。何が入国だ!と腹が立った。
おまけに施設の名前はやれ、ブルーケレン、キンデルダイク、スパーケンブルグ、フォレストパーク、ユトレヒトなどなど
横文字だらけで年寄りには何のことだかさっぱり分からない。 ここは日本国なんだぞ
アジア系と思しき観光客が大勢きていたが、彼らの目にはどのように映っただろうか。

ヨットハーバー |

帆船
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運河
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運河 パステルF2 |

宿泊先のホテルヨーロッパ |

場内クラシックタクシー
乗りませんでした… |

夜、ブラジルのダンシングチームの
ショーのフィナーレ
迫力満点で楽しかった。
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一番見ごたえがあった。観光タクシーを利用し、見所は一通り回った。
平和公園、原爆資料館、グラバー邸、などなどだ。最も印象に残ったのは
永井博士記念館と平和公園だ。原爆の悲惨さと永井隆博士の偉業を改めて知ることが出来た。
めずらしく気持ちを入れてスケッチした。
その昔藤山一郎さんがよく歌っていたが…
長 崎 の 鐘
作詩 サトー・ハチロー 作曲 古関裕而
昭和26年 |
1 こよなく晴れた 青空を
悲しと思う せつなさよ
うねりの波の 人の世に
はかなく生きる 野の花よ
なぐさめ はげまし 長崎の
あゝ 長崎の鐘が鳴る
2 召されて妻は 天国へ
別れて一人 旅立ちぬ
かたみに残る ロザリオの
鎖に白き 我が涙
なぐさめ はげまし 長崎の
あゝ 長崎の鐘が鳴る
3 つぶやく雨の ミサの音
たたえる風の 神の歌
耀く胸の 十字架に
ほゝえむ海の 雲の色
なぐさめ はげまし 長崎の
あゝ 長崎の鐘が鳴る
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水彩 F2 |

パステル F2 |

万年筆とパステル F2 万年筆は一発勝負だから面白いね
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かんかん照りのオランダ坂
雨の日がいいんですと |
永井博士の書と絵

永井博士の生涯へのリンク |

グラバー園.から眺めた市内
現役時代、支店が天神にあったので何度となく東京から出張していたが、そのときは空港〜天神〜会社〜ホテルを行来しただけで、他の場所は全く知らなかった。 博多の駅さえも知らなかった。夜の部で中州の飲み屋に立ち寄っただけだ。今回初めてタクシーでみて回った。
主として歴史的な神社、仏閣などを訪れたが、近代的な都市である博多の違った側面が興味深かった。中でも日本最古の禅寺といわれる聖福寺は素晴らしい。西暦1200ごろの建立だという。
観光ドライバーのTさんは、長崎の出身で少年時代は野球の選手だったという。長崎の話ですっかり盛り上がってしまった。彼は歴史に詳しく、博多の古地図をくれ色々説明してくれた。

こりゃ難しすぎて描けねぇな! 「やぁめた」っと |

聖福寺はこんなに古い地図にも載っている
現在の博多と比べると大分様子が違うが、これは湾を埋め立てた結果だという。 |

聖福寺の入り口
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こいつはスゴイ!
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ここどこだったか忘れた
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櫛田神社の鉾はスゴイ
写真だと分からないけれど実物の巨大なのに驚いた。見上げんばかりで、10メートルはありそうだ。これを博多祇園山笠のフィナーレ「追い山」にスタートさせ引き回すというのだからオドロキだ。
人形師が精魂こめて作り上げた飾りもたいしたものだ。ここには博多人形という伝統工芸品があり、継承された技術水準は非常に高いらしい。
うまかもん
ハウステンボスのイタリア料理店「プッチーニ」のパスタとパン、長崎の「ゴン鯵」の刺身、中華街の何とか云った店、 博多の駅で食った「とろろご飯とかけそば」かけそばのだしが非常にいい味だった。
とにかく暑いので真昼間から飲んだビールはめちゃうまだったなぁ。 |
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