■新線に乗った感想
当日、帰りには急行に乗った。有楽町線の急行列車は今までなかったが、新線では実現した。
出発時刻に遅れること10分、やっと発車したが、新宿で時間調整がありその後もダイアの乱れが一週間ほど続いたが今は正常化しているようだ。新線開通は快適なことだけではない。今まで有楽町線には急行は走っていなかったがこれを機に急行電車が頻繁に走るようになり最寄の駅の千川は通過駅になってしまった。目的地によっては少し不便を感ずるようになった。ま、待っても数分のことなのだが…
この地下鉄は東京で最後の新線だろうと云われている。この大都会はもう開発の余地がないほど網の目のように交通網が張り巡らされている。確かに便利である。クルマは全く必要としない都会だと思う。
更に何年か後に東急東横線が乗り入れ、我が家から横浜まで一本で行けることになるという。
渋谷は大きく変わろうとしている。今までここの中心はハチ公広場から西、すなわち道玄坂方面であったが、東口に新駅が今までの渋谷駅と平行して出来上がり、宮益坂方面の開発が急ピッチで進むだろう。商圏として大きく広がるが、新宿や池袋も同様だ。しかし、私が居住する最寄の繁華街である池袋は危機感を持っているらしい。つまり魅力に欠けるため、ヘタをすると単なる通過駅になってしまう恐れがあるというのだ。特にデパートは競争が一段と激化することが考えられる。
危機感を持った区や商店街では何か怖くダサい感じの池袋を魅力ある街によみがえらせたいと、色々なプランを練っていると聞いている。
最近の報道によると池袋の土地の路線価が大幅に上昇したというう。我が家の近辺も地価が値上がりしたかもしれないが、これは良いことなのかどうかは分からない。  |