境屋太一氏からの手紙 本文へジャンプ
旧経済企画庁

境屋長官からの

手紙
2000年ころ境屋太一氏は小渕内閣の経済企画庁長官であった。民間人の登用だった。
氏のことは改めて紹介するまでも無い。わが国の超有名人である。著作の人気も高い。

私は当時経済企画庁の大臣室のホームページに投稿した。
バプルがはじけ、難しい経済の舵取りが要求されていた時代だ。
軽い気持ちで何か苦情か皮肉に近い意見を述べたところ長官のお目にとまり、丁寧なご返事と共に私の愚見や疑問を実名入りでそのホームページに紹介させてもらいたい旨の連絡を頂戴した。
私は一瞬ビックリした。 「エェー! ホンマかいな…」と断る理由も無く大変名誉だと思い、即刻OKした。こんなチャンスは二度と来ないだろう…

経企庁の担当官からもバカ丁寧なメールを頂戴し、私の意見が採りあげられ、さらにそれに対する長官のコメントや政策も公開されたのだ。
私にとっては正に前代未聞の出来事だった。


あれから数年たち氏は民間人に戻られた。
政治、経済の情勢も様変わりしたので、そのことについて取り上げてみた。
今まで実名入りの記事や政治経済に関する事をホームページで公開した事は無いが、この出来事は私にとって忘れられない名誉なことだと今でも思っている。
一種の自慢話だ。何しろ私の駄文があの作家である文化人の境屋氏の目にとまったのだから…

当時の資料のコピーにより事実だけを公表する。

これは当時の経済企画庁長官「境屋大臣室」のホームページのトップだ。

この中のTopicsに
「長官からの手紙」というコンテンツがあり、ここに私が実名入りで登場したのだった。正に画期的な出来事だ。
その中味全文を掲載しておくが、基はといえば長官宛の私の投稿が氏の目にとまり掲載されることになったのだ。

私は当時のわが国経済の先行きに疑問を感じ、長官宛に以下のような皮肉たっぷりの意見を述べた。
堺屋大臣自らが反応を示すだろうなどとは夢にも思わなかった。 ただ経済企画庁のお役人は一応目を通すだろうとは考えた。

しかも大臣でも雨後のタケノコのように排出されている政治屋の「中味カラッポ大臣」とは全く違うのだ。
氏はわが国を代表するような知性あふれる超文化人なのだ。これは特筆に価すると思うのだが…

◆私が出したメール




メールの題目は「最近の経済動向に関する境屋長官のコメントは全くわかりにくい…」というもので
長官にとってはありがたくない愚見を述べ立てたのだ。
普通は無視されるのがオチだと思うが、ナント大臣ご本人から以下のような丁寧なご返事を頂いた。

今思うと汗顔の至りであるが堺屋氏の度量の大きさに驚きかつ心から尊敬した。 
こんな政治家は他に、わが国には居ない。


今回改めて、読み返してみると、我ながら「気の利いたことを述べてるなぁ…」と思わないでもない。
何故ならあの知性的な文化人の境屋氏の目にとまったのだから…決してマグレではないと思うのだが

だか、これは自分の言葉で書いたものとも思えない。どうせ経済雑誌か新聞記事の拝借か盗作だろう。

◆もっとも世の中の「書かれた記事」というものは、殆ど他人の書いたものの受け売りだろう。

◆堺屋長官からの手紙



◆ホームページ掲載内容
全文は以下の通りであり、小学校5年生のクラスの疑問とともに正式に取り上げられた。