16位:天 天和通りの快男児 (C)
とりあえず、まずひとつ大きな前提を話しておこう。そう…何は無くとも「オレは赤木さんの大ファン」なのである! 彼が主人公の『アカギ』においてはもちろんのこと、『天』の中でもダンチで好きなキャラが赤木さん。それはもう相当に圧倒的で、天さんと比べてもその差は「天と地」クラスだ。別に天さんは嫌いじゃないのにその状況なんだから、オレがどれだけあの人を好きかも推して知るべし…ってヤツさ!
だが、その前提があった上で…それでもなお、オレはこの『天』が大好きなんだと告白しよう! キャラ的には圧倒的に「天さん<赤木さん」のオレだというのに、マンガ的には「天>アカギ」というわけだ。これはやっぱり、少々変わっている…のかもしれないな。
ただこの状況には、やはり理由…それも、一応理論的(?)な理由があるんだ。結局一番重要なのは、オレは『天』を読んで、そこで赤木さんに惚れたからこそ『アカギ』も読みたくなったんだ…という現実! もちろんその結果として『天』の赤木さんより『アカギ』の赤木(こっちは呼び捨て)のが好きになったという人もいるだろう。だがオレの場合は、そうはならなかったという話なんだ。つまり『アカギ』を読んでいる現在であっても、『天』の赤木さんに対する郷愁が消えないんだよ! それに『天』は基本の「麻雀編」も良いが、何よりラスト3巻の魅力がヤバ過ぎて…その結果がこの順位ってわけだ!
15位:新世紀エヴァンゲリオン (A/C)
ついに来た! これまたタイミング良く、例の映画のおかげで現在世間全体がエヴァ熱の再燃状態にあるが…ともかく一時期(5,6年前)は紛れのカケラも無く、読んで字の通りオレの「ベストアニメ(マンガも含めてのトップ)」だった本作。今でこそ15位と少しばかりランクも落ちたが、それでも相当に好きな作品であることは間違いない! 更に言えばこの『エヴァ』というのは、オレにとって単純に「好き」という感情以上に強い思い入れがある作品なんだ。
そうだな…あえて例えるとするならば、コレはオレにとって「ホップ・ステップ・ジャンプ」における「ステップ」にあたるアニメというわけだ!
オレは幼い頃から既に「ゲーマー」だったし、またけっこうな「マンガファン」でもあった。しかしながらアニメに関しては、けっこう長い間オレの称号は「アニメウォッチャー」クラスであり、「アニメファン」の域に達するものではなかったように思う。だがそんなオレを「その域」まで押し上げた、3つのアニメ作品があるッ! まず「ホップ」にあたるのが『スレイヤーズ』で、そして「ステップ」がこの『エヴァ』だというわけ。ちなみに「ジャンプ」はここより上位に登場するので、今は秘密だ(笑) ともかく本作を観たことで、オレの「アニメ観」が大きく変動したことは間違いない!!
ファンブックを自主制作したり、設定本を買い集めたりと、アニメへの大量投資を初めて成したのもコレ。10周以上観たアニメもコレだけかな(笑)