28位:NARUTO -ナルト- (C)
『ブリーチ』『ワンピ』と共に、オレ的「ジャンプ三大バトルマンガ」と位置付けているこの『ナルト』。しかしながら実際のところ、昔は…具体的には第1部の頃は、まだここまで好きな作品じゃなかったんだよ。好き度的には『ブリーチ』と同じくらいで、少なくとも『ワンピ』には勝らない…という感じで。
だが最近になって、オレのイメージは一気に変わった! もちろんそれは、やはり「第2部スタート」という影響が非常に大きなものなんだ!!
それまではゲームの『激忍』シリーズを楽しんでいたり、そういう意味での副次的な愛着のが強かったようにさえ思えるが…。しかし第2部が始まったことにより、オレは心から「この作品自体」への思い入れを抱くようになったというわけさ!
そりゃ確かに、決して「第1部がつまらなかった」というわけじゃない。ゲームへの愛着も強かったとはいえ、マンガ自体もきちんと面白くはあった。
だがオレ的な印象としては…言葉が悪いのを覚悟して言うが、第1部は結局「子どもの遊び」のようなイメージが強かったんだよ。もちろんナルト達も命を賭けて様々な任務を行なってきたものの、なまじ周りに「大人の忍者(カカシ先生とか)」が常に配置されているため、どうしてもスケールの小ささを感じてしまったんだ。プロ野球選手に混じって、野球少年が群がってるみたいな(笑) だからナルト達も「プロ選手」になった第2部は、最高なんだよ!!
27位:銀魂 (C)
オレはどちらかと言えば「シリアス」な雰囲気のマンガ(アニメも)が好きで、ギャグ基調の作品は好んで読まない…ということもある。だがそれを差し引いても、オレは最近自分が「マンガを読んで笑う機会が無いなぁ…」と薄々ながら感じていたんだよ。そしてそんなオレにとって、この作品はまさにクリティカルヒットだった! それこそ「笑いに飢えていた」という部分を差し引いても、『銀魂』の面白さは相当なツボだったんだよ!
ともかくそんなこんなで、ギャグ要素を根源に据えた作品としては、紛れも無く現時点でのトップマンガがコレだったりするんだ!!
だがオレは、上で「ギャグをそこまで好まない」と述べた通り…始終一貫してギャグしかないような作品に対しては、読んでいて少々「胃もたれ」を感じてしまうタチでもある。つまりそんなオレが本作に惚れた所以のひとつは、コレが決して「ギャグしかない」わけじゃなかったからだろう!
確かに『銀魂』の作風、その根源にあるのはギャグでありながらも、本作には「シリアス」要素もきちんと用意されていて! すなわち「ギャグとシリアス」の両シーンが交互にあり、その絶妙なバランスによって「胃もたれ」を起こさせないんだよ! オレにとって、そのバランスは本当に心地良かった。
そしてギャグシーンもシリアスシーンもそれぞれが魅力的でありつつ、『銀魂』らしさは決して失うことがない作風! 最高すぎるぜ!!