36位:明稜帝 梧桐勢十郎 (C)
オレが初めて読んだかずはじめ作品であり、同時にオレを彼のファンに至らしめた作品でもある! 全10巻とちょい短めながら、作品全体の雰囲気とテンポは1巻から最終巻まで変わらずノリが良く、そのためダレもせず飽きもせず…本当に気持ち良く読み進めることができたマンガがコレなんだ!
ともかく、この作品。オレが本作に惚れている第一の点は、まず本当にその「ストーリー展開」が素敵すぎるという部分に尽きるんだ! 「外道」という称号を有す(?)セージを主役に据えつつも、シナリオの根幹には常に「勧善懲悪」の精神があり、しかしながらソレが全然安っぽく感じられないというのがナイス! そのため「ワルモノが懲らしめられる純粋な爽快感」といった感情が自然に喚起され、単純に「燃えるマンガ」だと思うんだよ!
もちろんその熱いストーリーを構成するキャラ達も、また本当にナイスで! 主人公のセージはもちろん、その周りを固める魅力あるヤツら…特に四天王の面々なんて、オレは4人とも「全員が好き」なんて節操無しの状態だったりも(笑) ともかくストーリー・キャラともに好きな本作がこの順位に在るのは、オレにとって必然以外の何物でもなかったわけだ! ジャンプ作品中でも、トップ10に入るだけの好き作品だからな。
  35位:ジョジョの奇妙な冒険 (C)
さてさて…というわけで、ついにコレが登場であるッ! いきなり何を興奮してるんだ? …って、そんなこと言ってる場合じゃないぜ!!
『JOJO'S BIZARRE ADVENTURE』…『LE BIZZARRE AVVENTURE DI GIOGIO』…つまりは邦題『ジョジョの奇妙な冒険』だッ! この日本国で曲がりなりにもマンガファンを名乗るなら、実際に読んだかどうかはともかく「誰でも名前は知っている」であろうあの大作…それがこの順位に登場ってわけさ!!
だが、アレだな。オレがここまでランクしてきたアニメ・マンガ作品は(本作も含めて)総計66作に至ったことになるが…その66作の中でも1,2を争うほどに「コアなファンが多い」だろうことが予想される『ジョジョ』だ。「本作が不朽のベストマンガだ!」という方も相当数がいるハズで、この「35位」という順位に納得できない! って人も多いんだろうなぁ…なんて、無用な心配までしちまうくらいだぞ(笑)
ともかく遅ればせながらつい最近第6部を読み終え、残すところは『SBR』のみとなった本作。しかし各部ごとにストーリーが大きく違うため、『ジョジョ』という全てをまとめて感想を言うのも難しいから…ひとつだけ発表するとすれば、「オレは第5部の大々ファンであります!」とでも言っておこうか!
  34位:アカギ 〜闇に降り立った天才〜 (C)
オレは『天』の頃から、既にアカギさんの大ファンになっていた。なればこそ、そんなオレが本作に惚れないハズもないじゃないか!!
しかもアカギさん人気に後押しされたのか…アニメ化されたりゲーム化されたりと、後発の作品だったにも関わらず今や本家『天』より有名になっている気もする本作。というか場合によっては、コレが『天』からのスピンオフ作品だってことを知らない人も中にはいるんじゃないかとさえ思う(笑)
ともかく『天』には「イカサマでも何でもアリ。ともかく勝てば良い!」という思想が根源にあったことに対し、『アカギ』はあくまで「知略と知略の心理戦」を重視している雰囲気があった。そのため同じ作家さんの同じジャンル(麻雀)作品ながら、その点で作風の差異があるため飽きずに楽しめた感じだ。とはいえそう言いつつも、実際は『アカギ』にだってイカサマはあるんだけどな(笑)
ただ…早くに始まった『天』が本作より先に終わったことは、確かに理にかなっている。が、逆に本作は「進みの遅さ」が気になったりも。いや…そりゃ話自体は面白いから「不満」ではないんだが、最新巻(20巻)なんか1冊で2局程度しか進んでないし…。鷲巣麻雀はエンドレス・ワルツか(笑)
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