5位:機動戦士ガンダムSEED (A)

さてさて、いよいよトップ5に突にゅ…って、もうこのネタはさすがに飽きたな(笑) そりゃ30位に入れば「いよいよトップ30だ!」と言い放ち、10位に入れば「いよいよトップ10です!」という書き出しが主だったわけで…いやはや、オレのワンパターンぶりにも困ったもんだ!
ともあれ第5位は本作…初代『SEED』の登場だ!! しかし10位に『SEEDデス』がランクインしたばかりだというのに、5位には『SEED』というわけで……。
つまりはアレだ。種厨万歳ってヤツだな(笑) ともかくこの順位が示すとおり、本作はオレの中でも、やはり「特別」なアニメなんだ。

しかしながら、本作にしたって伊達にオレの「五指」に入っている作品じゃない。だからこそ、何がどんな風に「特別」かということを話すにしても簡単にはいかないんだ。やはり色々な部分が色々に「特別」であるからこそ、本作はこの順位に在るわけで!!
だからここではその「特別」を、オレにしては珍しく箇条書き形式で紹介してみようと思う。いや、特に他意はない。なんとなく思い立っただけだ(笑)

さて、とりあえず一つ目の特別。それは本作が、オレにとって「初めてハマったガンダム」であるという事実そのものである!
確かにオレは『1stガンダム』他、『SEED』シリーズ以外にもいくつかのガンダム作品を視聴してきた。…が、オレはそれらに対し「面白かった」とは思ったものの、やはり「ハマった」というくらい…要するにある一定以上の愛着を抱いたことがなかったんだ。そりゃ数作しか観ていないオレがシリーズ全体についてどうこう言う気は無いんだが、ともかく以前のオレは「ガンダムの作風は、オレには合わないのかなぁ?」とさえ感じていたんだよ。
しかしそんなオレが、生まれて初めて「ハマった」と言い切れるガンダム。それが本作『SEED』だったわけで、やはりそれは印象深いことだった。

次に、二つ目の特別。それは本作が有していた、「王道シナリオ」の持つ大きな魅力に関してだ! そして、これは単純に「ストーリーが好き」という話とは若干ニュアンスが異なるモノだったりする。言うなればコレは、オレが『スパロボ』を好きだという理由にも直結する話…と言えるのかもしれない。
すなわち本作は、基本的に(良くも悪くも)「キャラの魅力」に注目が集まることが多いんだが、オレが惹かれた部分は必ずしも「そこ」ばかりじゃないってことだ。例えば超サイヤ人化でお馴染みの「能力覚醒(種割れ)」や「中盤過ぎの後継機乗り換え」「昔の友人が敵軍」「敵と和解して仲間に」「国家権力から脱退してゲリラとなる」など…それらはまさしく、使い古されたド直球の設定と展開だ。そしてその展開が「安易」だとして、批判を集めていることも理解している。…が、オレとしてはその「複雑に凝っていないストレートさ」こそが、逆に新鮮で「単純に面白かった」んだよ。

そして三つ目の特別。これは肯定的な意味であれ否定的な意味であれ、本作がひたすらに「メチャクチャ濃厚だった」というトコロ! 強引な言い方をすれば、『SEED』というアニメが誇る「ネタ要素の多さ」がまた最高の魅力なんだよ!! キャラにせよ台詞にせよ、印象的な部分を挙げるには事欠かず、日常生活におけるパロとしての使い易さもまた一級品! オレ達の間では、正直『ジョジョ』や『カイジ』と同じレベルの「日常ネタ」として使ってます(笑)

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