10位:アレクサンダー・ガーレン
「君は、選手としてふさわしくない」
「祖国を奪ったその罪は――重い!!! 重いぞジャックッッッ!!!」
史上最大の噛ませ犬・ガーレン。その称号に違わぬ、すさまじいまでの噛ませっぷりは賞賛にも値するよ。
しかしながらオレは、この人を範海王やシコルのように「ヘタレキャラ」として好きだというわけではなかったりする。
要するに、ひとりのキャラとして普通の気持ちで好きなのだ。
そうでなくては「噛ませ」の本分を果たせないとはいえ、ジャックに屠られる以前の彼は文句無しに強そうオーラが全開だった!!
いやマジで、彼がシコルに負けただなんて信じられませんから!!
シコルもガイアに負けるより、リベンジに来たガーレンに潰されればもっとオイシかったのにな。
9位:郭 海皇
「まるで逆じゃよ勇次郎。武が力に挑むのではない、力が武に挑むのじゃ」
「無理無理無理。人と闘っとる気がせん」
ガイアにオリバ。これまで「勇次郎と同等」という位置付けで登場したキャラたちも、結局は前評判通りにはならなかった。
彼らが強い弱いではなく、存在感的にオーガと並ぶものではなかったのだ。
そして、郭海皇。この方の場合も、戦力としては勇次郎と並びはしないだろう。
しかしながら、この方は明らかにガイアたちとは違う……そういう存在感を持っているのだ。
そして――確かに強い。少なくとも、ガイア・オリバなどには確実に勝てるであろう強さがある。
人間性というか人間的な魅力にも溢れている、非常にナイスなじいちゃんだろうよ。