2位:L ILLUST

うわ〜、なんだか名前欄に「L」だけってのもスゴイ悲しいなぁ……。なんか貧相というか……。
ともかく、そんなLが堂々の2位! ライトの敵はニアたちじゃなく、やっぱ「L」というのが似合ってるよ!

もちろん、『デスノート』というこの作品全体がオレは好きだ。 だけどこの作品が最も輝いていたのは、やっぱり第1部。ライトとLとのバトルの頃だったとオレは思うんだよ。
テニスしながらのテレパシー会話から始まる、一連の壮大な闘い。 読み合い、読まれ合い、場面場面によって勝利者さえもが入れ替わりながら進むライトとLの闘い。
その輝きに魅せられたおかげで、オレはこうして、今も変わらずデスノートファンでいられるんだ!

だけど弊害もある。Lというキャラは、その全てのインパクトやスケール……いや、その存在感全てが強すぎたんだ! だからこそ、オレはニアやメロにパワー不足を感じてしまうんだな。もっとも、それは当人たち自身も「一人じゃLを超えられない」と認めていたんだけど。

しかしやっぱり、第2部ではすっかり「過去の人」になっちまったのが悲しい。 確かに、ライトもニアたちもLに対し特別な思い入れがあることはわかる。「ライト対L」こそが、この作品の主題ってことも描かれている。 だけどそれにしては、扱いが可哀想な気がしてさ……。
もっとも、死してなおライトからさえ「奇妙な友情」を感じられているLは、心底素敵だと再認識。
「ニア、おまえはLにはるかに劣る。おまえにLの面を着ける資格はない」ってライトの胸中に感動!

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