07.4.13
  ―― <ぬ> ――

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結論から言うと……無かった。
何が無かったって、最初に「ぬ」の付くゲーム・アニメ・マンガが。

いや、もちろん世の中にはそういう作品もあるだろう。
ここでいう「無かった」とは、つまりオレが思い付かなかったということ。
転じて、オレがそういう作品に触れてこなかったということ。

そりゃ名前だけ知っているモノなら、いくつか挙げられる。
『ぬし釣り』(確か「○○の」が付かないヤツもある)とか。
『NOON』とかな。
だけど自分がプレイしていないどころか、ネタにするほど詳しくもない作品をここで挙げても意味は無い。

しかし偉そうに五十音日記とか言っときながら、こんなところで詰まった自分には心底辟易させられる。結局オレはこの程度の知識量だったのかと思うと、情けないやら腹が立つやら。
何か別の手段を考えざるを得ないのは「を」「ん」の2つだけだと思っていたのだが、とんだザマだ。


…だが、ここでウダウダ言ってるだけでも仕方ない。
緊急措置として、いつもは各2つずつしか書かない「キャラ」と「その他」項を、今回は3つずつに拡大しよう。
見苦しい措置だが、しないよりはマシだろう。

というわけで、以下本文。


●最初に「ぬ」の付くキャラ
1.「鵺野鳴介」(ぬ〜べ〜)

「ぬ」といったら『ぬ〜べ〜』だな。
あ、でもアレはあだ名であって本名じゃないんだ!

…と思ったが、考えてみたら本名も「ぬ」だったな(笑)

しかし小学生の頃は、オレだけでなくクラス全体、学校全体(の男子)で流行っていたような気もするこのアニメ。
昔は鬼の手発動時の経文もソラで言えたんだけどなぁ…。

今じゃ
「こうふくぐんま、ごうらいしょこう!!」
くらいしか覚えてない(笑)
しかも原作とアニメ版じゃ経文が違うという罠。


2.「ヌ・ミキタカゾ・ンシ」(ジョジョ)

「わたしの名は『ヌ・ミキタカゾ・ンシ』といいます。年齢は216歳です」

いやいや、ハハハ…。
4部はあんまり好きじゃないんだけど…。

コイツはイカスぜ! 最高だ!!

というか、仗助と露伴先生のアレが好きだったのかも(笑)
もしかしたら、4部で一番好きなシーンがあそこだったりするくらい、オレ的にはツボだったんだ。

「“手”治させろ、コラァ!!」


3.「柳宿」(ふし遊)

読めない人のためにルビを振ると、これで「ぬりこ」だ。
といっても読めない人はそもそも『ふし遊』を知らないので、説明しても無意味だったか(笑)

しかし、子ども心ながら……。
柳宿が命を落とすあのシーン(正確には戦闘終了からの一連の流れ)には、マジ泣きした覚えがある。別に柳宿がことさら好きというわけじゃなかった。だがもう、アレにゃそんなの関係ないよな…。


●最初に「ぬ」の付く台詞
「抜き打ちか……笑止!!」
(劇ナデ/北辰)

仲間内で流行した台詞ではないものの、個人的にはヒットだった。
劇場版のラストを飾るあのシーンにはまさしく「息を呑んで見入っていた」ため、やはりこの台詞にも印象が強く残っている。また、『スパロボ』で劇ナデが登場するときも、あそこにはナイスな演出がされていて…。
やっぱりイカスぜ!!


●最初に「ぬ」の付くエトセトラ
1.「ぬすっと斬り」(DQVII)

スクウェアとエニックスが合併したから……
なのかは定かじゃないが、『DQ』シリーズもVIIを迎え、ようやく登場した「盗み技」。FF風に言うなら「ぶんどる」か。

といってもなぁ…。
実際、あの技使った経験なんざ殆ど無いんだが(笑)

やっぱりDQの雰囲気と合わなかったというか……。
単に面倒くさかったというか……。


2.「盗む」(FFシリーズ)

FFシリーズと言いながら、やはり「盗む」に一番お世話になったのは『IX』だろう。というかオレは実際のところ、そもそも「盗む」というコマンドが昔から好みじゃなかったんだ。
『IV』ではエッジが攻撃の手を休めてまでやることじゃないと思ったし、『V』ではアビリティ枠をひとつ消費するほどのモンじゃないと思ったし、『VI』じゃロックが好きじゃなかったし(笑)

以下略といった感じで、『IX』になるまでこのコマンドを使っていなかった…もとい、「使う機会さえも作らなかった」わけ。

しかし『IX』はご存知の通り、主人公がジタンだ。
すなわち最初から固有アビリティに「盗む」がセットされ、外すことはできない! ジタンをパーティーから外すこともできない!

となればもう…今度は逆に、使っていくしかないだろう!
この「盗む」、今使わねばいつ使う!? …という感じだ(笑)

ともあれ『IX』ではそれまでのFFシリーズの反動のような形で盗むを使いまくったわけだが、神竜からグランドアーマーを盗むのに1時間以上かかっても無理だったことがあるオレ。
しかもそれで嫌になってリセットし、もう一度バトルに臨んだところ、2,3ターンであっさり盗めてしまったのだからやってられない。
アレはなんのイジメだったんだ!?


3.「沼」(カイジ)

限定ジャンケン以後、久々に長丁場となった沼パチンコ編。
あの話が始まった当初は、まさかアレでラストまで引っ張るとは思わなかった。しかしそれでいてダレることなく、最後まで波乱も波乱・どんでん返しの連続で描ききった福本さんの手腕にはさすがの一言。パチンコに詳しくないオレでも、手に汗握る展開にはハラハラの嵐であった。

最後、カイジが負けるラストになるかと思って少し心配したくらいだ(笑)

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