4位:ホイミン(VI/ホイミスライム)

『V』のコイツも同じくらい好きだが……一応、ここでは『VI』のに注目したい。
なにしろコイツもレッサーと同じく、7人目の「選ばれし者」だったのだから。

しかしながら、『VI』の仲間モンスターというのは『V』時代と明らかに違うところがある。
それはすなわち、「個性の欠如」だ。
『VI』にはシステムの中心部に「転職システム」が存在するため、人間だろうがモンスターだろうがいかなるメンバーであれ、 最終的に行き着く場所はほとんど変わらない。
「回復魔法が使える!」ということだけで神のように扱われる時代は、既に終わったのである。

回復・攻撃・戦闘補助。好きなモノを身につけられるようになった今、最終的にはパラメータ・装備可能武器だけが勝負を決める。 つまるところ、ホイミンにはそのいずれも備わっていないわけだ。

確かにコイツには、「ベホマズン」というオリジナル魔法を無意味にも覚えるという個性はある。
だが、オレが好きなのはそこではない。要するに、昔からの愛着が決め手なのだ。

ホイミンとの付き合いは、遠く『IV』時代までさかのぼる。
そこから『V』『VI』と、毎回のようにコイツを優先的に仲間にしてきた。
その積み重ねが、今日までの愛着を生み出しているというわけだ。

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