100位:柳 龍光 (BAKI)
「卑怯とは言うまいね」
「このワザは……痛いよ」
やっぱりオレは、武術家という人種が好きということらしい。シリーズが『BAKI』に入り、みっちゃんから今回の趣旨を聞かされたとき……オレは、そう大きな感動を得られなかった。
死刑囚VS格闘家という構図、確かにそれは面白いかもしれない。だけど、刃牙もツッコんでいた通り「死刑囚」を格闘家・武術家と同列に見るのはどうにも無理があったんだ。
しかし、そんな中でも柳だけは違った! ブラフや騙し討ちの権化でなく、柳だけは武術家としてカッコ良かった! こりゃ惚れるっきゃねえだろう!!
99位:神代 美耶子 (SIREN)
「もっとゆっくり歩いてよ、見えないじゃない」
「全部消して。この村も、あいつらも、全部」
美耶子という少女は、本当に不思議な娘だった。初めて出会ったときからなんとなく感じていたのは、美耶子の放っていた不思議な「オーラ」なんだ。
それは別に目が見えないとか、幻視ができるとかそういう具体的なイメージではなく。なんというか、とても不思議な雰囲気をまとっていたんだ。
普通あるキャラクターを好きになるに際し、オレは彼・彼女との付き合いを重視する。一緒に旅をしたりと、長年の付き合いから段々と惹かれていく。
でも美耶子の場合、決して出番に恵まれているワケじゃない。でもオレは彼女が好きだ!! 特にラス面で、恭也に寄り添う彼女を見たりしたらな……。
98位:ルーク・フォン・ファブレ (テイルズオブジアビス) ILLUST
「俺は悪くねえっ! 俺は悪くねえっ!」
「死にたくない、死にたくない、死にたくないっ!!」
ルークファンの人に多いのは、アクゼリュスを崩壊させたルークを彼自身の言うとおり「悪くない」と認めてしまうことだ。
仲間からも散々責められ可哀想という気持ちならわかる。でもルークが幼くて、何も知らないことを理由にして彼を「悪くない」と断ずるのはどうだろう?
ルークは何も考えていなかった。自分で考えようとはしなかった。そんなルークにも責任は確実にあると、オレは思う。
だからこそ、生まれ変わろうと努力したアイツの健気さが胸に突き刺さるんだ。ルークを悪くないと思っている人には、逆にわからない気持ちかな。
97位:コレット・ブルーネル (テイルズオブシンフォニア) ILLUST
「れっつごー!」
「アイテムスティー……いたっ! 失敗しちゃった〜」
オレはコレットを知って、初めて「ドジッ子」というモノの魅力に気付かされた!
何もないところで転ぶ! 壁に穴を開ける! あまつさえ戦闘中、羽が生えて飛んでいるというのに転ぶ!!
もはやドジッ子の域を超えている気もするコレットちゃんだけど、とりあえず可愛い! 見事なボケ役でもあるところが良い味出してるッス!!
ハッキリ言って「典型的なヒロイン」とも言えるタイプだとも思うのだが、なぜだかそれを感じさせない。そんな魅力をコレットちゃんは持っているんだ!