18位:イザーク・ジュール (機動戦士ガンダムSEED シリーズ)
「うるさいっ! 腰抜け!!」
「逃げ出した腰抜け兵がーーーッ!!!」
「出て来い、ストライク……! でないと傷がうずくだろうがーーッ!!」
「うるさいっ! 今は俺が隊長だ! 命令するな!! 民間人がーーーーッッ!!!」
ザフトの赤服として、最後の最後まで戦い抜いた男。それがこのイザークだ!
とにかくだ。上の台詞群を見てもわかる通り、異常なほどのハイテンションさが相当にナイスなイザーク! 怒ってても、そして怒っていなくても叫びまくりとは最高すぎるっ!
アスランとの「イザーク、出すぎだぞ!」「うるさいっ!!」というコントは、『SEED』屈指の爆笑シーンだった!
ともかくも、物語を追うごとに確実に、また人間的にも成長していったイザーク。オレがコイツのファンになるにはそう時間は必要なかったな。
迷いながらもラストまで敵側で引っ張り、最後の最後にてカガリを守りつつフォビドゥン・レイダーの2機を撃破! あの活躍&カッコ良さにはシビれたぜ!
『DESTINY』では完全な脇役になってしまったが、ユニウス・セブンでの活躍には大拍手! というかイザーク強すぎる!! 確実にアスラン超えてるだろ!?
17位:瀬田 宗次郎 (るろうに剣心 明治剣客浪漫譚)
「僕が悪いんじゃありませんよ。怒るなら緋村さんを怒って下さいね」
「この世は所詮弱肉強食。強ければ生き、弱ければ死ぬ」
「ちょっと本気を出せば僕にだって……ね」
「ソウダ……ボクハアノ雨ノ中デ笑ッテイタケド、ホントハ泣イテイタンダ。ホントハ泣イテ――」
宗ちゃんは、オレにとって「カッコ良い」とも「可愛い」とも違う気持ちを抱かせる稀有なキャラだ。大抵のキャラは程度の差こそあれそのいずれかに分類されるというのに、宗ちゃんの場合はなんだか違うんだよな。
ともかく、オレが宗ちゃんのことを魅力的に感じる所以は大きく2つある……んだと思う。ひとつは、とりあえずその戦闘スタイルだ!
「横方向だけでなく縦も絡めた全方位空間攻撃!!」ってヤツか? もちろんそれもグッドだし、何より「縮地」というそのものがカッコ良すぎるんだ!! 宗ちゃん自身に対してはともかく、あの闘い方はホントにカッコイイと心から叫べます!!
もうひとつはやはり感情欠落という性格(?)と、その元となる彼の過去。それらが訴えかけてくるモノの重みが、宗ちゃんを本当に魅力的にしたんだ。