24位:マオ (テイルズオブリバース) ILLUST
「しゅー、しゅー、しゅーてぃんぐすたー♪」
「それはボクがカワイイから、だよネ!」
「ボクが弟じゃ……ダメ?」
「マオ、大活躍! の巻〜!」
別に、駄作とか嫌いなゲームとかそこまでのレベルじゃない。だけど『リバース』はオレ的に、大好きなテイルズシリーズの中ではちょっとばかし微妙なゲームだった。
それは主にシステム面に関する話で、だから作品をゲームとして客観的に判断した場合そのランクは必然的に低くなってしまう。
でも、オレは実際楽しんでこのソフトをプレイしていた。それは何故か? それはもちろん、マオという魅力的なキャラの存在にこそあるわけでっ!!
まあ正確には、主としてマオ&ティトレイの力かな。でもやっぱトップはダントツこの子! だからその愛着の根はすんごく深いぞ!!
マオの魅力を語るとき、特筆すべきは当然その「可愛さ」だ。でもそれだけじゃ芸が無い。もう一歩踏み込むとすれば、マオは自分の可愛さを自覚して武器にしてる(笑)ような節があるからナイスなんだ!!
それに加えて、年相応の子どもっぽさまで併せ持っているのがたまらんのです!!
23位:範馬 勇次郎 (グラップラー刃牙 シリーズ)
「そそられたぞストライダムッ!!」
「もう……心配ねェ」
「おまえの甘っちょろい思想の果てに、あの姿がある!!」
「力みが……足りねぇか」
古今東西のマンガには、一作品に大抵ひとりは「圧倒的な最強キャラ」というモノが存在していると思うのだがどうだろう? それは必ずしもラスボスというワケではなく、時にラスボス以上の最強さを見せるキャラだっている。
例えば『るろ剣』の比古師匠とか、『ワンピース』のミホークや白ひげとか。スペードのエースではなくジョーカーって感じのキャラのことだ。んでオレは、基本的にそういうキャラは好みだったりする。
でも、そうじゃない。勇次郎は、もはやそんな域にはいないんだ!! ジョーカーさえも破り捨てる人外魔境な駆動地雷、それがこの男・範馬勇次郎ッ!!
作中でもキリストに例えられたりしていたが……カリスマという一点においては、勇次郎に比類する人間などそうは見つかるものではない!!
「クリリンとどっちが強いか!?」なんていう議論がたびたび交わされる彼だけど、オレ的には既にセルと比べるレベルにまで昇華されてますからッ!