ジューダス……そして、リオン・マグナス。ここでは便宜上「ジューダス」としたが、オレが好きなのは「どちらか」じゃない。「どちらも」だ!
リオンのどこか影のあるカッコ良さ、それに危うさ。ジューダスとなってからの信念、強さ、優しさ、そしてもちろんカッコ良さ……。
ふたつのキャラで、それぞれふたつの良さを持ち合わせるひとりの人物。それがこのジューダスなんだっ!!
リオンとジューダス……その2人のキャラが織り成す影響は、思う以上に大きかった。
そもそも『D2』のプレイ前から……。初代『デスティニー』しか知らない時から、オレはリオンの大ファンだった!
リオンは好き、もちろんジューダスも好き! そしてランキングにおいては、両者は同一人物として同じ位置に「統合」される。すなわち、単純計算すればその愛着も2人分だっ!!
もっとも、リオン・ジューダス各々が個別に相当好きだからこその3位なんだけどな。むしろもう既に銅メダルですよ?
リオンのことを思うとき、誰でもまず頭をよぎるのがストーリー的なコイツの位置付けに対する悲観だろう。もっともあの部分があったからこそ、コイツが更に魅力的に見えるんだという事実は否めない。 が、それでもなお! ……それでもなお、中盤での脱退とその後の救われないラスト……どれもこれもがプレイヤーの心に「しこり」を残してくれるんだよッ!! くそっ!!
対してジューダスのことを思うときには、まず思い浮かぶのは何を差し置いてもその「秘奥義」の秀逸さだ!!
確かにロニのそれも相当に好きなのだが、あっちはやっぱりイカす系。ジューダスの圧倒的なカッコ良さは、リッドと並んでテイルズ不動の双璧だっ!!
そして、キャラの素敵レベルもそれに輪をかけて半端じゃない!
利用され、裏切り者の道を選んだ「リオン」に対し、ジューダスは自分が裏切った友とその息子を想い、守り、導くことにその生命の全てを賭けた。
過去は決して戻らない。だけど絆は取り戻せる。ジューダスはその生き様で、オレにそう答えてくれたんだ。