45位:ティーダ (ファイナルファンタジーX)
「最後かもしれないだろ? だから、全部話しておきたいんだ」
「オレの物語……くだらない物語だったらここで終わらせてやる!」
「勝手で悪いけどさ……これがオレの物語だ!!」
「FFシリーズの中でカッコ良さNo.1の主人公は?」と問われたら、オレは恐らく2人で迷う。1人はジタン……IXの主人公だ。自由奔放に生きつつも、自らの信念は曲げないというアイツはやっぱカッコイイ。
でもオレはきっと、最終的なNo.1にジタンを選びはしないだろう。
……確かに頻差だ。頻差ではあるが、その称号はティーダ。コイツにこそ送りたいんだ!
「命を賭ける」という領域までなら、きっと多くの人間が到達できるだろうとオレは思う。でも、コイツが賭けたのは命じゃない。そしてそれは、多分命よりも重い。
ティーダは自らの「存在」を賭けて戦った。押し潰されそうな恐怖の中、笑いながら戦った。そして最後に少し泣いた。……カッコ良かった。
44位:メルディ (テイルズオブエターニア) ILLUST
「はいな! バイバ! ワイール!」
「いんふぇりあ、せれすてぃあ、ドカーン!!」
「これでさいごだ〜! インディグニション!!」
メルディの魅力その一! 何は無くともメルニクス語!! 知らない言葉を話す異国の少女……ってことで、とりあえずのっけから引き込まれた!!
メルディの魅力その二! メルニクスというかむしろメルディ語! 言葉が通じるようになっても、メルディ独特のイントネーションで話す彼女が可愛いっ!!
メルディの魅力その三! 言葉とかそういうこと以前に、普通に性格が可愛い! 天然ボケでもあり妙に博識で大人びてもあり……とにかく魅力的っ!!
要するに、端的に言えば全体的に魅力満点ってこと! ファラに次いでメンバー第二位のトラブルメーカーであり、またフェイスチャットでもリッドやらキールやらに思いもかけぬ騒動を引き起こす! そんな彼女はやっぱベリナイス!
もちろん、キールとのカップリングも大好きです!!
43位:加持 リョウジ (新世紀エヴァンゲリオン)
「彼女、というのは遥か彼方の女と書く。女性は向こう岸の存在だよ、我々にとってはね」
「シンジ君、俺はここで水を撒くことしかできない。だが君にならできる、君にしかできないことがあるはずだ」
「まるで血の赤だな……」
加持さんが死んだ。オレがあのシーンを初めて見たとき、ミサトさんのように泣き崩れはしなかった。シンジのように目を逸らすこともしなかった。
オレは……ただ呆けていたんだ。信じたくなくて、信じられなくて。……そう、加持さんは自らの死期を予感していた。その事実はわかっていたはずなのに、オレは信じられなかったんだ。
生き様のカッコ良さという点で、『エヴァ』内に彼と並ぶ人間など皆無だった。信念と好奇心、ただひたすら自らの進む道だけを信じていた加持さんは本当にカッコイイ。
だからこそ、信じたくなかった彼の死も今では受け入れている。なぜなら、彼自身が人生に悔いなど残していないだろうからだ。