6位:宮田 司郎 (SIREN)

「やめろ……やめろ! やめてくれ!! ……本当にしつこい女だな……」
「慣れてないんですから、牧野さんは」
「お前の役目だろ。消し去れ、全て。跡形も無く」
「化け物役だけは御免だ。さよなら、兄さん……」
「煉獄の炎……。俺の命と引き換えだ」

第6位、『サイレン』より宮田司郎の登場だ! むしろRPGだったらわかるのだが、アクションゲームのキャラクターがトップ10にランクインするというのはメチャクチャ凄くないか!? ちょっと参照してみたら、アクションゲーム出典なひとつ前のランクキャラは同作より恭也(34位)。『SIREN』以外だと71位の斧男(クロック3)までさかのぼる。
そんな中この宮田は堂々6位、一桁順位なワケで!! オレがこの人を心底好きだという気持ちと同時に、本当に凄ぇキャラだと再確認した。

宮田の魅力と言ったら、何は無くともそのダークHEROっぷりしかない! そもそも『SIREN』には正統派・完全無欠の「HERO」であるSDK(恭也)が存在する。 宮田のダークHEROっぷりは見事にそれと対極化され、それゆえに5割増しほどに魅力的に映るんだよ! 物語の影の主役としてさ!
しかも恭也との対比と同時に、宮田の場合ヘタレ求道師様との見事な対比も見られるっしょ?(笑) それゆえに彼のオーラは更に神格化され、ダークな魅力がこれまた溢れかえるってワケ。 美奈を薬品であっさり撃退した時、理沙が「求道師様」でなく宮田の方に迷わず駆け寄ったのには色々な意味で笑いました。まさに天性のカリスマだ! (むしろ、アレは牧野さんがヘタレすぎだっただけという説もあり)

基本クールで時たまマッド。不安定な危うさを併せ持つ宮田の性格はこれまたカッコイイな。
上にも色々挙げてあるように様々なタイプの台詞が宮田にはあるが、そのどれもがイカしてるんだよこの人はッ!!
例えば一番上のは危うさと冷徹さ、二番目は怖いほどの冷静さ、三番目は悟ったような語り口……。このような多岐に渡る台詞を持つ宮田なのだが、どれもが共通して「イカす」ってのは凄いっしょ!? ある意味芸術的ですらある!!

そしてもちろん、戦闘時におけるその強さもまた素敵すぎて! アクションだけあって「戦闘」はゲームの重要なファクターであるが、宮田の強さは支配的ですらある!! 犬屍人やら蜘蛛屍人、ヤツらをネイルハンマーにて一撃で屠るその姿を見て……感動しない人などいるか!?
むしろ強引に突っ込むことで、近接武器で銃屍人をブッ倒すことさえ可能というのは感動以上に笑った!! 場合によってはゴルゴでもイケるし!!

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