68位:ギュスターヴ13世 (サガフロンティア2)
「変なのはお前だ、ケルヴィン」
「そんな自分勝手な目的のために皆のアニマを犠牲にするんだ。アニマの無い男の考えそうな事だろう?」
人は、自分の弱さを見せたくないものだ。だから無理をして自分を取り繕う。特にゲームやマンガに登場するヤツらなんて、自分のカッコ良い部分しか見せようとしないだろう。
カッコ悪い部分が見えないからこそ、オレたちはそいつを「全てがカッコイイ!」なんて評し、崇拝するんだと思う。
でも、ギュス様は違った! ギュス様には、カッコ悪いところがいっぱいある。アイツはいつも、それを自分からさらけ出すんだ!
そして、それでもなおカッコイイのがギュス様なんだよ! 自分を隠さず、生き方全てを魅せつけるギュス様なんだよ!! カッコエエ〜〜!!
67位:クラース・F・レスター (テイルズオブファンタジア)
「ミラルドミラルドミラルドミラルド……」
「私は……もう二度と会えないな」
お、なんだか『テイルズ』のキャラも久しぶりという気がする。それはそうと、初代『ファンタジア』よりクラースさんだ。
パーティー唯一の大人。そんなクラースさんだからこそ、役割は仲間全員の牽引……と思いきや、そうでもないのがこの人の魅力なんだよ!
天然ボケのクレス&ミント、にぎやか担当のチェスター&アーチェ。だったらこの人が担うのは、大人の男として皆をまとめること。やっぱ普通ならそうだろう!?
でも違うんだよクラースさんは! そんな皆に混ざりつつ、はしゃぎまくるのがこの人なんだ! そして、そこがまた魅力的なんだよ!
66位:ウィリアム・ナイツ (サガフロンティア2)
「許さんぞ、アレクセイ!!」
「こんな時だけ正義漢ぶって、いつものすかした態度は何ですか? いつものナルセスさんみたいに放っといてくれればいいんですよ」
『サガフロ2』に登場するキャラたちというのは、これまた他と違って面白い。何が面白いって、あるキャラクターに注目するに際しその「年代」という要素までが考慮に入ってくるのがだ!!
こんなこと、まず普通の作品じゃ考えられない。
幼少期、青年期、壮年期、老年期。様々な部分を見てきたからこそ、彼・彼女の人生全部を総合して「好き」と言える。それが『サガフロ2』なんだ。
特にウィルは作品内最長寿であり、登場シナリオも圧倒的に多い。壮年期には思うところもあったが、それもひとつの味。やっぱ総合して好きなんだ!
65位:ティトレイ・クロウ (テイルズオブリバース)
「今だ、俺は鳥になる!! 紅蓮天翔ォォォォォーーーー!!!」
「面ァ貸せって言ってんだ!!」
ティトレイには、大きな魅力が2つあるとオレは思う。ひとつは、やっぱりそのムードメーカーっぷりだろう!
マオにもツッコまれていたように、そもそも『リバース』の面々は無口軍団だ。ヴェイグ・ユージーンはもちろんのこと、女性陣もそうおしゃべりな方じゃない。
そんな中でコイツのやかましさというのは、本当に救いになるんだよ。なんかトゲのある言い方だけど(笑)。
そしてもうひとつは、なんといってもその熱さ!! 主人公ヴェイグをも凌駕するその熱さは、まさにティトレイの魅力そのものなんだ!!