8位:ホシノ・ルリ (機動戦艦ナデシコ)

「ばかばっか」
「ライチライチェルライチェルライチ〜〜!! ……バカ?」
「この世のものとは思えませんね」
「はい、ルリです。……ニャオ」
「星の数ほど人がいて、星の数ほど出会いがある。そして……別れ」

第8位! 『機動戦艦ナデシコ』より、電子の妖精ルリルリだっ!!
……さて。もう幾度も言ってきたことかもしれないが、オレはもともと『ナデシコ』において、ルリルリよりむしろユリカ派だった。 もっともそれは相当に拮抗した想いであり、当時のランキングでは「ユリカ4位、ルリ5位」ってな状態だったんだけど。
それが今はどうだ。ルリがここ8位に対して、ユリカは遠く50位。ユリカが嫌いになったワケじゃないが、今や圧倒的にルリルリ優勢ってことさ!!

とはいえルリルリとの出会いを思い返すに、当初はとても影が薄かった……というか、ほとんど注目していなかった。
アニメを見ていた当初のオレは「あなたしか見えないっ!」という感じで完全にユリカの虜になっており、他キャラにまで目を回していられなかったんだ。
だからルリルリにも意識を回し始めたのは一度最終話まで見終えた後。ビデオの2周目に入ったあたりのことになるな。

ルリルリの魅力を語るにあたって、普通抜かすことができないのはやっぱ「可愛い!」という言葉だと思う。そう、確かにルリルリは可愛い。でもオレの場合、彼女の一番好きなトコってのは実はそこじゃないんだ。
ルリルリの一番の魅力とは、彼女が「強い」トコだ。更に言うなら「強くて優しい」トコだ。もっと言うなら「強くて優しくて仲間想い」なトコだ!
その3要素が根底にあった上で、もちろんのこと「可愛い」! だからルリルリは魅力的なんだ!!

「少女で大人」という自称(?)よろしく、台詞の言い回しが極度に素敵なのもルリルリの魅力。
ベストシーンは第18話「水の音は『私』の音」にて、「これをおいしいと思う人は舌が壊れてます」から始まる一連のピザ屋イベントだ!!
その後アキトと交わす「マズかったな、あのピザ」「この世のものとは思えませんね」というやり取りは極度までナイスでしたっ!!

ちなみに劇ナデのルリも嫌いってワケじゃないが、やっぱりオレはアニメ派です。「ばかばっか」の無くなったルリは、なんだかルリっぽくないんです!!

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