14位:ムウ・ラ・フラガ (機動戦士ガンダムSEED)

ムウさん! 元々は『SEED』シリーズで一番好きなキャラだったこの人だけど、今ではちょっとばかり下の位置に。 もっとも現在に至っても三指に入るほどの(そもそも総合10位台の)好きキャラなのだから、「下」といっても本当に微々たるモノなんだが(笑)
ともかくムウさんは、特に『SEED』序盤のストーリーにおいては「超」が付くほどの活躍っぷりを見せてくれたと思う。 当時の存在感はある意味主人公のキラよりも高く、そしてそのときの思い入れが強くあったために、今これほどのムウさんファンとなっているオレがここにいるわけだ。

まずオレ的に言って、ムウさんの魅力というのは大きく2点に分けられると考えている。まず1点は、やはりその「兄貴っぷり」というファクターだ!
事故のせいでという理由もあったが、乗員の平均年齢が低いアークエンジェルの中においては実質的に…そしてもちろん精神的にもムウさんは完全な「兄貴」であり、キラを始めとする学生組の精神的支柱になっていた。ノリの軽い性格ながらも、その姿はやはりカッコ良く映ったんだ!
そしてもうひとつの大事なファクターというのが…単純に彼の戦闘能力! その姿には、やはり魅せられるものがあった!! さすがはエンデュミオンの鷹とでも言うべきか…。クルーゼと並んで「最強のナチュラル」の名を欲しいままにする彼の姿はマジで凛々しい! 戦闘機でガンダムと渡り合うんだぜ!?

  13位:シン・アスカ (機動戦士ガンダムSEED DESTINY)

オレは『SEEDデス』という作品もけっこう好きではあるのだが、『SEED』に比べて難点だったのは「DESTINY初出組」のキャラにパンチ力のあるヤツが少なかったところだ。だけどもコイツは…コイツだけは別だ! シン・アスカ…アイツほどインパクトのあった主役というのも、他にはいまいッ!
しかし世間じゃご存知の通り、シンの不人気っぷりはまた凄まじい。皆が皆、「アイツは主人公じゃねーよ!」なんてことを叫んで、シンを馬鹿にする。
もちろんそれもいいだろう。だが、それなら主役ってのは強くてカッコ良くて誠実で正義の使者で、綺麗事を並べ立てまくるキラ・ヤマトみたいなヤツだったらそれでいいってか!? 違うだろ!? それが良いんだったら一生アンパンマンでも見てやがれ!! (注:オレはキラも好きです)

まぁ上記のは冗談だとしても…ともあれ、オレがシンの圧倒的な人間的魅力に惚れ込んでいるのは紛れも無い事実だ。 近年あれほどまでに人間臭い主人公など、他にいただろうか!? 古き日の碇シンジをホーフツとさせるようなシンというキャラクターは、完璧にオレの琴線を揺さぶった。
自身の考えが常に揺らいでおり、状況に流され、すぐキレる(笑) ある意味アイツは現代少年のステレオタイプのようなモノで、だから「同属嫌悪」が発生し、結果的にシンは不人気になる…と。まぁシンの大ファンであるオレとしても、アイツが万人から好かれるヤツだなんて思ってないからな(笑)

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