30位:仁王 雅治 (テニスの王子様)
さて、ここから先は1ページ2人という大盤振る舞いへと変化! というわけで、1人当たりの文章量も更に増大するわけだな(笑)
ともかく全300位中、これまで10人以上がランクしてきた『テニプリ』勢…そのトップに位置しているのが紛れも無くコイツ! 仁王なのである!!
オレが作中「一番好きな学校」の立海だが、それは相当な好きキャラである仁王(真田・柳生・ハゲ)が所属しているから…って理由も強いんだろうな。
もっとも正直言って、仁王がどの学校に所属していたとしても、オレはコイツに惚れていただろう。それほどまでに、仁王の魅力は凄まじかった!!
なにしろ、その通称が「コート上のペテン師」だぜ!? 「皇帝」や「ジェントルマン」なんてのも相当にヤバイ部類に入るとは思うが、「詐欺師」ってのはその中でもトップクラスのブッ飛び加減だろう! あの性格とプレイスタイルには、マジで見惚れたぞオイ! いやホント、冗談じゃなくて!!
ゴールデンペアとの対決は、『テニプリ』全体から見ても五指…三指…いや、むしろ一番好きな試合かもしれないと言えるほど。
そしてもちろんその理由は、8割以上が「仁王に見惚れていた」からだ! 「残念無念…また来週……」 だなんて、たとえ中身が柳生だろうとも関係なく惚れましたぜ(笑)
あの魔王・真田さえも抑え、「最も怖い男」とすら称される仁王…。その魔性の魅力にゃ引き込まれずにはいられない! マジでカッコイイです!!
29位:テンカワ・アキト (機動戦艦ナデシコ)
コイツ…アキトの魅力ってのは、本当に単純なモノだと思っている。それは、本当に単純なカッコ良さなんだ。少なくともオレはそう感じている。
だけど、アキトは確かにカッコ良いとはいえ、アイツは決して「二枚目」じゃない。むしろ、かなり三枚目に近い主人公だろうと思う。
でも三枚目でありながら、アイツは「三枚目なりに」できる限り頑張り、努力し、悩みながら成長していった。
そして…そのがむしゃらな姿こそが本当にカッコ良かったと、オレは心から思うんだよ!
その部分こそが、オレがアキトをここまで好きになった一番大きな理由なんだ!
物語の当初は本当に弱気で、戦うことからも逃げがちだったアキト。
だけどガイの死、木星トカゲとの邂逅、ボソンジャンプの発言など…そういった様々な「試練」を乗り越えていったアイツは、作中最大の人間的成長を遂げたと言って良いだろう。特に精神面の成長は著しかった。
「誰かを守るために戦うって、そんなの当たり前だけど……。相手は死にますよ?」 …その言葉の内に含まれた重みには、エリナさんだけじゃなくオレもハッとさせられた。そして最終的に「正義」とか「悪」という概念に縛られなくなったアイツの姿は、本当に凛々しかったと思う。
ちなみに劇場版のプリンスアキトもかなり魅力的だが…やっぱりオレはアニメ版のアイツが好き! 全26話で形成された愛着は、そう簡単に覆らない!