5位:カノン･ヒルベルト (スパイラル 〜推理の絆〜)
さてさて…トップ10もいつの間にやら半分が消化され、いよいよ片手で数えられる順位に突入するオレの総合キャラランク!
というわけで指レンジャーの先鋒となる第5位は、かの『スパイラル』よりカノン君だ! そもそも『スパイラル』というマンガ自体がオレの(アニメ･マンガ合同の)トップグループに入っているような大好き作品であるだけに、その作中トップキャラであるカノン君に対する愛着もまた深い!
本作の主役を張っている歩君もかなり好きとはいえ、そんな歩と比べても60位の差があるカノン君。オレも本当に惚れているってわけだ。
さて、そんなカノン君。もちろん5位という総合順位自体も相当に高いわけだが、「アニメ･マンガ」の「男性キャラ」と限定した場合、紛れも無く1位なのがこのカノン君なんだ! 彼のカッコ良さ、冷徹さ、そして危うさ…そういった部分を全てひっくるめた上で、オレはカノン君の大々ファン。またオレにしては珍しく、彼には登場当初から既に惹かれていた感じでもある。要するに「一目惚れ」ってヤツだな(笑)
そして何より…オレがカノン君に惹かれた最も大きなポイントは、彼の魅力が「相反する2点」に集約されていたからだと思うのである!
ここで言う2点とは、すなわち単純にその「性格部分」だ。これは理緒にも共通して言えることだが、「通常時」と「戦闘時」におけるそれぞれの性格…そしてまた、2つの性格が織り成すそのギャップ! この魅力が果てしないがゆえ、オレはカノン君にここまで惚れているんだ。
まず通常時の彼は、いつもニコニコ好青年! 人当たりも良くジョークも得意で、それは転入早々あっと言う間にクラス(主に女子)の人気者になった様子からも見て取れる。休日はゲームセンターに赴き、クレーンゲームで猫のぬいぐるみをゲット。それを嬉々として抱き締め喜ぶカノン君の姿は、ホントに微笑ましく映ったもんだ。そんな「表の姿」にも、オレは相当に見惚れている。
そしてカノン君の「裏の姿」といえば、それはご存知ガン･ウィズ･ウィング! 翼ある銃に例えられるその戦闘能力と、「表」とは180度変化した性格や表情は…これまた凄まじすぎる魅力であるッ!! 歩はもちろん、「悪魔」の称号を有す火澄からさえ「戦闘力じゃ勝てない」と言わしめるほど極限の力を持ったカノン君の姿は、まさしくバトルアーティスト! そしてこちらの姿に対しても、オレは本当に惚れているんだ。
だけどもオレは、「この2つの姿がどちらとも好き!」という単純な理屈だけで、ここまでカノン君に惚れ込んでいるわけじゃない。
オレ的に重要なのは、何よりカノン君が誇る2種類の姿…その2つが「どちらともカノン君の飾らない姿」である…いや、少なくとも「そう見える」という部分なんだ!
表と裏…どちらかが「本当の姿」で、どちらかが「演じている姿」だっていうキャラなら、それこそどこにでもいる。だけどカノン君はそうじゃないんだ!
好青年のカノン君と、ガン･ウィズ･ウィングのカノン君。そのどちらもが「本物のカノン君」であるように感じるからこそ、オレは彼に強い魅力を抱いた。
「その気になれば今カフェテリアにいる人間…20秒以内に皆殺しにできるよ」「これしき…しのいでみせる!!」 など、台詞もまた相当に素敵だ!