57位:マース・ヒューズ (鋼の錬金術師)
『鋼錬』における圧倒的No.1の好きキャラというのが、このヒューズさんだ! エドアルもウィンリィも登場してないオレのランキングだが、それでもヒューズさんはこんな高位置にランクイン! オレもそれだけこの人が好きってのと同時に、やはりというか、彼を思い出すたびに悲しい気持ちになるな……。
そもそも実際問題として、ヒューズさんの出番・活躍期間は驚くほど短かったと言わざるを得ないだろう。それも巻数が少なかった当時ならともかく、けっこうな長寿マンガになった現在の『鋼錬』においては、「3巻程度の登場」というヒューズさんはもはやサブキャラという位置付けなのかもしれない。アニメ版では原作に比べりゃ少しは出番も多かったが、だからといって優遇されているわけでもないだろう。
だけど…だけどそんなヒューズさんに、オレは心から惹かれているんだ。確かに出番は少ない。でもその「少ない出番」の中で、あの人は凄まじくカッコイイ生き様をオレ達に見せてくれた。その姿は、時が経った現在でさえもオレの脳裏に焼き付いて離れないんだ。そしてだからこそ、悲しい……。
しかし危険を感じつつも「そこ」から逃げることなく、自らの正義と信念のために行動したヒューズさんは…本当にカッコ良かったな。
56位:ジョルノ・ジョバァーナ (ジョジョの奇妙な冒険)
『ジョジョ』の中で、オレは第5部が一番好きだ。他の部に比べても、かなり顕著に。そしてだからこそ、その主人公であるジョルノも大好きなんだ!
要するに歴代の「ジョジョ(主人公)」の中で一番…というかむしろ、現在『ジョジョ』の中で一番好きなキャラというのが、このジョルノだったりする。
さて…本名は汐華初流乃。通称ジョルノ。オレがアイツに惚れたのは、なにもアイツがディオの息子だからだとか…そういった部分に関係は無い。
オレはひとえに、ジョルノの性格…要するにあの冷静・冷徹・知的かつ剛健な、文武両道を体現したようなあの性格に見惚れたというのが理由である!!
確かにジョセフや承太郎も…いや、そもそも『ジョジョ』という作品自体が、パワーだけに頼らない知略戦を重視したバトルマンガだ。
だから本作においては「頭が良い」というファクターも、決して珍しいモノじゃないんだが…しかしそれでも、ジョルノはまた特別じゃないか!?
もはや主人公とは思えないほどのブラックな台詞回しは、本当に魅力的で…。15歳という若年ながら、ブチャと共に皆を統率する手腕にゃ脱帽!
「自分を知れ…そんなオイシイ話が……あると思うのか? おまえの様な人間に」 というチョコラータへの台詞にゃ…マジで心を揺さぶられたぜ!!
55位:L (DEATH NOTE) ILLUST
流河旱樹…竜崎…そしてL。様々な名を持つ彼だが、かくしてその本名は!? …まぁ、それは自分で単行本13巻を買って確認してください(笑)
ともかくオレはノーマルに「L」と呼ばせてもらうが…アイツの魅力に気付いたのは、実はけっこう最近になってからだったりするんだ。
というのも、オレは『デスノ』において、元々かなりのライトファンだったから。要するに本作を初めて読んだ頃はライトばかりに注目していたので、Lとか周りのキャラにまで目が向かなかった…というのが正しい(笑) だけど2度3度と読み返していくうちに…Lの魅力にオレは気付かされた!!
東応大学の入学式においても他の新入生から評されていた通り、あくまで(見た目は)秀才エリートタイプのライトに対して、このLはその容姿からして「天才タイプ」という感じ! もちろん見た目だけじゃなく、座り方・物の掴み方からして一般ピープルのオレ達とは一線を画し、果ては思考回路…「常識」などという枠を遥かに超越した奇想天外な戦略理論は圧巻の一言! オレはライトを好きなだけに、そのライバルであるLにも大きな魅力を感じたんだ!
そりゃ、確かにLの登場期間は作品の前半だけなんだが…それでも! Lの多大なインパクトは、オレをアイツのファンに変えるのには十分すぎた。