7位:ジューダス (テイルズオブデスティニー2) ILLUST1 ILLUST2

第7位、それはジューダス…またはリオン・マグナス…あるいはエミリオ・カトレット! テイルズ公式人気投票においては堂々トップを飾ったこともあるコイツが、満を持してこの位置に登場だ! クール系の男キャラとしては、最後の登場ということになるな。
ちなみにここで「リオン」ではなくあえて「ジューダス」と表記したのには、一応きちんとした理由がある。といってもそれは単純明快な理由で……。
要するに『旧D』『新D』それぞれのリオンと『D2』のジューダスを比較した際、オレが一番好きなのがジューダス(しかも圧倒的に)だったという話だ(笑)
ちなみに、3年前には総合1位の好きキャラだったコイツ。その頃に比べりゃ少しランクは落ちたとはいえ、依然大好きなキャラなのは間違いない!

さて、そんなジューダス。アイツの何処が好きかと問われたら、オレはまずこの部分を挙げる。すなわち、これは『D2』というゲームだからこそ感じられる特別な想い…端的に言うならば、「過去からの変化」をこれでもかというくらい感じられることだ! オレは確かに、リオンよりジューダスの方が好きであるわけだが…しかしジューダスを好きと想う感情の中に、リオンという要素が皆無なハズもないだろう! 言うまでもなく両者は完全な同一人物であるがゆえに、その愛着は2人の相関によって成り立っているというわけだ。

ジューダスのが好きとはいえ、もちろんリオンは嫌いだった…なんてことはなく、アイツも十分以上に好きだったオレ。 そしてだからこそ、ジューダスの姿はリオンからの「変化」が手に取るように判って、そういったイベントを目にするたびオレは本当に感動した。
過去に裏切った友。彼の友情を素直に受け入れることができなかったリオンは、ジューダスと名を変え、自らが裏切った友の息子を守り導くことを決意した。その姿は儚くも気高く、良い意味でヒネクレていた「リオン」よりも、人間的な深みが増したようにさえオレは感じた。
そして実年齢で言ったら、実はカイルと殆ど同じ年齢であるジューダス。だがそれでいて、兄貴・姉貴役のロニやナナリーをも差し置いてパーティーを牽引していくアイツの姿にはホントに見惚れるものがあった! さすがは、実質の30代(?)といったところか(笑)

バトルにおけるジューダスも、また魅力満点! 『D2』の戦闘は「ロニとジューダスの双頭が存在してこそ盛り上がる」という強い思いを抱いているオレだが、ジューダスのそれはあらゆる意味でロニの対極に位置しており、2人の織り成す相乗効果によって更に見栄えがするという感じだ。
「対極」というのは、ロニがHP・攻撃力に特化した戦士タイプであり、ジューダスがスピード・命中に優れた剣士タイプである…というゲーム的な部分はもちろんのこと、何よりその秘奥義のノリが両者で違いすぎるってのが凄まじい魅力! ロニのそれがひたすら「はっちゃけ」をテーマにしているのだとしたら、ジューダスのはひたすらに「カッコ良さ」をテーマにした秘奥義であると言える! 『D2』内においてはもちろん、テイルズシリーズ全てを参照してさえ唯一の「秘奥義終了後の決め台詞&ポーズ」が用意されているキャラということで、ネタにさえ見えないほどのキザっぷりには圧巻の一言!!
もちろん、決めポーズ中に敵に蹴られてお陀仏…なんていうベタベタなオチも込みにして考えた上でだ(笑)

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