10位:ファイナルファンタジーVII (PS)
『DQ』の方は既にトップまで出尽くしたというのに、『FF』はベスト10にもしぶとく(?)登場!
う〜ん……。別にオレはFF信者ってわけでもないんだけど、やっぱここんところがDQとFFの差なのかなあ……としみじみ感じてみる。
ともかくこの『FFVII』! 途中『XI』を除き、『I』から『X-2』まで11作をやったFFシリーズだけど、中でもオレが最も長い時間プレイしていたのがコレだろう。
「長くやっても飽きない」というのは、やっぱ良いゲームの条件のひとつではあるからな。
しかもこのゲームというのは、それでいてかなり「特殊」なんだよな。こういったRPGで「最も長い時間プレイした……」とかなんとか言った場合、その理由は普通「何周もプレイしたから」という部分に起因する。
でも『FFVII』はそうじゃないんだ。かなりの時間を費やしたのは確かなんだけど、それでいてオレは2周しかこのゲームをプレイしちゃいないんだよ。
少ない周数なのにプレイ時間は多い。それはすなわち、「1周のデータを相当に長くプレイしていた」ということだ。ではその理由とは何だろう?
……それはもちろん、あのマテリアシステムがあったからに決まってんじゃねえかッ!!!
マテリアシステム! あのシステムの素晴らしさといったら、古今東西全ての「RPGのシステム」と比較したところで(オレ的には)五指に入るほどと言って良い!!
アレは『V』のジョブシステムと並んで「FFシステムの二大巨頭」! とにかくもう本当にハマった! ハマりまくった!!
確かに、ファミ通のやり込みのように「マスターマテリア100個!」とまではいかない。だけどオレは少なくとも、あのシステムで自分の「夢」を叶えるまでには至ったんだ。
「夢」ってのは、なんてことはない。全てのマテリアの中から最強の組み合わせを考えて、それを全員に装備させるという単純なモノだ。
武器は各人の最強武器でいいとして、防具の方は悩んだ末にマテリア穴7個の「エジンコート」を選択。8+7で計15個の穴に、どのようなマテリアをはめ込むのが最強か……。
オレは頭を絞りに絞って考えた。んで結論はコレ。とりあえず「マスター」系3種に「Wまほう」「Wしょうかん」「Wアイテム」、「すべてぜんたいか」で7個。
そして残った8個の穴に、「カウンター」×8をブチ込む! コレが最強だと当時のオレは考えた。
後はもう……ひたすらに稼ぐ、稼ぐ!! 永遠とも思える時を戦い続け、遂にオレは達成した! 前述の組み合わせを8人分集める……すなわち「マスター」と「W」系、「すべてぜんたいか」を8個ずつ、そして「カウンター」64個をオレは集めきったのだ!!
あの思い出は今も忘れられない。
もちろんマテリアだけじゃなく、他の部分もかなり好き! シナリオもそうなんだけど、リミット技にも大ハマリしていたな。
特に「ブレイバー」「アンガーマックス」「ハイウィンド」の3つが秀逸だっ! って、我ながらまたシブいモノを(笑)。でも本心なんだけどね。