20位:ドラゴンクエストIV 導かれし者たち (FC/PS)

やっぱアレだ。オレがつくづく思うのは「やっぱRPGは仲間キャラが多い方が面白い!」ってこと。 もちろんそれはオレ個人の趣向に拠るモノだけどな。
ただそれはエニックスさん側からしてもある程度公認なことのようで、『I』から通じて1人→3人→4人→8人とパーティー人数も段々と増加している。
しかしながら、ただ多けりゃいいってわけでもない。オレが好きなのはキャラが多いという前提はありつつも「ひとりひとりの個性が強い」って部分が重要なわけで。 そして更に付け加えるならば、個性が強いといってもただ単に「性格が個性的」ってだけじゃゲーム的にはパワー不足。 最も面白いのは性格だけでなく、「ユニットとしての性能が各キャラごとに違う」ってトコなわけさ!!
その点において、この『DQIV』とはまさに超が付くほど理想的っ! そこにたとえ姫より弱いヘッポコ戦士がいようとも、RPG史上稀に見る役立たず武器屋がいようとも、それらだって紛れもなく「個性」の一種! キャラの戦力差など大した問題じゃない。「8人の中から4人を選ぶ」という行為そのものが真に楽しく重要なんだよ!
とはいえ「遅い」「物理攻撃力皆無」「ザラキ魔」「単純に役立たず」など各人大小はあれウィークポイントを持ってはいるものの、そんな中勇者&アリーナのオールマイティーぶりには苦笑するしかない。 あと加えるなら、PS版のみのオマケキャラとはいえピサロ様も酷いよね(笑)。
ミネアさんとか使ってみなよ! オレなんてFC版で透明気球使った「4人クリア」してたときに限って、彼女の最大HPがレベル45で2桁だったんですよ!?

  19位:スターオーシャン Till the End of Time (PS2)

そうそう、ちなみにオレがプレイしたのはDC(ディレクターズカット)版のみね。だから通常版との違いは「ミラージュさん、アドレーさんが仲間にならない」くらいしか知らないので、あしからず。
それはそれとしてこの『SO3』。ストーリーの性質上『SO』シリーズの最終作かも……というかアレで続編が作れるのか!? って雰囲気が少し怖い。 ただオレとしてはそのことよりも『1』と『2』の世界観まで否定しちゃったって方が気にかかるケド(笑)。(というか『SO』ファンの間でも、『3』を語るとき真っ先に話題にされるのがそこ)
さて。ストーリーのことはひとまず置いとくとして、初のPS2作品だということでやはり全体的な進化が嬉しい。グラフィックという点もそうだけど、ひたすらゴリ押しって感じの前作までと比べて(笑)戦略性が増した戦闘システムもいい感じだ。 (とはいえあのゴリ押し加減も嫌いじゃないが)
ただこだわりすぎて複雑の極みと化したアイテムクリエイションは、正直何%の人が真面目に取り組むんだ!? というか取り組むことが可能なんだ!? という感じ。 かく言うオレも1周目では完全に手を付けず、システムを理解し始めた2周目以降になってから初めて触り出したクチだ。
ただキャラ面はなかなかに素敵。正ヒロインの座を奪い合うソフィアとマリアさんに加え、エリクール編での完全ヒロインであるネルさんという「ダブルヒーローシステム」ならぬ「トリプルヒロインシステム」がグー! とはいえ一番好きなのはクリフなんだけどさ(笑)。
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