22位:不思議のダンジョン2 風来のシレン (SFC)

これまで3作品をプレイしてきた『トルネコ』に対し、実のところオレがプレイした『シレン』はコレと、友人から借りたGBの『月影村』くらいしか無い。 というのにも関わらず、このソフトは『トルネコ』No.1である『トルネコ1』をも超え……紛れも無くオレの不思議のダンジョンNo.1ソフトに君臨しているんだっ!!
さて。ハッキリ言ってこのゲームは理不尽だ。敵もそうだしアイテムもそう。『トルネコ』に比べると何から何まで理不尽で、かつシビア。 しかしだからこそ……だからこそ、そんなところがオレの趣向とガッチリハマっちまったワケだ。その理不尽さこそが麻薬的でっ!!
例えば「敵」という一点のみに注目してもそう。「シレンの中でウザイ思い出のある敵は?」なんて聞かれたら、際限無く名前が浮かぶものよ。 店主に盗賊番、イッテツにアークドラゴンといった基本はもちろん、カラクロイドぼうれい武者に、吸引虫系やらくねくねハニーやらスーパーゲイズやら自分が弱いときのとおせんりゅうやら……。ホントにもう、枚挙にいとまが無いっつーの!!
あと今となってはいい(?)思い出だが、「ラセン風魔+99」とか装備していて飽きてきたから、お遊びに「チキンの肉」とか食ってみたらブン殴られて死んだ(攻撃防御がゼロになるってこと知らなかった)とか、 全種合成カブラステギ+99を分裂の壺を使わずに2本製作し、1本装備で1本は携帯しつつウハウハでBボタンダッシュを乱発してたら、目の前にいた妖怪にぎり変化にぶつかって1本を大きなおにぎりに変えられた(実話)とか、 ホントに心から泣ける笑えるようなエピソードが今でも懐かしく思い出せる。でも後者の事件を期にこのゲームを引退したのは確かですが(笑)。

  21位:ファイナルファンタジーV (SFC)

「一番DQっぽいDQ」が『DQIII』なら、「一番FFっぽいFF」の代表としてはやはり『FFV』を挙げたいオレ。次の『VI』、そしてPSに入ってからは雰囲気もガラっと変わるため、やはり「古き良きFFらしさ」の集大成といったら『V』以外に無い。 もちろん『VI』以降が悪いってわけじゃないから念のため。
さて……『FFV』といったら、何はさておき素晴らしいのがジョブ&アビリティシステムだろう!! 20数種のジョブってのも目移りしてしまうが、何より計100種にも及ぶアビリティが素敵! その中から実際に選べるのは最大でも2個(ものまねしなら一応3個)だとはいえ、4人にそれぞれ2個ずつ、戦略を考えながら割り当てていくというあの感覚は本当に楽しかった。
でも、そんな中で一番好きなジョブが踊り子で、一番好きなアビリティがおどるだなんて言ったら笑われるかな(笑)。 もちろん基本として「みだれうち」やら「まほうけん」やらも好きなんだけど、「おどる」のような地味系にもけっこう惹かれるわけよ。「りゅうけん」とか「そせい」とかさ(笑)。 ただし地味といっても「おどる」は案外強力で、全ジョブマスターはしたもののレベルは低かったオレにとって「つるぎのまい+二刀流」による9999×2ダメージは魅力的だった……なんて、おどる推進派の教祖みたいなことも言ってみる(笑)。
ちなみに友人F志はオレの全ジョブマスターなどかすむようなドぎついプレイとして、なんと第1世界から「盗む」などで手に入るレアアイテムも含め理論上入手可能な全ての装備品を全員分(武器は8本、防具は4個)集めるという地獄のロードを行なっていた。 ある事情により断念したが。
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