42位:テイルズオブレジェンディア (PS2)
『レジェンディア』に関して、オレはたびたびその「不評」を耳にする。それは次点の『リバース』に比べても明らかに多い。
確かにそれはオレの周りだけに限った話だけど、オレもそれらの意見をある程度は理解できるんだ。元来のテイルズファンが『L』を嫌う理由が。
『テイルズ』というゲームは、全作に共通するものとしてその「雰囲気」が挙げられる。「テイルズっぽい雰囲気」、それが作品内に溢れてるわけ。
んでその観点から言うと、この『L』は明らかに異質だと思うんだ。つまりは大きな「挑戦」をした作品、それがコレなんだと思う。
やっぱりオレも、その挑戦の全てを受け入れることはできなかった。だけど一人のテイルズファンとして、ある程度は受け入れていた自分がいる。戸惑いながらも楽しんでいた自分が、確かにそこにはいたんだと思う。
ただ「世界が狭い」とか、「主人公が剣士じゃない」とか、「料理がパン」だとか、そんなワケのわからない理屈で『L』を非難する人はどうかと思うが、それより何よりオレはある二点だけを切に悲しみたい!
第一に話が長すぎというかラストがグダグダ! そして、それよりもなぜ秘奥義が無いんだ!?
41位:バイオハザード2 (PS)
オレは、バイオシリーズにこの『2』から入っていったタチだ。その後に『1』もプレイしたが、初バイオは『2』ってこと。だからというワケでもないんだが、オレはこのソフトにかなりの愛着があるんだ。
そもそも……これは「多分」の話で正確な記憶じゃないとはいえ、この『バイオ2』はオレの初バイオどころか「初ホラーゲーム」だったと思うんだ。
当時のオレは確か中学一年生で、バイオで怖がるには頃合いの年齢だった。きっとだからこそ存分に楽しめたんだと思うし、強く印象にも残っているのだろう。
初プレイ時には怖がりながらも、スリルと爽快感(ゾンビをマグナムで一撃粉砕したり)とを両立させて楽しんだものだ。
また2周目以降恐怖に慣れてからは、ロケットランチャー欲しさのタイムアタックでも楽しませてもらった。時間を気にするようになってからは、初回プレイ時のドキドキ感などどこ吹く風。
「オラァ雑魚ども! どけよ邪魔なんだよ急いでんだよ!!」とばかりに蹴散らして進んだもんだ(笑)。
ちなみにオレが一番ビビったシーンはダントツであそこ。窓からおてて大量出現!
40位:トルネコの大冒険 不思議のダンジョン (SFC)
『1』『2』『3』。『トルネコ』3部作はどれもプレイしたけど、どれが一番かと聞かれたらきっと初代の『1』を挙げるだろうオレがいる。
それは何も、「初代トルネコ!」というネームバリューから来る気持ちなどでは決して無い。
要するにオレはこのソフトが単純に好きだし、そして何よりシリーズ中最も長い時間を費やしただろうからだ。この『1』に対してさ。
時間を費やしたというのも当然といえば当然だ。オレが『不思議のダンジョン』シリーズに関するやり込みでまず第一に行なうのは、何はともあれ「最強武具の製造」だから。
『2』以降には『シレン』から逆輸入された合成システムも登場し、それゆえ全種の装備を集めなくてはならないという苦労も増えたが、それは難しいようでいて実はそこまでじゃない。
なぜなら「どこの何階に行けば、○○が手に入る」という目標が初めから設定されているので、つまりプレイヤーはそれだけを目指して行動すればいいから。時間をかけて、そのうち一度でも成功すれば任務達成なわけだし。
でもこの『1』は違う! +99の剣・盾を製造するため、バイキルトとスカラという2枚の巻物のみを探すため、一体何百回ダンジョンに潜ったことか……。