45位:スーパーロボット対戦α (PS)
今でこそオレは大の『スパロボ』ファンだが、その種付けをしてくれたソフトは間違いなくコレだろう。『F』『F完』に続いてオレがプレイした3作目のスパロボ、それがこの『α』だ。
正直言って、こういう部分で「好き」とか「良い」とか言うのは邪道じゃないかとオレは思っている。でもまあ嘘偽りも良くないので言っちまうと、オレがこのゲームに惚れたのはまず第一に「前作からの超進化」というポイントなんだ。
すなわち、絶対評価じゃなくて相対評価だってこと。
何せ前作の『F』ときたら、PSながらスーファミもどきのグラフィック。『F』と『α』を客観的に見比べたら、とても同じ機種での発売とは思えない。
そんなだったから、オレが『α』に抱いた衝撃と感動とは相当なモンだ! 絵がキレイ、というかビームライフルひとつとっても動く動く!! それまでのシリーズにおいて、シャイニングフィンガー発動のため手をグーからパーにしただけで感動していた自分が信じられません(笑)。
中毒になり「○○のみクリア」などの制限プレイも色々やったが、「初号機のみクリア」は流石に疲れた。最終的にはシンジの格闘400超えてたし(笑)。
44位:テイルズオブデスティニー (PS)
前提として、ゲーム本来のシナリオやらが面白かったということはもちろん大いにある。だが、オレが『TOD』に対して抱いている愛着はそれだけじゃないんだ。
ある別のポイントから、オレはこのソフトが好きなわけで。
当然のことながら、『テイルズ』というゲームのジャンルは「RPG」だ。それは昔も今も変わっていない。ただ同じく昔から変わっておらず、また他のRPGにはそうそう見られないシステムをこのシリーズは搭載していることに気付いているだろうか?
すなわち、テイルズシリーズは多人数でプレイできる非常にレアなRPGだってこと! (『L』を除いて)
オレはテイルズを1周クリア後、2周目や裏ダンジョンを(同じくクリアした)友人たちと一緒にプレイするというスタイルをしばしば取るのだが、『D』に関しては本編でなく「そっち」のイメージのが著しく高い。
それはきっと、「ドルアーガ」という高密度裏ダンジョンの存在にも起因しているのだろうが……。
それ以上に戦士系がたくさんいるということが大きい! バグ技でリオンを生き残らせ、4人でスタ・リオ・ウッド・コングのパーティを組んだりしてさ。
43位:ドカポン3・2・1 嵐を呼ぶ友情 (SFC)
友情はコボルトよりも弱く、トーレナ岩よりも消えやすい……。これはまた、随分な名言を残してくれたものだ(笑)。とはいえ小学生の時分初めてこのゲームをプレイしたときは、なるだけ友人と軋轢を起こさないように……すなわち「仲良しプレイ」を心掛けていた記憶がある。
だからオレはそこまで、冒頭のフレーズに対する実感があるワケじゃなかった。そう……しばらく前までは。
高校の時に、オレたちは再度このゲームをプレイした。まあ「友情破壊ゲーム」といったところで、オレたちは小学校から10年来の付き合いでやって来たヤツらばかりだ。別に『ドカポン』ごときで友情崩壊するワケでもないんだが……。
それでも、いやだからこそ、ゲーム内容は悲惨なモノだった!!
オレたちは互いに気兼ねするモノが無い。それが状況を更に過酷にしたのだろう。その場はまさに、血で血を洗うデスゲーム状態。遠距離からマグマグで撃ち殺すなどもう序の口で、デビラーマンで追い剥ぎ殺すわ、ネムネムかけてブチ殺すわ、果てはサイコキネンリキでデビラーマン目掛けてブン投げるわともうやりたい放題で……。
まあ……要するに「何でもあり」にするかどうかが、勝負の分かれ目ってことですね(笑)。