51位:クロックタワー3 (PS2)
オレは『クロック』シリーズのファンだよ。『1』も『2』も、『GH』もやったよ。だから言うよ。いや、言わせて欲しいんだ。
皆さんこのゲームを、「これはホラーじゃない!」とか「こんなのクロックタワーじゃない!」とか、そんな一山いくらの安い文句で批判して楽しいですか?
確かにコレはホラーでもなんでもないし、クロックタワーであるわけがない。ましてやあの変態アニキが「シザーマン」であるハズがない
んでもって、その上コレがどうしようもないクソゲーだったら別にいいさ。もう好きに批判してくれて結構。というかオレが率先してやる。
でもな、コレはクソゲーじゃないんだ。限りなくクソゲーに近いポジションにいるけどクソゲーじゃない。要するに究極のバカゲーなんだよッ!!
正直言って、ゲームでここまで爆笑させられたことなど本当に久しぶりだった。近年こんなソフトになど、そうそう出会えるもんじゃない!!
「魔の者」の全員が全員、究極と言っても差し支えないほどのナイスぶり! 特に斧男の絶大なパワーといったら窒息死レベルだッ!!
ゲーム全体のノリがもう「笑い」の一点に絞り込まれている感じで、その様々な技法はホントに秀逸! マジで笑い泣きできますから!!
  50位:RPGツクール SUPER DANTE (SFC)
どっかの項で話したと思うけど……オレは『ツクール2』もやった。『3』もやった。『4』もやった。『5』もやった。そしてなんだか面倒臭くなった『2』を除いて(笑)、大小の差こそあれ全てのシリーズで最低一本はまともなRPGを製作している。
つまり何が言いたいかというと、すなわちオレは最低そのくらいには詳しんでるってこと。ツクールシリーズ全体に関してさ。
んでもって、本題。『1』から『5』まで全てのシリーズをプレイした結果……結論として、シリーズトップはこの『1』にこそ捧げたいと思うんだ。
確かに、このソフトは家庭用として初めて発売された『ツクール』だという利点がある。「自分でRPGが作れる!」という感銘に当然オレは揺り動かされたし、『2』以降は味わえなかった「新鮮な喜び」をこのソフトは与えてくれた。 だからこその1位なのかもしれない。
でもそれだけじゃないんだ。それを差し引いても、心底オレは『1』の雰囲気が好きなんだよ。シンプルなシステムだからこそ、それをどう扱うか、どう昇華させるかといった作り手の腕の見せ所があってさ。 あとコレ、サンプルゲーム(FATE)の完成度が異様に高いよね(笑)。
  49位:アーマード・コア ラストレイヴン (PS2)
最初に関係ない話。今までこのゲームのこと『AC・LL』って略してたんだけど、実は『AC・LR』なんだということに本日初めて気付いた。
それはそうと、『マスターオブアリーナ(MA)』に続いて『AC』2作目のランクイン。というか、これがオレのベスト『AC』だ。
『MA』の項を読んでくれた人なら覚えていると思うが、オレは当時あのソフトで「カスタムアリーナ」にばかりハマっていた。『MA』を知らない人に説明するなら、「自分でアリーナを作る」というモードにハマっていたんだ。自分自身がACで出撃するわけじゃなく。
だから恥ずかしながら、オレは『LR』をやるまで自分でACを操縦する快感というものを理解しきれていなかったんだ。(実際は間に『サイレントライン』を経ている) だが今回操作方法を、従来のモノとは別の「LR仕様」に設定できるということに興味を持ち、初めてまともに二脚のACを組んでみた。
そして……ハマった! それまでは楽々操作のタンクばかりを好んで使っていたオレにとって、ACの基本とも言える二脚の動きは爽快そのもの!!
昔からのコアなACファンである友人にも手伝ってもらい、一応まともに機体を操れるようになったときは感動したなあ……。
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