12位:ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記 (PS)
オレもこれまで、けっこう多くのゲームをプレイしてきたわけだが…しかし口では「広く深く」を旨とするオレではありつつも、やはりそれは二兎を追う思想に等しいものだ。そのため長いゲーマー人生の中でも、4桁を超えるプレイ時間を記録したソフトは数えるほどしかない。具体的には、僅か6作のゲームしか存在しないハズなんだ。…だがひとくちに6作といっても、その内訳にはかなりの偏りがある。たとえば3000時間を記録した『スマブラ』に、2000時間の『テニプリSH』、あるいは1000時間の『ワンピ・トレバト』…そう、それらのゲームは全て「多人数同時対戦ゲーム」だという事実だよ!!
やはりオレ達は、大人数で遊ぶというのが常というわけで。だからこそ、1000時間を超えた6作のゲーム中実に5作までもが、全て多人数ゲームだという現実がある。だがそんな中で唯一、1人用ながら1000時間超えを記録したゲームがここに存在する! それこそがこの、『ティアサガ』というわけだ!!
シゲンの撃墜数を、100時間かけて2500程度まで高めたり。1%宝箱から入手できるアイテムを、200時間かけて30個くらい集めたり。ザカリアやヨーダといった成長率最低ランクの軍団を、300時間かけてステータスMAXまで導いたり。そりゃ、そういったやり込みも飽きるほど行なった。
…が、オレは「それだけやり込んだから本作が好き」なわけでは断じて無い。もっと簡単な理屈だ。「すごく面白かったから、本作が好き」なんだよ!!
11位:テイルズオブシンフォニア (GC/PS2)
「DQトップ3」や「FFトップ3」がオレの中で存在するように…そりゃ自明の理というものだが、「テイルズトップ3」もオレには存在する。
だが勘違いしないで欲しいのは、オレにとっての「トップ3」とは、ただ単純な定義として「そのシリーズの中で好きなソフト上位3作」を指しているだけじゃないってことだ。言うなれば、そう…「真に愛着の深い3作品」だからこそ、オレもそれらを「ひとつの大きなまとまり」として捉えているわけだ。
ともかくそんな「テイルズトップ3」に位置付けられる…その筆頭がこの『S』である! 一時は「ランキング第2位」にまで食い込んだこともある、実力派だ。
今では惜しくもトップ10から外れてしまったが、それでも心の奥底に根付いた愛着は未だ深い。もはや病的なほどに!(笑)
そう、そして本作の魅力ってのはオレにとって「殆ど全て」なんだ。ファンタジー色濃厚なシナリオや世界観も好き。初の3Dを実践したことで、新たな境地を発掘したバトルシステムも好き。それらは決して「二の次」ではなく、どれもオレにとって語り逃すことのできない部分である。
だが、あえてその中でも「魅力をひとつに絞れ」と言われたら…そりゃ、やはりオレは「キャラ」という一点を挙げずにはいられない!!
ロイドくんとゼロスのカッコ良さ、コレットちゃんとしいなの天然、先生の凛々しさにパパと会長の渋さ、そして何よりジニプレの可愛さ…その魅力だ!!