14位:テニスの王子様 最強チームを結成せよ! (PS2)
『スマッシュヒット1』『スマッシュヒット2』という『SH』シリーズとタイトルこそ変われど、実質「同じゲームの進化版」と言い切って構わぬだろう本作。ゆえにコレは「まえがき」でも記した通り、上記3作をひとまとめでランクすることにした。基本的には作品毎に少しずつキャラや技が増えただけで、グラフィックはもとよりシステム面にも大きな変化は無いからな。いずれにせよ、「どれも相当に好きなゲーム」ってことには違いないし。
というわけで「原作マンガを元にしたキャラゲー」という分野においては、まさしく異例…かつ圧倒的に高い位置に在るのが本作なんだ! これ以前の原作モノは44位の『トレバト(ワンピ)』にまで遡る必要があることを考えると、本作がどれほど高順位か理解できると思う。
なにより本作は確かに「キャラゲー」であり、そしてその名に違わず…と言うべきか、やはり「ゲームバランス」という言葉をどこかに捨ててきたような作品だった。ある意味それはキャラゲーとしては至極正しい姿であり、「福士は1000%立海メンバーには勝てない」という戦力バランスは、ある種感動的ですらあった。だが基本となるテニス部のシステムが本気で秀逸だっただけに、そのバランスには惜しい気持ちを抱いていたものだが…。
だがそこは、逆に「ハウスルール」でどうにでもなるわけで! 禁止キャラや禁止技を指定し、育成モードで戦力調整し…その結果がプレイ時間2000だ!
13位:ファイナルファンタジーV (SFC)
『DQ』の『3』『4』『5』が、オレにとっての「DQトップ3」であるように…そりゃ『FF』にも、オレ的なトップ3・三銃士とも言えるソフトが存在する。
そして、その先鋒というか…ともかく「FFトップ3」の一角を占めるのが、この『5』である! しかし『DQ』の方は既にそのベスト(DQ5)も登場し、もはや打ち止め状態だというのに…『FF』はまだまだランクインするソフトが余ってるんだな(笑) オレは『DQ』と『FF』に関しては「どちらが好き?」かを自分でも定義付けていないんだが、少なくとも単体ソフトの「好きさ」だけで言うなら『FF』が優勢ということらしい。
ともかく本作もまた、オレにとってかなり重要な意味を持つゲームなんだ。というのもオレは『DQ3』をプレイした頃から既に「DQファン」の礎が心の内に築かれていたのだが、『FF』に関してはその建設工事が幾分か遅れていた。しかし本作『FF5』をプレイしたことで、オレもとうとう「FFファン」の仲間入りをした…というのは同時に、オレの中で「DQとFFを同列の存在にせしめた作品」というのが紛れもなく本作だって話なんだよ!
そうとも…ゲームとして、RPGとしての本作が有していた魅力というのはまた、相当に凄まじいものだった! なにより本作を代表する、例のジョブ&アビリティシステムの秀逸さといったら! 『3』のソレを数倍にも進化させた感のあるそのシステムには、本気でハマり込んだモノだぜ……。