18位:ファイナルファンタジーIX (PS)

オレには、オレ自身が「FFファンで本当に良かった」と…そう心から思えた瞬間があるんだ。そう、それこそがまさに「本作のプレイを始めた瞬間」…あるいは「本作をクリアした瞬間」である。あのときほど、オレは自分が「FFファン」であることを意識し、その事実に感謝したことは無かった!
なによりも重要なのは、これはオレが「FF9というゲームと出会って良かった」という意味とは若干ニュアンスが違う…という部分! もちろんオレが本作を好きだってのは当然だが、少なくともオレがこのゲームをプレイした際に感じた「感動」というのは、「ゲーム自体の内容」から受けたものが全てじゃないってこと! すなわち自分が「年季の入ったFFファンである」という事前事実があったことに対し、オレは大きく「感動」したんだよ!!

つまりは…それほどまでに、本作が含んでいた「古くから脈々と受け継がれてきたFFスピリッツ」の魅力が甚だしかったという話! そりゃ言うまでもないが、1作のRPGとして本作を眺めたところで、面白さを語るに事欠かない本作だ。だから「この『9』で初めてFFをプレイした」という人だって、十分に楽しめるゲームであることは間違いないだろう。だがもうひとつの事実は、やはり「昔からFFをプレイしていた人間」にとって、この『9』の魅力は「十分」なんて言葉を遥か凌駕する境地に達するということ!! システム面に関しても作り込みが高く、どこを取っても楽しめるユーティリティゲームだったな。

  17位:テイルズオブデスティニー2 (PS2)

どこかでまったく同じことを話した気もするが…そうだとしても、あえてもう一度言おう。今でこそ大のテイルズファンを自認しているオレだが、それはなにも、遥か昔からそうだったわけじゃない。少なくとも第1作である『P』をプレイした頃は、確かに面白いゲームだとは思ったものの、さりとて大きな思い入れを抱いたわけじゃなかった。要するに、『DQ』や『FF』などと同じく「RPGの1シリーズ」という印象でしかなかったわけだ。
しかし、そんなオレを疑うべくもない「テイルズファン」へと押し上げることになった作品が…そう! この『D2』なのであるッ!!

シリーズ第4作である『D2』。これは初のPS2作品、更にはシナリオ時間軸に繋がりのある「純粋続編」ということもあり、色々な意味で挑戦的なゲームだったと思う。その影響もあってかシステム部にも独特な要素が満載で、エンチャントシステムや秘奥義システム、あるいは賛否両論のスピリッツシステムなど、個性的なゲーム性は向き不向きの分かれるトコロだった。だが少なくともオレは、当然ながら「向き」だったわけで!
最初は取っ付きにくく感じるかもしれない例のバトルシステムも、一度慣れればコレが面白い! かなりの中毒性があり、なんといってもノリが良い!
そのため多人数プレイにももってこいで、1人ではもちろん友人らとのプレイでも盛り上がった。4周プレイをしたのも、テイルズ初だったな。

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