26位:ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ (64)

たとえオレに限らずとも…人には「たったひとつ」に縛られない、色々な意味で「一番のゲーム」があるものだろうと思う。
例えば「一番感動したゲーム」「一番やり込んだゲーム」「一番熱中したゲーム」「一番苦労したゲーム」など…。それは「一番好きなゲーム」と、オレも厳密に区別して扱っているんだ。もちろん人によっては被っている項目もあるだろうが、少なくともオレにとっては「それぞれの一番」がそれぞれ違う。
まぁ前置きはともかくとして…とりあえず現時点におけるオレが「一番長い時間を費やしたゲーム」というのが、この初代『スマブラ』であるわけさ!!

オレもそろそろ20年に届くかというくらい、随分と長いゲーマー人生を過ごしてきたが…しかしながら総計3000時間オーバーというプレイ時間を単体のソフトで記録したのは、後にも先にもこの『スマブラ』を置いて他には無い! 正直「やり込んだ」「やり尽くした」「やり飽きた」なんて言葉が陳腐にしか感じられないほど、本作には真の意味で「没頭・没入」の限りを尽くしていたんだ! これは決してオーバーな表現じゃなく、もはや『スマブラ』はオレを含むメンバー全員に関して、一時期「ライフワーク」の一部と化していたのだから。あの頃のオレ達は、正直「ヒく」ほど生半可じゃなかった(笑)
「連続10時間の対戦」を「60日間ぶっ通し」とか、それが全くの普通だった日常…。そりゃ、それで好きにならない…ってのは嘘ってモンだろう!!

  25位:不思議のダンジョン2 風来のシレン (SFC)

『トルネコ』シリーズを筆頭に…というか実際このジャンルでランクインさせたのはそのシリーズしか無いんだが(笑) ともかくオレは、これまで何作かの「不思議のダンジョン」シリーズを挙げてきたわけだが、そんな中でもNo.1なのがこの初代『シレン』なんだ! もはや、これは譲ることなどできない!!
そしてもちろん、オレが本作を(他にも増して)好きなことには大きな理由がある。そりゃ確かに…システムの基本部分には大きな変化が無く、そしてまた「その部分」こそが魅力となっている本シリーズだけに、『トルネコ』と『シレン』の間にそんな大差は無い…ように思えるかもしれない。だがそれは、絶大なる勘違いというものだ! なにせ本作には、他に類を見ないほどの「シビアさ」という固有ポイントがあるじゃないか!!

そりゃ『トルネコ』も決してヌルいゲームではなく、十分にやり応えがあるとは思う。だが『シレン』っていうのは『DQ』の雰囲気が持つ「ほのぼのさ」を持たないためか、あるいはスタッフが自由に制作できたからか…理由はともかくとして、これが本当に半端じゃないシビアさなんだよ!
特に後半のダンジョンなど、いついかなるときでも気を抜けないというか…まさに一瞬の油断が即刻死に繋がり、一手の安易なミスで2時間が水泡と帰すなんてのもザラにある。ある種『FE』のようなマゾゲーではあるが、だからこそ中毒性は無類なわけさ!!

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