30位:エキサイトバイク64 (64)

FCの初代『エキサイトバイク』も、実はけっこうプレイしていた。もっともそっちはランク外なのだが…その代わりと言ってはなんだが、64版の本作はこんな上位に登場だ! やっぱりコレは、「多人数プレイ可能」という64ソフトであるがゆえの愛着…というのが大きいのだろうか?
まぁ自分で質問しておいて勝手に自分で答えるが、確かに「その部分」は非常に大きな点だろうと思う。オレ自身多人数で遊ぶゲームは好きだし、そもそも大人数でいること自体が多いオレ達だけに、実質的にも4人用ゲームってのは有用なものだ。だが当然のことながら、「それだけ」の理由でコレをトップ30に位置付けた…なんていうナメた話じゃないぞ! オレがそんな短絡思考だったら、上位30作が全部4人用のゲームになっちまうしな(笑)

ともかく本作の魅力は色々挙げられるが、まず一番重要なのは、やっぱりゲームの基本となるそのレース部だ! 『マリカー』のようにレースカーやマシンを扱うのが普通のレースゲームだが、本作でプレイヤーが操作するのは車ではなく、タイトル通りに「バイク」であって!! そのため操作方法やその感覚もそれまで体験したことが無かったほどに独特で、その点でも大きな魅力を感じたものだが…。でもそれ以上に魅力的だったのは、コレがレースゲームであったにも関わらずアクションやバトルの要素にも溢れていた点だ! 後輪を前輪に「擦らせて横転させる」とか、その発想がヤバイわ(笑)

  29位:リズム天国 (GBA)

PS3に、XBOX360など…。確かに「次世代ゲーム機」と呼ばれるハードの性能は凄まじく、実際それらを持っていないオレでさえも、店舗PVなどでそのスペックの片鱗を感じることができるほどだ。そして各ソフト会社もこぞって競って、「美麗なグラフィック」や「オーケストラのような音楽」「ハリウッド映画さながらの壮大なシナリオ」「凝りに凝ったシステム」など、ハードの性能を活かしきったスペシャルでグレイトなゲームを作り出そうと切磋琢磨している。もちろんソレは悪いことじゃないし、それが時代の流れというものなんだろう。だがオレはそれでも、急ぎ足を休めちょっと立ち止まり、皆に気付いて欲しいことがあるんだ。何を気付けって、「まだゲーム業界は、シンプルなゲームの中身だけでも勝負ができる!!」ということをさ!!

2006年に発売された本作は、ハードがGBAであることを差し引いてさえ、お世辞にも「素晴らしいグラフィック」を誇るゲームではなかった。そしてジャンル的には「音ゲー」に分類されるだろう本作とはいえ、別段音源に優れていたわけでもなかった。それでもこのゲームは、絵も音も標準レベルのこのゲームは、ひたすら圧倒的に「面白かった」んだ! その「シンプルだがディープな楽しさ」に、オレは心から惚れ込んでいるんだよ。
更に本作は音ゲー初心者…というか「ゲーム自体を殆どやらないライトユーザー」でさえ楽しめる、超万人向けゲームであるってのが凄いな(笑)

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