36位:テイルズオブリバース (PS2)
オレは確かに「テイルズファン」を自称している…が、かといって「テイルズだったら内容の如何に関わらず何でもいい!」だなんて、そこまでミーハーな感覚をしているわけじゃないぞ。というのも実は、かなり最近になるまでオレはこの『R』が(そこまで)好きじゃなかったんだよ。いや…更に正確に述べるとすれば、最近までその面白さに「気付いていなかった」というのが正しいだろうか。…う〜む、説明するのもなかなか難しいもんだ(笑)
ともあれ「昔は大して好きじゃなかった」という言葉通り、初プレイ当時は2周しかやらなかった本作。『D2』『S』という前2作に対しては4周連続プレイをこなしたオレだけに、2周でやめてしまったのはかなり珍しいわけだ。だがそんなオレは、本当につい最近「もう1回『R』でもやってみるかな」となんとなく思い至り…そしてなんとなくプレイを始めてみたら、これが一気にハマった! というのも、今まで「なんとなく」と曖昧な感じで理解していたフォルスキューブや武具継承、イレギュラーに関するデータをきちんと集めてからプレイを始めてみたら…これまで『R』不人気の要因となっていたようにさえ思える煩雑なシステムの数々が内包していた「奥深さ」が、段々と理解できるようになってきて! あの発見は、本気で驚かされたモンだったぜ!!
35位:MOTHER3 (GBA)
オレはゲームシリーズに関して、あえて「○○ファン」を名乗るとするならば、大抵は「テイルズファン」を名乗っておくことが多い。といってもそれは、実は厳密に「全シリーズの中でテイルズが一番好きだから!」という理由があるからじゃないんだ。もちろんテイルズってのはオレも相当に好きなシリーズではあるが、もともと「ひとつひとつのソフト」の集合体を漠然と指すために呼称する言葉が「シリーズ」というもの。ゆえにオレとしても、各ソフト同士の順位付けならこうやってできても、実際「自分がどのシリーズを好きに思っているか」なんてのはオレ自身よく解らないんだよ(笑)
ともあれそんなわけで、オレにとってはこのマザーシリーズというのも、テイルズに匹敵…あるいはそれ以上の好きシリーズだってことだ! ただ逆にそれだけ「好き」だったことで、やっぱりコレが発表された当初は色々と不安に思ったモンだよ。PS2全盛の時代に、GBAのRPGは面白いのか? 前作からかなり間が空いたことで、雰囲気の違うゲームになっちゃいないか? 物足りなさを感じてしまうんじゃないか? …なんてな。
だがひとたびプレイを始めたオレは、それら心配が杞憂に過ぎないと気付かされた! ハードの違いなど、真の面白さの前には障害にもならなかった!
34位:ファイナルファンタジーIII (FC/DS)
確かに、DSで発売されたリメイク版をプレイしたことで大幅に順位が上がったことは確かだ。とはいえ実際には、初代FC版の頃から十分以上に好きだったゲームだったりする。もっとも今では34位…FFシリーズ全作の中でも五指に入る大好きソフトへと格上げされており、やはりDSリメイクの影響は大きかったんだなぁ…と今更ながら他人事のように思い起こされる。リメイクにも当たり外れはあるが、やっぱり「当たる」ときは影響も大きいよな!
ともあれ、この『3』。DS版こそさすがにキャラ付けは成されたが、FC時代は主人公4人に名前も個性も無く、そういう意味じゃキャラ面・ストーリー面に大きな魅力があったわけじゃない。要するにオレが本作に惚れ込んだ点…それはつまり、ひとえにその「システム面」に尽きるわけだ!!
そもそもアレだ。SFCから『FF』をプレイし始めたような新参のプレイヤーの中には、あるいはその事実を知らない人がいるかもしれないが…。FFシリーズで初めて大掛かりな「ジョブチェンジシステム」を採用したのは有名な『5』ではなく、この『3』なんだぜ!? …とはいえFC時代は「導師」や「魔人」などの完全上位互換ジョブ(極めつけはもちろん「忍者」と「賢者」)の存在がオレ的にネックだったが、DSではそれが改善されたのも嬉しかったな!