42位:スーパーロボット大戦α (PS)
全ては、ここから始まった…なんてカッコイイことを言う気は無いが、しかしながらやはり思い入れは深い。とはいえもちろんコレはシリーズ第1作じゃないし、それに「オレが初めてプレイしたスパロボ」というわけでもない。だがこのソフトから始まった『αシリーズ』が、よもやこれほど長く続くということを発売当時誰が予想したろうか!? ともかく「初代アルファ」として、このゲームに対するオレの思いもなかなかのモノ…ってことさ。
しかし「相対評価」ってのはあまり好きな手法ではないものの…コレに関しては話が別だ! だってアレを初めて見たら、誰だって感動するだろう!? 何が感動かって、そりゃ前作(スパロボF)からの凄まじすぎる「進化っぷり」だよ! 同じPSという機種ながら、その変わり様は本当にダンチだ!!
なにしろ『F』の頃なんて、オレ達はシャイニングフィンガー発動時に掌がグーからパーになったり、初号機暴走時に「ワオーン!」というカットインが一瞬画面に映っただけでも感動してたくらいなんだぞ!? それほどに、たとえ僅かであっても「ユニットが動く(アニメする)」戦闘デモは少なかったが…。
だが『α』をプレイした瞬間の感動といったら、ホントにヤバイものがあった! ただの「ビームライフル」でさえ、キッチリ動くサマには心震えたぜ!
  41位:ファイナルファンタジーXII (PS2)
『DQ7』に『TOL』、そしてこの『FF12』と! オレが好きなゲームには、こういった「世間じゃ不評」な作品も多いわけだが、オレはまた…「その事実」がたまらなく嬉しいわけさ(笑) なにせ「世間で大人気」のゲームを自分も好きになったって、実際面白味に欠けると思わないか? それはすなわち、大衆の感性と自分の感性が同じだってことの証明…すなわち「私は平凡で変わり映えのしない人間です」と告白するに等しい話だろう!? だがそんなことより断然嬉しいのは、このような「不人気ゲーム」についてオレが「面白い!」と太鼓判を押すことで、これまで世間評を気にして購入を見送っていた人達を「ちょっとやってみようかな?」という気持ちにさせることだ! 実際にそういう事例も一度二度じゃなく、オレもゲーマーとしてそれほど満足なことはない。
ともあれなぜコレが不評なのかは、なんとなくオレも解るんだよ。というか『FF10』が大好き! …って人は、きっとこの『12』が合わないと思うんだ。
なにせあんなにストーリー重視で、ムービーも満載で、キャラ魅力に溢れていた『10』に対し…本作はそれらの代わりにRPGにおける基本も基本となる、「バトル面」に入魂していた作品だったからさ! 特にムービーシーンの圧倒的な「少なさ」なんて、『12』ファンのオレでさえ驚いたくらいだからな(笑)
  40位:SIREN2 (PS2)
世間じゃよく言われる話…であると同時に、実際のところ、オレ自身もたびたびぼやいたりしているな。何をぼやくって、アレだよアレ! そりゃ要するに「SIRENは、2より1の方が良かったよ〜!」って話だな。つまりコレは、「この順位より上にSIREN1が登場する!」っていうネタバレでもあるわけだが(笑)
とはいえ世間と違うのは、オレが「1>2」という思いを確かに抱いていつつも、別に「2が嫌い」と思っているわけじゃ全然ないって話さ! もっともわざわざ口にせずとも、その事実は40位というこの順位自体が如実に物語っている…という感じではあるな。
そりゃ確かに、オレ自身も『1』のが好きなだけに、『2』には難点と感じられた場所が少なからずあった。例えば闇霊ハメの存在なんかもそのひとつだが、なによりオレは『1』の難易度にこそ惚れていただけに、「ハード」にしてさえゴリ押しでどうにかなってしまう『2』に少々拍子抜けはした。
だが、それでもなお! やはり本作には、前作から脈々と受け継がれた「SIRENたる魅力」が満載だったとオレは思う! 難解なストーリーを解きほぐしていく感覚や、群像劇としての独特なシナリオ、登場人物同士の秘められた過去など…アクションゲームながら、その魅力は多種多様だったモンだ!
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