45位:ロマンシング サ・ガ3 (SFC)
138位にランクした『2』から幾星霜。かなり間が空きつつも、『3』がここに登場だ! もちろんコレは『2』の位置が低かった…ということじゃなく、オレにとっても『3』というソフトの順位が相当に高いという話! なにしろSFC時代のRPGとしては、五指に入るほどの好きゲームがコレなのだから!
…さてさて、ともあれこのゲーム。『ロマサガ』の名を冠する通り、やはり最初に注目すべきはその「難易度」に関する部分と、そしてまたシリーズ恒例の「フリーシナリオシステム」に関する部分…という2点になるだろうか。少なくともそれらのポイントは、やはり本シリーズにおける重要なファクターだ。
しかしそれだけの重要点だけに、ここから先は「良い悪い」なんて話とは全く別枠の…つまりいつも以上に個人の「好き嫌い」が分かれる部分になるだろう。というのも『ロマサガ』に関して「難しければ難しいほど良い」「自由なら自由なほど良い」と考える人にとっては、この『3』は趣向にそぐわないゲームだろうからだ(笑) つまりオレのイメージ的には、難易度・自由度ともに前2作より若干低下した感があるんだよ。
だがオレ個人的には、「そのくらいのバランス」がちょうど心地良いと感じたわけで! 自由度が薄れた分、ストーリー性が高いのもナイス!
  44位:From TV animation ONE PIECE トレジャーバトル! (GC)
もともと「キャラゲー」ってのは賛否両論が激しいジャンルだが、オレとしてはことさら「賛」でも「否」でもない。あるいは「特に非難や否定をしない」という意味では、一応「賛」に属する人間ということになるのだろうか。ただ少なくとも、キャラゲーが嫌いという人の気持ちもある程度の理解はできる。もちろん人によって「何を苦手に思うか」という部分に関する差異はあるだろうが、きっとその理由のひとつには「バランスの悪さ」という部分が挙げられるとオレは思っている。つまりキャラゲーってのは、多くは原作に忠実なキャラ設定を貫くため、逆に言えばひたすらキャラバランスが悪くなる傾向が強い。とりあえず超サイヤ人4の悟空なら、クリリンを指一本で倒せるくらいの戦力差がないと、リアリティ(?)も無いしファンも納得しないだろうからだ。
もちろん原作モノのゲームを作る以上、バランスを捨ててもファンの喜ぶ作り(強いヤツは強い!)にした方が良いんだろう。だがそのために、「キャラゲーとしては面白いけど、単純に対戦ゲームとしての出来栄えはどうかなぁ…」なんて状況にも陥り易いんだ。結果として、すぐ飽きちゃったりしてな。
だけどこのゲームに限っては、確かにキャラゲーでありつつも対戦ゲームとして相当に面白かった! なにせ「1000時間超えソフト」のひとつだしな!!
  43位:プリンス・オブ・ペルシャ (SFC)
知名度はけっこう高そうな本作だが、実際に自分でプレイした人の数はそこまで多くなさそうだ。そしてプレイした人の中でも「最後までクリアした人」の数なら、恐らくはもっと少ないことだろう(笑) とはいえオレは一応「クリアした人」に入っているだけに、やはりコレは思い入れ深いソフトなんだ!
しかし、確かに「難しいゲーム」ってのは万人向けじゃないモノだ。たとえどんなに面白いシナリオやシステムを搭載したゲームであろうと、難しくて先に進めない・エンディングを迎えられないというのであれば、やはりプレイヤーが感じることができる「楽しさ」という感情も半減してしまうだろう。たとえば発売日に買ったはいいが、その難易度に立ち向かえなかったユーザーが購入当日にソフトを売却した…なんて事態が続出したらしい『SIREN』や『ベルサガ』といったタイトルなんかが、ひとつの例か。まぁ、その2ソフトのどちらも好きなオレが言っても説得力に欠けるが(笑)
さて、前置きが長くなったが…確かに「難しいゲーム」というのは途中で諦めてしまうプレイヤーを増やしてしまうなど、難点もあるとは思う。だが逆にオレは、「その難しいゲームをクリアした瞬間の、あのなんとも言えない達成感」にこそ身を委ねたいんだ! だからこそオレは、本作の大ファンなんだ!
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