70位:MOTHER (FC)
ふむ…150位から始めたこのランキングも、ここらで大体折り返し地点ということになるワケだが…。逆に言えばまだ半分しか来ていないというのに、もうコレが「最後」になる。何がって、「FCソフト」の最終ランクインがこの『マザー1』だというワケだ! (ただしFCリメイクをプレイ済み作品は除く)
70位という順位自体はそこまで高くはないが、しかしFCってのは20年前が現役のハードだ。それでこのランクというのは、我ながら相当だと思うぞ!!
なによりFCだからとバカにするべからず! オレは心から、このゲームのシナリオ・システムが最近のRPGに全く劣るものではないと断言できるッ!!
69位:ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 (PS2)
頭身の変化から始まって、フィールド画面の改革、バトル画面のモデルチェンジ…。これはあくまでオレのイメージではあるが、作品毎に「変化」をウリにしているような『FF』シリーズに対し、『DQ』ってのは「伝統ある普遍の面白さ」を大事にしている風に思える。そしてだからこそ…この『8』が見せた「大勝負」には、本当に驚かされた! もちろん古参のファンはソレを理由として非難も色々しているようだが、そういう御託はまず「やってから言え!」
ともあれコレはもう、ひとつのRPGとして文句の付けようが無い面白さだった! 何よりアレだけの大改革をしつつも、「DQっぽさ」に溢れてるのがナイス!
68位:聖剣伝説2 (SFC)
『聖剣』というゲームが持つ最大の面白さ。それが何処か…は人によって違うだろうが、少なくともオレにとっての「ソレ」はひとつに定まっている。
それは何より、コレが「多人数プレイを可能とする正統派アクションRPGである!」…という部分だと、オレは考えている。例えば『ゼル伝』なんかは名作アクションゲームだろうが、ありゃ1人用だ。『ブレブレ』や『PSO』は多人数で遊べるが、RPGとしての作り込みは薄い…というか本旨ではないだろう。
だがそんな中、コレの魅力はまた秀逸で! 「RPGとして面白い」を前提とした上で、多人数で遊ぶ楽しさも得られる快感! まさに一石二鳥ってヤツだ。
67位:テイルズオブレジェンディア (PS2)
テイルズ内においては『リバース』、あるいは『テンペスト』と同様、世間の評判という点に関しては低い本作。だがひとつ言わせてもらえば…コレにしたって『テンペスト』にしたって、まずは自分でやってから「つまらん」と言え! キャラデザが独特だからだとか、世間評や売り上げが低いからだとか…そんな表層だけしか理解せぬまま、したり顔でゲームを批評したがる輩が最近多い。その点に関しては、本当に憤りとやるせなさを隠せないな。
しかし前置きを長く書き過ぎて、『L』に関して話すスペースがねぇ!(笑) ともあれコレも、その雰囲気を心地良く感じられるようになれば面白いぞ!
66位:スーパーロボット大戦W (DS)
オレは昔、携帯機による『スパロボ』に対して、どうにも苦手意識を持っていたんだ。というのもオレは『スパロボ』の面白さ・大きなセールスポイントとして、その原作声優起用による「バトル時フルボイス」という点を重要視しているから。画像の粗さや音楽のショボさなんかよりも、そっちのが大事だ!
もっともその苦手意識は勝手な思い込みではなく、実際それが理由で『J』や『64』(コレもボイス無し)なんかも好きになれなかったりしたのだが……。
だがこの『W』をやって、そんな苦手意識は霧散した! オレと同じような理由で携帯機スパロボを敬遠していた方は…騙されたと思ってやってみて!