【今回の登場人物】
オレ:『サガフロ』は『2』しかやってない。が、その『2』の大ファンである。
フクタ:『サガフロ』は『1』からのファン。アルカイザーにハマっていた。
チン:『サガ』シリーズはそこまで好きなタイプじゃなかったが、『サガフロ2』にはハマっていた。
――― ■■■ ―――
オレ「『サガフロ2』といったらさ…」
フクタ「サルゴン!」
オレ「だよな(笑)」
フクタ「というか、アイツは意味わかんないよ」
オレ「わかんねーよな」
フクタ「初台詞が、《サルゴンです、よろしく》とか。なんだオマエは!」
オレ「そもそも最初見たときゃ、アイツは名前の無いただの村人Aかと思ってた(笑)」
フクタ「地味なんだよ! だけど台詞はインパクト抜群」
オレ「サルゴンです、よろしく」
フクタ「ネズミが紛れ込んだようだな…すぐに始末します!」
オレ「会話の時間は終わった! さぁ行動の時だ!!」
フクタ「メチャクチャカッコイイじゃん!」
オレ「アイツはマジでヤバイね。オレが『サガフロ2』で一番好きなのはナルセスさんだけど、正直一番印象に残ってんのはサルゴンだ」
フクタ「おれは一番印象に残ってるのがサルゴンで、一番好きなのもサルゴンだ」
オレ「知ってるよ(笑)」
フクタ「ナルセスさんは次点」
オレ「それも知ってる」
チン「おいお前ら、コーディーはどうしたんだよ!?」
オレ「いやコーディーは好きだけど、ナルセスさんには敵わない」
フクタ「サルゴンにも敵わない」
チン「お前ら酷いよ! かなえよ!」
オレ「チンはコーディーのファンだっけ」
チン「当然」
オレ「ラベールは?」
チン「誰それ? 本名ミシェーラなんて俺は知らないよ」
オレ「知ってんじゃん(笑)」
チン「でもコーディーってさ…生き残っても、その後にあんま出番ないよね」
オレ「うん。特に氷のメガリスに行った後は」
チン「だけどさ、後半ウィルの家にリッチが帰ってきたとき…」
オレ「いるよね、台所んトコに」
チン「嬉しかったぜ(笑)」
オレ「まぁな(笑)」
フクタ「というか、コーディーがビアンカなら」
オレ「いや、それ以上は言うな。言わねぇでも解る」
―― ◆ ――
オレ「つーかサルゴンって、なぜか閃くんだよね。レア技」
チン「マジで?」
オレ「一番ヤバかったのはアレだ。《エーデルリッター》で、スライムまみれの部屋あるじゃん?」
チン「うん」
オレ「あそこでフクタが、スライム相手にサルゴンでデュエル仕掛けたらさ……」
フクタ「一戦目の最初にカムイ閃いた」
チン「マジかよ!」
オレ「そんで調子に乗って色々試してたら、次のバトルで無拍子閃いた」
フクタ「次のバトルでマキ割りトルネード閃いた」
チン「なんで斧使ってんだよ!」
フクタ「いや、なんとなく使ってみた。そしたら閃いた」
オレ「意味わかんないだろ?」
チン「意味わかんねぇ(笑)」
オレ「そもそもサルゴンって、そんなに資質あったっけ?」
フクタ「いや、確か武器だと剣だけ」
オレ「だよな? …だから、もっと意味わかんねぇ(笑)」
フクタ「そういや資質といえば、ディアナがヤバイね。一番ヤバイ」
オレ「ああ(笑) なんか知らねーけど、武器の資質が3個あるんだよな」
チン「それって凄いの?」
フクタ「スゲェ。他にいねぇ。いたとしても1人くらいだった気がする」
オレ「その1人が誰だかは忘れたけど、少なくともギュス様やナイツ一族じゃない。ディアナだけの特権」
チン「それはヤベェ(笑)」
オレ「というかディアナって、職業ナニ?」
フクタ「村人でしょ」
オレ「だよな(笑) それであの資質…さすがはジニーちゃんの母親だよ」
―― ◆ ――
フクタ「あと意味わかんないのが、アレだよ。サルゴンのテーマ」
オレ「むしろ、アレが一番意味わかんない気もする」
チン「そんなのあったっけ?」
オレ「いや、公式には無い。オレとフクタが2人で勝手に決めた(笑)」
チン「なんだよそれ!」
フクタ「いや、でもアレは完璧だよ。完璧にサルゴンのテーマだ!」
オレ「ヤバイね。調べたときは感動した」
チン「どういうこと?」
オレ「『サガフロ2』って、バトルテーマが4個あるじゃん?」
チン「うん」
オレ「そんで何も考えずにやってたらさ、時代とか主人公ごとに4つに分かれてると思うじゃん。年代が進むと新しいバトルテーマになる…みたいな」
チン「まぁ、そう思うけど」
フクタ「だけどなんか知らんけど、その法則に当てはまらない曲があった」
オレ「ジニーちゃんのシナリオのクセに、4番目のバトルテーマじゃなかったりして」
チン「4番目ってのが、最後のメガリスとかで流れるヤツだよな?」
オレ「うん、あのノリが良いヤツね。というかアレが、オレ達が言ってるサルゴンのテーマだ」
チン「なんで?」
フクタ「あのバトルテーマが流れるシナリオを調べて、その共通点を探してみたんだよ」
オレ「で、とりあえず年代別じゃなかった。主人公別でもなかった」
フクタ「唯一の共通点が、全てのシナリオにサルゴンが出てたことだ!」
チン「なんだよソレ!(笑)」
オレ「いや、マジだから」
チン「絶対なんかおかしいだろ!」
オレ「いや、マジだから。昔の記憶だけど、でもマジだから」
フクタ「とにかくサルゴンはヤバイってことだよ」
オレ「あまりにもヤバイから、オレとフクタで《サルゴンに一番似合う武器は何か?》って議論で超白熱したくらいだから」
チン「お前ら、どんな議論やってんだよ!」
オレ「そしたら、圧倒的に一番人気になったのがファイアブランドだった」
チン「それ無理だろ!」
フクタ「いや、無理じゃない」
チン「え?」
オレ「『サガフロ2』にゃ、ファイアブランドと同じ形状の隠し武器がある。ヴァレリアハートだ!」
チン「え?」
フクタ「ペッグ倒すと、超低確率で手に入る剣」
オレ「で、形状がファイアブランドと全く同じ」
チン「……でも、それをサルゴンに装備できんの? 時代的に」
フクタ「まず古戦場で戦いまくってヴァレリア取って、そのあと戻ってエーデルリッターやって装備させる。そんでビデオに録画すれば終わり」
チン「録画すんのかよ!」
オレ・フクタ「当たり前じゃねーか!!」
チン「………」
―― ◆ ――
オレ「そういや、ウィルもヤバイね。ナルセスさんのアレで」
フクタ「超好戦的!」
チン「おい、今度は何の話だよ!」
オレ「いや、ウィルがタイクーンとか呼ばれて調子に乗っているな? って場面あるじゃん」
チン「ええと……」
フクタ「いつものすかした態度は何ですか? …ってトコだよ!」
オレ「いつものナルセスさんみたいに、放っておいてくれればいいんですよ。…ってトコだよ!」
チン「なんとなくわかるような……」
オレ「まぁともかく、あそこでナルセスさんがウィルを挑発すんじゃん」
フクタ「来い、ウィル。私が根性を叩き直してやる!」
オレ「…で、そのあとタイラーさんが仲裁するから、2人がぶつかることはないんだけど……」
フクタ「あのシーンで一瞬だけ、ウィルが詰め寄ってるんだよね。ナルセスさんに」
オレ「ズイッと(笑)」
フクタ「来い、ウィル! …って言われて、ホントに行こうとした」
チン「そんなの覚えてねぇよ!」
フクタ「常識だろ!」
オレ「常識だろ!」
チン「………」
フクタ「でもあそこでタイラーさんが止めなかったら、焼殺で吹っ飛んでたよね」
オレ「どっちが?」
フクタ「もちろんウィルが」
オレ「だよな(笑)」
―― ◆ ――
オレ「そういやヴァレリア取るのに、どれくらいかかったんだっけ?」
フクタ「忘れた。けど、おれは早かったよ。せいぜい3日くらいだから」
――オレとフクタは当然だが、実はチンも「死せる賢者のウィル1人撃破」くらいはこなしていたり。
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