10位:テニスの王子様 (C)
これまでオレは、「アニメ版とマンガ版どっちが詳しいか」ということを表すものとして(A)と(C)という2種類のマークを使ってきた。
だがこの『テニプリ』に関しては、特例として(G)というマークを用いても構わんだろうか? Gってのはもちろん、「ゲーム」の頭文字というわけだが。
そう、オレはただアニメやマンガを見たというだけで、この作品をここまで好きになったわけじゃない。
同名のゲームに激ハマリしたからこそ、オレはこの『テニプリ』の大ファンになったんだよ。
まあ、ここではゲームのことはいいだろう。「ゲームにハマったから」とはいえ、別にマンガ自体はつまんないってことじゃない。
本編であるマンガも十二分に楽しんでいる。だからこそ、トップ10という大層な順位に入っているんだからな。
ただオレが『テニプリ』を好きな理由ってのは、正直言ってかなり「歪んでいる」といっていい。
なんつーか、一般のテニプリファンからは怒られかねない理由によって、オレはこの作品が好きなんだよ。
要するに……オレはこの作品を相当なギャグマンガだと思ってるってこと! そりゃもう、『ミスフル』なんて目じゃないほどのさ!!
『テニプリ』の凄いところは、普通のギャグマンガとは違って、みんなが真面目にギャグをやってるところだ。
真面目に分身したり、真面目にリチャード坂田だったり、真面目にスーパーテニスだったり。最近では、真面目に電灯が折れたりもしたっけか。
ともかく爆笑レベルが半端じゃないんだっ!!
9位:新世紀エヴァンゲリオン (A/C)
やっぱ、コレを入れないわけにはいかんだろう!
前にも言った通り、もともとオレは「アニメファン」ではなかった。しかしアニメにさほど興味の無かったその頃から既に、オレは紛れも無い「エヴァファン」ではあったくらいなんだ。
つまりはオレが生まれて初めてハマったアニメ、それがこの『エヴァ』だというわけである。
やっぱり最初は「有名だから」なんて単純な理由のもと、なんとな〜く見始めた『エヴァ』。
しかしいつの間にやらハマり込んだ自分がいて、当時はシンジのネルフIDナンバーさえもソラで言えたほど。
まあ、今だって第壱話の台詞を全て暗唱するくらいはできるんだけどね(笑)。
ともかく『エヴァ』というこのアニメ、「どこがどう面白いか」などと単刀直入に聞かれた場合、なんだか答えに詰まる気もする。
謎の多いストーリーや、魅力的で深みのあるキャラクターたち。確かにそういった部分にもオレは惹かれたわけだが、やっぱそれだけじゃない。
しいて言うならその「雰囲気」というか。つまり感覚的に訴えてくるモノとして、オレはこの作品にツボったってことかな。
それに、オレはこのアニメの後半の展開も好きなんだよ。手抜きだなんだと叩かれることの多い一枚絵の連続やら、フリーハンドのような線画やら、挙げ句のくどい心理描写やら。
確かに非難・批判が集まるというのも頷ける話なんだけど、けれどもオレはそれらを「嫌だ」とは思わなかった。そういった部分も全て含めて『エヴァ』という作品なんだと、そうオレは思ってるんだ。
ちょっとキレイにまとめすぎかな?(笑)