4位:デスノート (C)

まあ世間的に見ても、「今が旬」ということに間違いないとは思うが……。
ともあれ個人的に、今一番のマイブームと言えるのがこの作品。第4位は、週刊少年ジャンプより『デスノート』が堂々登場である!
ああ、今「ジャンプ」と口にしたから気付いたが、これは同時にオレの「ジャンプNo.1マンガ」でもあったりする。
とはいえオレは雑誌派じゃなく昔からずっとコミック派なので、「ジャンプ」だとか「サンデー」だとかの話は基本的にどうでもいいんだけどさ。

ともかくこの『デスノート』。「大人気」だとか「一大旋風を巻き起こした」とかはよく言われることではあるが……。 正直言ってこのマンガ、そんな「ポジティブ」のイメージばかりが先行するような作品では決してないと思うぞ。 いや、もちろん「子どもの教育に悪い」とかそういうことを言いたいんじゃなくて……要するに、ファンと同時に絶対「アンチファン」というか、この作風が苦手な人も多いだろうなってことよ。 ストーリー的にも、画風的にもさ。
だけどその話の裏を返せば、それはすなわち「好きな人はすんごい好き」ということの表れじゃないかとも思う。 「長々と書いて何が言いたいんだよ!?」って? ……まああっけなく結論を言っちゃうならば、オレはこの作品に対し本当に、メチャクチャハマりまくったってことだよっっ!!!

何処にハマったって……。なんか『デスノ』の何処にハマったかなんて、あえて書く必要性があるとも思えないんだけどな。 だって普通に考えて「複雑なストーリーを好まない人」はこのマンガを好きにはならないし、「頭を使うのが嫌な人」とか「活字慣れしてない人」あたりも不可だろう。 要するにオレはああいう複雑なストーリーが大好きで、頭を使わせて(悩ませて)くれるのも大いに願ったりで、文字の羅列を読むのも苦ではないと。 つまりはそういうタイプの人間だってことだ。
だったら……もうこれは「必然」だ。必然的に、オレはこのマンガの絶大なるファンになったってワケさ!

マンガってのは「続きが気になる」からこそ人は先の巻を欲するわけだが、その意味で、この『デスノ』ほどに続きが気になるマンガはなかった!
あんな作風ながら、毎回クライマックスシーン・盛り上がるシーンをちゃんとラストに持ってくるところは流石の一言。 構図の用い方、台詞の書き方、心境の細かさ……。それらも超が付くほど秀逸で、「文字を読んでるだけ」のハズなのにワクワク感が止まらない。
特に、ライトとLとの初対面シーン(入学式)や第1部ラストにおける衝撃の結末などといったシーンは、身震いする程のオーラがあった。

ちなみに何度も言ってることではあるが、オレの『デスノ』ベストキャラはライトである……が、好きキャラ第2位はLだったりも。
普通は「ライト(キラ)派、L派」と対極に位置しているものだと思うんだが、ライトもLも両方好きってのは案外珍しいのかな? そうでもないか(笑)。
「友情を犠牲にしても、努力していかに相手を出し抜き勝利するか」というフレーズもまた……。う〜ん、イカすね!!(笑)

Back  Next  Home