オレはこれまで、「一発キャラ5割減の法則」なんてものを各所で振り回してきた。
要するに本編以前に死亡しているキャラなどは、出番の少なさゆえにそこまで好きにはなれない、
……と、そういったニュアンスの持論である。
そして、千尋さんも本編以前とまでは言わないまでも、限りなく早い段階でその命を落としてしまう。
ただし……どんな理論にもやはり例外は存在するということだ。
まあ今回の例外は、『逆裁』というこのゲームを知らなかったらまず思いつかないようなタイプだが。
だって、「死してなお霊媒によってレギュラー出演!」 なんてことを予想だに出来るわけねえだろ!!
ともかく、千尋さんはホントに「永遠の師匠」というイメージなんだよな。
なるほどくんのセコンド(?)には普通真宵ちゃんが付いてるわけだが、
そのことに対する感慨は特に無い。だからアクシデントで彼女が居ないときでも、焦りはしない。
しかし! 対して「千尋さんがセコンドにいる」というだけで、相当に心強くなれるんだよ、オレは!!
彼女が隣に居てくれる限り絶対に安心だ! と、そんな風に感じているわけだな。
もう、真宵ちゃんでも春美ちゃんでもいいからずっと霊媒していていいよ!!
……なんて、こんなことをけっこう本気で願っちゃうほど、千尋さんのことは好きなんだよな。