「どうしよう……。110番? いや、救急車?」
「お前じゃなくて、須田恭也!」
「悪いけど、美耶子との約束なんだ。全部、終わらせるって」

上記の他にも、恭也といったら「わああああああ!!」といった叫び声が印象的だな。
石田徹雄や淳のアニキに撃たれたシーンもそうだけど、それより何よりジェノサイドエンドだッ! 「THE BUSTER!」が流れる中での咆哮が一番のインパクトであったことは間違いないよ。

美耶子が究極のヒロインであるのなら、恭也はまさに究極の主人公･究極のヒーローだろう。
美耶子との約束を守る……。ただそれだけを願って神の剣･焔薙を手に取り、因果律を断ち切る。
結果として異界に取り残されることになろうと、恭也は彼女の思い出、彼女と交わした最後の約束だけを胸に闘い続ける……。
そう、本当にコイツはカッコ良い。陳腐な言葉で例えるならば、まさに「勇者」だとオレは思うよ。
(↓以下、恭也には直接関係無いものの『2』のネタバレを含むので反転↓)
関係無いとか言って実は関係大アリですのでご注意を(笑)。
続編のサガか、『1』に比べればやっぱり微妙だと感じていた『サイレン2』ではあるが……。
『2』にて、SDKとして夜見島に召還された恭也を見たその瞬間オレの想いは変わったよ。
『サイレン2』……最後の最後にマジで最高でした……!!