「どこかに必ず奴らの感覚を繋いで、支配している奴がいる。……そいつを潰せば……?」
「はあ……。少し黙っていてくれ」
「お、お父さん……お母さん……」
竹内多聞。職業・ミステリーハンター!!
いや、本当は大学の先生だろとかそういうツッコミは置いといてよ……この「ミステリーハンター」という響き、マジでカッケーし多聞にも似合っているとは思わねえか!?
話は変わるが『サイレン1』というこのゲーム、一応のラスボスとも言える存在が「堕辰子」である。
この堕辰子、最終的には恭也によって滅されることになるのだが……。しかしながら、それが恭也ひとりだけの力によるものではないことは知っての通りだ。
高遠先生が焔薙の封印を解き、美耶子が恭也を導き……。そしてこの多聞も民俗学者として、ミステリーハンターとして恭也に重要な足がかりを託す。
自己の得意な領域にてきっちりと仕事を果たす多聞はやっぱカッコイイし、それでいて行動力にも富んでいるトコがナイス。ラストのヘタレ化も、まあしょうがないことではあるしな。
ちなみに各所でツッコまれてることではあろうが……。
何故にアナタは実銃を所持しているのですかッ!? そ、それもミステリーハンターたる所以なのか。