何か思うところがあって……というわけじゃなく、なんとな〜く設置してみたこの「近況」ページ。
昔は(本物のノートに)日記をつけたりという趣味もあったんだけど、最近はオレも年を取ったのか、そう毎日事件・事故に見舞われる生活でもなくなった。
にも関わらず毎日日記をつけるというのも自分に枷を付けるだけ。「日記をつけなければ!」なんて急かされる気持ちなんてまっぴら。
それでもたまには何か書いてみる気になることもあるので、わざわざこんなページを作ってみた次第だ。
まあ「思うところがあったわけじゃない」と言ったところで、このページを作った理由までも皆無ではない。
要するにオレは、最近なかなかの急ピッチで様々な新規ゲーム・アニメ・マンガを見知ってきたんだ。
それは主に友人たちの「おかげ」というか、むしろアイツらの「せい」というか、まあそんな理由のためなんだけど……。
ともかくそういう事情があるならば、それらの作品について多少なりとも語ってみたいと思うのが人の常ってモンでしょう!? むしろオレの常だ!
というわけで、今回はここ1,2ヶ月の間に、オレが新たに知るに至った作品たちについて語ってみようと思う。
『バテンカイトス 終わらない翼と失われた海』。要するに『バテン1』のことね。 世間はもう『バテン2』の話で持ちきり……というか既に『2』さえ過去の話になりかけているというのに、オレは2ヶ月ほど前に初めて『1』をプレイしました。
『バテン』といったら、やっぱりあの独特な戦闘システム……つまりマグナスを用いたカードバトル形式のアレが思い出される。
ファミコン時代の『ドラゴンボール』シリーズにハマった身としては、あのカードバトルは新鮮さよりむしろ「懐かしさ」を強く感じたもんだ。
しかし『ドラゴンボール』と『バテン』との、バトルシステムの決定的な違い。それはやはり「自分でデッキを組める」という一点に集約されるだろう!
オレはTVゲームだけじゃなく、カードゲームの「MTG(マジック・ザ・ギャザリング)」も友人たちとけっこうプレイする。
トーナメントプレイヤーではないものの、恐らくは案外コアなプレイヤーだ。(年季も長い。10年以上だし)
だからこそ、「デッキメイク」という作業には親しみも湧いたし面白味も強かった!
もっともMTGのデッキメイクとは全然別物ではあるんだけど、各キャラクターごとの「デッキ全体」が少しずつ強くなっていく感覚がはっきりわかるのがナイス!!
オレ的にちょっと微妙だったのは、そういったシステム面よりむしろシナリオ面・キャラクター面に対しそこまで好きになれなかったことだ。 メイン6人の中で一番好きなのは一応カラスなんだけど、そのカラスでさえそこまでの好きキャラってわけでもなく。 サブキャラにも特にはいなかったし、ストーリーもまあ、普通。 ただ「自分が精霊」というあの設定にはけっこう惹かれた。というか、案外一番好きになったキャラはその「精霊」かもしれんな。キャラと言えるかは微妙だが。
ともかく総合的に見れば、やっぱり「面白い」側のソフトだった……のかなあ? なんだか自分でも判断に苦しむくらいの位置にいる。今現在「ベストゲームランキングトップ100」をやってみても、「100位前後にランクするか否か」って感じだと思う。 とはいえ嫌いなソフトじゃないんだけどさ。
友人F田に頼んで貸してもらったこのソフト。もともと好きなゲームだった『ロマサガ1』をリメイクした作品なだけ、一度は本腰を入れてプレイしてみたかったのだ。
最初は「つかみ」としてホークでプレイし、ある程度……メルビル襲撃イベントあたりまで進んだところで「大体ゲームシステムは理解できた」と判断したので、改めて今度はグレイでリスタート。 そのため1周目(1.5週目?)ながらなかなか濃度の濃いプレイができ、オレ的にはかなり満腹になれた。
懐かしいイベントから新イベントまで、かなりの数のイベントが用意されていたのには嬉しい限り。準フルボイスっていう試みにも好感触。 難易度は「さすがロマサガ!」って感じで、チェインの3連戦とかになると途端に圧殺されることもしばしばあるが、そこはまだ原作通りの『ロマサガ1』レベルで助かった。 リメイク作品ということで『2』や『3』くらいの難度だったらどうしようかと思ったよ。でもラスボス・サルーインの戦闘力はSFC版よりかなり低かったのでちょっと不満。 とはいえ後で調べたところ、アイツは条件によってパワーアップするらしいな。確かに初心者にゃ昔のままのバランスじゃ厳しいだろうから、納得。むしろオレだって厳しいよ。
また武器の種類が細かく区分けされてるトコや、ジュエルを使ったスキルシステムなども面白い。 ただジュエルは入手個数がある意味限られているため、その使い道に対するやりくりには悩まされたが。でもそこも楽しさの一部。
キャラ面に関しては、自分の最初のクリアキャラだからかグレイがかなりのお気に入りになった。というか、アイツなんだかおかしくねえか!?
口調とか声とか、それに仕草とか! 人と会話してる時に、下向いて服を掃うなよ!
ともかくメインの中じゃグレイとホーク、女性陣ではクローディアが好き。SFC版ではアルベルトも好きだったが、元祖『ロマサガ1』とこの『MS』とはほとんど別ゲームだとオレは思っている。だからキャラに関しての思い入れも別物だ。
そんなこんなで、このゲームにゃサブキャラにもイカしたヤツらがかなり多い。特にオススメ(?)なのはゲラ=ハとジャンとラファエルとレオンハルトだ!
ゲラ=ハは単純に性格と台詞にウケた。「ゲッコ族は鳥が生理的に嫌いです」
ジャンはゲラ=ハ以上に「こんな性格だったの!?」度が高かった。むしろ何だあの口調は! ノリ軽すぎというか、あれじゃただのアホに見えるよ!!
ラファエルは声がキラ(保志さん)だったのが印象的。しかも妙にハマっていて(笑)。一人称「わたくし」にも案外好感が持てたぞ。
レオンハルトはとにかく台詞が棒読みすぎ!! 「いくぞー!」とか、素で笑っちまったよ! すまんレオンハルト!
とりあえず、総合的にはなかなかの好きゲームになったみたいだ。「ベスト100」ならまず間違いなくランクインするくらいの位置には入っただろうな。
F志のヤツが、「これ買ったはいいんだけど今プレイする時間無いから、俺はまだ封を開けてもいないけどプレイして感想聞かせてくんない?」と強引に渡された……というか置いてったソフト、それがコレだ。 とはいえ『フロントミッション』というタイトルにはオレもなかなか惹かれるものがあったので、しぶしぶながらプレイを始めた。
オレの『フロントミッション』プレイ歴は、実はSFC版の『1』をやって以来になる。間に2作も挟んでいるだけあって、当初は「昔のイメージと相当離れてるんだろうな〜。まあそれはそれで面白いかな」と漠然と考えていた。 だけど開けてビックリ。確かに絵はキレイになったものの基本的なシステム部分には大きな変わりも無く、驚きと同時に安心もしたな。
ただし、逆に言えばプレステ2のスペックをもっと活かして欲しかったとも思った。オレが言ってるのはグラフィックとか音楽とかの話ではなく、単純にシステム部分の話ね。
もちろんオレの記憶の中に在る『1』と比べれば、この『4』は「劇的な進化をした」と言っても良いだろう。
だけど欲を言わせてもらえば、オレ的には「もっと劇的な進化」を見せて欲しかったんだ。
「ショップでヴァンツァー強化→バトル」の単調な繰り返しという感覚を、オレは拭い去ることができなかったからさ。
でもそこはシリーズモノの「貫禄」というか、「単調」と思いこそすれ、バトル時の臨場感はなかなかのもの。
そんなとこよりも、オレが真に不満に思ったことは別にある。
これまで1作しかこのシリーズをプレイしていないオレが言うのもおこがましいかもしれんが、オレが『フロントミッション』というゲームに求めているのはまず第一に「カスタマイズ性」なんだ。
幾人かのパイロットと、幾体かのヴァンツァー。それらを自分の好きなようにカスタマイズし、そのカスタマイズに従って戦略を立てていく……そういった感覚に対して「楽しい」という気持ちを抱いていたんだよ。
だけど今回はキャラクターごとに、「個別の」スキルという形で使用可能な武器がほとんど固定されちゃってるでしょ?
もちろん金を払って他のを習得すればそれでいいんだけど、普通はそんなことしないというか「やりにくい」って感じにシステム自体ができている。
まあ端的に言えば、結局プレイヤーはあちらから指示された通りの武器で戦わなきゃならないってこと。更に武器を固定されているため、機体コンセプトに関する自由度も許される範囲内でしか得られない……とそんな感じになっているんだ。
なんだか『フロントミッション』というゲームに抱いていた面白味のひとつが失われちゃった気がして、ちょっと悲しかった。
もちろん最近の『フロント〜』はそんなゲームになっていて、オレの思いの方が古いってだけかもしれんけどさ。
ただ「バトルシュミレーター」の存在により、半無限にAPやお金を稼げるというシステムがあったのがいけなかった。
上記の通り、そこまで圧倒的な面白さをこのゲームに感じてはいなかったオレながら、ああいうシステムがあると無意識のうちに「やっちまう」んだよ。
シミュレーション好きのサガというかゲーマーのサガというか、「ノーリスクで半無限に稼げる」という機能があるとホントに「半無限に稼いじゃう」んだよ、オレ(笑)。
シミュレーターだけをひたすら繰り返すこと100回以上。おかげで12人のキャラ全員に対し「全てのグレードアップパーツを付ける」までに至ってしまった。
最初の最初からそんなことをやったわけじゃないのが救いだが、それをやってからの20ステージ以後はもう楽で楽で。
なにせ全員APは30前後だわ、そもそも「AP Bonus II」が標準装備のおかげで何やったってAP減らないわ、スキルスロットは50くらいあるしそれが全部埋まってるわともうメチャクチャ。
まあ、そんだけやったら一応達成感は得ることができたけどな(笑)。
あとこれは不満というか、謎なことがひとつある。エルザ編とダリル編で分かれて進んでいくというシナリオは別にいいんだけど、それよりなんでラス面があんなにあっけないの!?
むしろシミュRPGのラス面ってほとんどの場合「ここがラストだ!」って雰囲気に満ち溢れているというのに、オレはあのラス面に全くそういうオーラを感じなかった!
だからこそステージをクリアしエンディングが始まったときには、驚くより先に「え?」と呆けてしまったものだ。
というか普通、ふたりの主人公に分かれつつ進んでいくゲームって、ラストは両者が合流して共闘ってのが筋じゃないのか!?
それはベタだからやめたのかもしれないけどさ、オレとしてはベタだけどそれを望むって人の方が圧倒的に多いと思うんだが……。
ちなみにキャラ面に関しては特に言うことなし。『1』もそうだったが、このゲームじゃあんまりキャラキャラ騒げないしね。 一応誰が好きかと聞かれれば、エルザとレンゲスって答えるけど。あ、あとはヴァグナーか。あの人声が好き(笑)。
ベスト100ソフトに入るかは微妙な感じなんだけど、まあやって損はなかったかな。
上記『フロントミッション』をクリア後、その旨をF志に伝えた。そうしたら次に持ってきたのが、この『FE蒼炎』であった。
つってもコレは上記『フロント4』とは違ってF志も既プレイであり、またアイツがFEファンということもあって「これは絶対面白いよ!」と太鼓判をも押していたソフト。
だからオレも半信半疑ながら、『フロント』よりは幾ばくかの期待を持ちながらプレイをし始めた。そもそもオレだってF志ほどじゃないけど、FEファンのひとりではあるわけだし。
で、そんな大層な太鼓判をもらったこのゲーム……。実際プレイしてみると本当に面白かったのでびっくり(笑)。いや冗談じゃなく、これはかなり面白かった!
オレがFEをやったのは(同じくF志から借りた)GBAの『封印の剣』以来だが、その久しぶりさも手伝って相当に没頭できた。
難易度は1周目から「マニアック」も辛いかと思ったので2番目の「ハード」でやったが、ハードだと『封印』より難しく『紋章』や『聖戦』より簡単ってくらいか。
どうやら難易度的にかなりバランスの良いところを選んでいたようで、ストレスもなくサクサクとプレイできた。
システム的には大きく変わった部分も無かったが、拠点でのボーナスEX配分は嬉しい。
ヨファやエリンシアなど中途参入なのにレベルの低いヤツらの育成や、神官系の育成が容易になったのはかなり助かったよ。
グラフィックもGQのスペックを活かし、リアル戦闘もモーションがカッコ良くてなかなか見ごたえがある。
いつもは面倒だから早々に簡易戦闘に設定しちゃうんだけど、今回は失敗して最初からやり直すことになった面以外は大体「リアル」で見ていたな。アイクの「天空」とかソードマスターの「流星」とか、かなり爽快でグッド!
シナリオはF志曰く「子供っぽい(=子供でもわかるような単純明快さ)」ということで、実際プレイしてみるとその言葉の意味が分かったのだが、まあオレは嫌いじゃない。(F志もそれほど否定的なニュアンスで言ったわけじゃないが)
もともとFEというゲーム自体シナリオはけっこう単純だし、今回はその「単純」の中にもなかなかの「味」や「深み」があったから楽しめたんだ。
だがそれよりも、今回のFEは「キャラの良さ」が目立った! というかオレが『蒼炎』のシナリオを好きに、ひいては『蒼炎』というゲーム自体が好きになった所以は、まさにその点にこそあるんだ。
まず、主人公のアイク。アイツの時点で今までの主人公ズとは違っていた。今までの主人公たちは、マルスを筆頭にどこか「優等生」的であったようにオレは思う。
シグルドおじさんやロイはちょっと変わっていたような気もするが、それでも根本的な「優等生さ」には違いなかった。
だけどアイクは性格もクールというか、無口。優等生的でもなく、悪く言えば「普通の青年」だったんだ。だけど、その方がオレには好感が持てた。
今までと違うタイプの主人公ということで当初からワクワク感もあり、今ではシリーズ中で最も好きな主人公になったこのアイク。
だけどそんなアイクがベスト5にも入れないほど、この『蒼炎』には好きになれるキャラが多かった。ここではそんな「好きキャラベスト5」を紹介しよう!
まず5位はティバーン王! ネサラ王も好きなんだけど、ティバーンさんの方が男気があるし義を重んじるし、ワイルドな魅力があるので彼の方が上。
4位はハール隊長! ジルとの絡みもいいが、単純にキャラがカッコイイ。眼帯ってのもなんだか似合っててナイスだし。 3位はフォルカ! 初登場時から、なんだか雰囲気がカッコ良くて注目していた人。表情とポーズもこれまたグー。 後半にクラスチェンジしたのは意外だったが、それまで主力&カギ開け要員として育てていたためそれも嬉しかった。(既にレベル20で成長止まってたし)またゲーム的にも、「ベスト100」にはほぼ入るだろうと思われる。キャラにハマり込めたおかげで、『FE』シリーズ全体の中でも一番好きな作品になったかもしれないくらいだからさ。 とはいえ日を置かないと、正確な自分の気持ちってのはわからないもんなんだけどね。
『零』シリーズの2作目である『紅い蝶』。友人であるKモンがだいぶ前にシリーズ3作を一気に買ってきたのだが、1作目をクリアした以後どうにもやる気が起きなくて放置していた。 しかし最近やるゲームが無くなってきたということもあり、引き出しの奥から久方ぶりに取り出したソフト。それがコレだ。
Kモンと2人でプレイしているということもあり、基本的にオレは「観戦者」である。
とはいえ前作をプレイしていた時もそういうスタンスだったので、別に違和感も無いのだが。
ともかくまだ未クリアなので細かいことは何とも言えんが、なんだか基本的には前作とあまり変わってない気がする。
しかも前作で慣れてしまったためか全然怖さを感じないし、その上操作するKモンの腕も上がっているため戦闘も楽チン。今んところはちょっと微妙だ。
とはいえ『SIREN』に対する『SIREN2』のように、ホラーゲームの続編ってのは一概にしてこういう運命なのかもしれんけどさ。
ただ見所として、声優に保志さんがいたということが挙げられる(笑)。というか、最近なんか保志さんに縁があるな……。
Kモンから「面白いから見てみ」と渡された、この『NHK』。オレも以前、書店で見てそのタイトルだけは知っていた。 まあ普通の反応として、その時はオレも「NHK(テレビ局)の話なんだろうな」と漠然と思っていたよ。
しかしこれがまたハズレもハズレ、大ハズレ(笑)。まさかあんなにフザけたマンガだったとは! しかしフザけていつつも、どこか風刺的というか深いメッセージ性もあり、なかなかに楽しませてもらった。 最新巻である第5巻まで読んだ感じとしては、なかなかの好感度だな。
キャラ面では岬ちゃんが可愛い……と言って良いものか(笑)。何しろ登場人物全員がどこかブッ壊れているようなマンガだ。
最初はそうでもなかったものの、今となっては岬ちゃんの壊れぶりもまた凄まじい。
が。そんな中で山崎っ! アイツの「マトモ」さは一体何なんだ!? オタク街道まっしぐらって印象で登場した山崎だというのに、今では作品内随一の常識人に見える。
むしろ山崎、なんだか普通にカッコイイ奴だよな(笑)。
有名パソゲーとして名前だけは辛うじて知っていたが、ストーリー・登場人物その他もろもろは全く知らなかったオレ。 そんなオレに対して友人Bっちが貸してくれたDVD、それがこの『Fate』だ。
まあアレだな。恐らく原作を知っている人にとっては、Bっちのように「声に違和感」「ストーリーが一本筋」など色々と不満があるのだろう。 要するに、マンガ原作がアニメ化したものを見たときオレたちが感じる印象(大概にして「うわっ……」)と似たようなモンだ。 人間ってのは「最初に見たもの」を特別視しちまう生き物だから、まあそれはしょうがない。
だけどオレの場合、事前に「ほとんど」でもなく全く知らなかったというのが大きかったようだ。 そのため普通のアニメとして普通に楽しめたし、最新DVD4巻まで見た印象も悪くない。ただ逆に「原作を知らない」ことが作用してか、好き度も「普通」レベルに留まってはいるが。
キャラはなんつっても遠坂ラブ! ヒロインが誰だかわからんこの作品だけど、オレは誰より遠坂派だ!
あとは遠坂つながりというわけでもないが、サーヴァントの中じゃアーチャーが好き。声があとべ〜(諏訪部さん)というのもナイス!
まだ1話しか登場していないためわからんが、個人的にはアサシンも好きになりそうな予感だ!!
そういえば士郎がサスケ(NARUTO)の声ってことには、一緒に見てたKモンから指摘されるまで全く気付きませんでした(笑)。
俗に「幽白のパクリ」と言われているらしいこの『烈火』。今回初めて1巻〜最終巻まで読んだのだが、まあ実際その通りだったね。 作者が意図していたかいないかはわからんが、とにかくありゃ似すぎだ。
とはいえオレは、ただ「パクリ」だとか「似てる」だってことで頭から作品全体を非難するようなマネは好きじゃない。
「パクリだっていいじゃん。面白いなら」……それがオレの基本的な考えだ。ただし、あくまでも「面白いなら」の前提付きだが。
そんでもってこの『烈火』の評価はというと……。それがまあ、ぶっちゃけ「普通」だ。可もなく不可もなくってやつ。
「幽白のパクリ」と言われている通りストーリー的には『幽白』に似ているのだから、決してつまらなくはない。
しかし全33巻という巻数を見てもわかる通り明らかに間延び過ぎで、ついでにどうにもキャラの個性が希薄(普通のマンガに比べての話だが)。
これが、オレの抱いた正直な感想だ。
しかし繰り返しになるが、あくまで「つまらなくはない」。間延びの方はさすがにどうにもならないが、キャラの個性が希薄といってもそれは「全体的に見て」の話。 逆に言えば、ピンポイントで好きなキャラは何人かできた。だからベスト5くらいならギリギリ言える。 つまり何が問題かというと、30巻越えの長寿マンガだというのに5人くらいしか「好き!」と言えるキャラが見つからなかったというのが問題なんだ。 もちろん、ただ単にオレの好みに合わなかったって話でもあるんだけどな。
んで、下がそのベスト5だ。ちなみに、この人たちは何の問題もなく好きである。
5位は「空」のオッチャン(空海)! 結局その強さはほとんど見ることができなかったが、オーラが「本物」だったので登場当初からのファン。 4位は雷覇クン! ジョーカーとか雷覇クンとか、こういう「あからさまに人気を狙った」ようなキャラはあんまり好きにはならないんだけど……。 ジョーカーは予定通り(?)最後まで好きにはならなかったが、結局雷覇クンだけは好きになってしまった。哀れジョーカー(笑)。 3位は陽炎ママ! 裏武闘殺陣編まではさして注目してもいなかったけど、その後の展開で一気に好きに。「みんなの頼れるお母さん!」って感じがビンビンで、個人の戦闘力もあんなに高いとは思っていなかったため逆にビックリ。 まあ、考えてみれば歴戦のくノ一なわけだしね。 2位は死四天の蛭湖サン! 裏麗とか死四天ってのはけっこう魅力あるキャラの宝庫って気はするが、オレが心底惚れ込んだのはこの蛭湖サンただひとり。 オレにしては珍しくビジュアルから入っていったキャラで、何より目つきが素敵! 戦い方や実力も申し分なし!とりあえず2位の蛭湖と1位のカオリンは、「ベストキャラトップ300」に入る可能性があるくらいのキャラ。というかカオリンに関してはほぼ確定かな。 多分、少なくとも100位台には入ると思うよ。
だけど、キャラの好きさと作品の好きさは必ずしも一致しないのだから現実は残酷だ。いつか「ベストアニメ・ベストマンガランキング」をやるにしても、『烈火』が入るかどうかは微妙かな……。 まあ上位何作品にするかによるが。
Kモンが少しずつ持ってきてくれる『ジョジョ』。だいぶ前に第4部を読み終えたので、今度は第5部を持ってきてくれた。
しかしこの5部、オレ的にはメチャメチャ面白かった! 1部〜5部の中では、一気にダントツトップの地位まで登り詰めたよ!!
というのも、オレはもともとそれほど『ジョジョ』という作品が好きではなかった。第1部、第2部の頃はもちろん、「面白い!」と言われる第3部を読んでいた頃でさえ「ふ〜ん、こんなものか」といたって普通の感想だった。
しかし第4部を読み始めてから、途端にこのマンガの面白さにオレは捕われてきた! 中盤を過ぎたあたりでKモンが次巻を持ってきてくれるのを待ち遠しく感じるようになり、4部を読み終える頃にはオレもすっかりジョジョファンになり、5部に至って更に大ブレイクという感じだ!!
そんな第5部。ストーリーが好きであることと同時に、キャラもかなり好きだ。
今回はディオや吉良のように惹かれた敵キャラは多くなかったものの、対して味方にイカすヤツらが多いんだよ!
ブチャラティは普通にイカすし、ミスタのノリとバトルスタイルにも心奪われる感じ。ナランチャも「ボラボラボラボラ……ボラーレ・ヴィーア!」を経て以来かなり好きな位置に。
しかし何よりオレは、主人公のジョルノにメチャクチャ惚れた! 承太郎も好きだったのだが、ジョルノに対する好き度は明らかにそれを凌駕したんだ!!
15歳とは思えぬ沈着冷静さ、丁寧な口調と物腰、ヤバイほどの意志力、危機を脱する判断力、そしていざって時のカッコ良さ……。どこを取ってもメッチャイカすぜコイツはよっ!!
安直と言われようとも、チョコラータを粉砕した時の無駄無駄乱舞には身体が震えたもんだぜ……。
そんなわけで、このジョルノもベスト300は当確だな。
とりあえず、最近のオレの生活はこんな感じで進んできた。いくらこういう生活に慣れてるオレでも、さすがに今回は「激動の数ヶ月」だったって感じだなぁ……。 まあ、またいつかこうして「近況」を報告できる機会が来るといいな。それでは、読んでくれた方はありがとうございました!