06.8.22の近況

どうも、お久しぶりです。ナツキんち管理人の、水那森ナツキです。
いやはや、日々好き勝手に文章を書き連ねている自分ながら、こういう日記? というか報告? として自分のことを書くというのはあまり慣れないもので。 だからなのか、このページに文字を打っている時は妙に緊張しちゃう感じです(笑)。

それはそうと、前回の報告から1ヶ月が経ち、オレもまた新たな「作品たち」を開拓しました。ネタが同じではあるんだけど、今回もまた「そういう形式」で近況報告をやらせてもらいます!

ゲーム編

ファイナルファンタジーXII

オレはオンラインの『XI』をプレイしていないため、FFをやるのは『X-2』以来しばらくぶりだった。 しかしだからこそ、プレイ前にずっと不安だったのが、「このゲームも『X』と同じスタンスの作品だったら嫌だなぁ……」ということだった。
別に『X』が悪いゲームとか言う気はないのだが、基本的にオレはああいった「シナリオ超重視のRPG」が苦手だ。 ムービーばかりでプレイヤーの操作する部分が少ないというのもあるのだが、それ以上に「システムの薄さ」が『X』の気になった部分だったからさ。 別にシナリオ重視だけならいいのだが、それでシステム面がショボかったら嫌だなぁと。(そう言いつつも、『FFX』はオレの好きゲームベスト100に入ってはいるのだが)

しかし、この『XII』は全然そうじゃなかったからすっごく嬉しかった! そして同時にすっごく驚いた!!
正直なところ、そういう部分をFFに期待している人にとっては物足りないだろうと思うくらい、ムービーやら何やらの数が少なかったからさ。
そしてだからこそ、システム面はオレ的に『VIII』以降では最高のデキ! と思えるほどのナイスぶりだったので!

しかし今回は「ライセンス」などシステム面の良さ以上に、ゲーム的な面白さがかなりの高レベルであるとオレは感じだ。
ゲーム的な面白さとはつまり、RPGの最重要要素とも言える「バトル面」がかなり濃厚、かつ広大に作られていたということ! 近年の大作RPGには類を見ないほどに、『FFXII』のバトルは洗練されていたように思う!

基本である「モブ」に始まり、レアモンスター、ハントカタログ、召喚獣、それに隠しボスと、ゲームの随所に「バトル」が色濃く組み込まれていて! しかもそのどれもがシナリオ的に「強制」されるものではなく、プレイヤー個々の裁量に応じて自由にバトれるってのが非常にナイス! 大作になるほど難しい「ライトユーザーとヘビーユーザーの共存」を見事に成し遂げたという感じで舌を巻いたよ。
かく言うオレも全ての要素をコンプするまでにはいかず。闇神・オメガ・ヤズマットは結局倒さずに終わっている。
まあ、まだ二週間程度しかプレイしてないわけだし、いつかやる気になったら挑戦してみることにするよ。

ただマイナス点も無いわけじゃない。
ライセンスシステムによりキャラクターに個々の専用武器(ex.バルフレア=銃とか)を持たせず、皆が好き勝手な装備を選択できるのは良いと思うんだよ。 オレもそういうの好きだし。
だけどその弊害として、見所のハズの超必(ミストナック)が全部「無難」なものになっちゃったのが気になってさ。 「超究武神覇斬」とか「エンドオブハート」とか、ベタと言われようともオレはああいう「剣乱舞」が好きだったから……。
まぁ、それくらいしか不満が無いってのは「スゴイ」ってことの表れなんだけどね。

それでは最後にキャラ評を。
今回主人公であるヴァンに対して感じた第一印象は、「なんだかティーダ(FFX)に似ているなぁ」というものだった。 しかもその感想は、結局ラストまで変わらなかったという(笑)。……こう思ったのってオレだけか?
だけどもティーダに対してヴァンへの好き度はそこまで伸びず。ヒロインであるパンネロやアーシェに関しても同様だ。
『XII』におけるオレのハマリキャラは、誰を置いてもまずバルフレア! あの人カッケー! 久しぶりの兄貴系フィーバーだっ!!
自分でも言っているがヴァン以上に主人公っぽくヴァン以上に活躍してて。エンディングでの役割もメチャナイスだしっ!
ただバルフレアは相当に好きになったわけだが、その他のキャラは何故かオレ的にからっきし状態。 メインで惹かれたのはバルフレア一人くらいで、あとはサブにアルシドがいるくらい。そこっ、「よりにもよってアルシドか」とか言うなよ!(笑)

ともかくゲームの総合評価としてはなかなかに高い。シリーズ内での順位は今んとこ『VI』『VII』『IX』『V』に次ぐ5位ってところか。
いずれにせよ、ベスト100には余裕でランクインするレベル! やっぱり面白かったなぁ……。

バトルスタジアム D.O.N.

プレイ前は、「どうせキャラゲー、クソゲーだろ?」とかバカにしてたんだけど……。いや〜、スマン! マジスマン!
確かに「キャラゲー」ってのは正しかったけど、「クソゲー」の方は間違っていた! ごめんなさいっ!!
これはまた、なかなか凄まじいレベルの「ノリゲー」で。最近低迷していた「GQの4人対戦ゲーム」に、また新たな境地を開拓してくれたよ!

ゲーム的には要するに『スマブラ』をパクリインスパイアしたもので、基盤となる面白さは十二分。 しかし今回は上記の通り、バランスよりむしろノリを重視したゲーム設計のためあまり腕とかが関係ない。 むしろ『スマブラ』シリーズよりスピード感が激しすぎて、戦略とかコンボとかを考えているヒマが無い! もう適当に殴る蹴る、そしてゲージが溜まれば超必を放つ! ある意味ではすんごくメチャクチャなゲームなのだが、何よりノリの良さだけは究極レベル!! 特にオレらは『DB』『ワンピ』『ナルト』のいずれにも詳しんでいるため、その「ノリ」だけでも十分に楽しめたんだ!!
(ただし、ノリだけでやっていけるほどテンションの高くないメンツでプレイした場合には、面白いかは微妙だな〜)

まぁ登場作品がその3つだということには疑問が残るところだが、とりあえずそこは置いておこう。 ただそれならば、もう少しキャラ人数を多くして欲しかったというのが本音だ。そしてキャラ人数は今のままでも、せめて3作品のキャラ人数だけは同数に調整して欲しかった気もする。
別にドラゴンボールが多いってのはいいが、フリーザ・セル・ブウと(他2作には登場しない)「悪役」が3人も出てるのがなんか変。 それなら『ワンピ』のスモーカーか、『ナルト』のイルカ先生を出して欲しかった。(んな無茶な)
しかしキャラゲーと言えど、全員の強さバランスはそこそこに取れてるのでいい感じ。 なんだかサクラちゃん(スタンド使い)とルフィ(花火魔人)だけがやけに強い気がしなくもないが……まあそれも許容範囲レベルかな。

ちなみにオレの持ちキャラはトランクスとベジータとピッコロ。見事にドラゴンボール系ばっかだが、そこは気にしないでくれ。

ファンタシースターオンライン エピソード1&2

もともとオンラインゲームとして有名な『PSO』シリーズ。だけどオレらは環境が整っていないという理由もあり、このゲームをオフラインでプレイした。
オンラインゲームをオフラインで。なんだかもの凄く邪道な遊び方という気もするが、いつも4人でプレイしたということもあり拡張版『聖剣伝説』のような感覚でプレイできた。 だから感想としては「十分に楽しかった」というレベルだ。

だけども元がオンラインなだけあり、オフラインだとさすがに「楽しめない」部分も多くある。 特に、リセットのたびに1面からやり直すハメになるのは面倒の一言。まぁ、そうじゃなかったらすぐクリアになっちゃうとはいえ……。 しかし毎回繰り返される1面や2面には、いい加減うんざりという感じだった。
そんなんだからエピソード1はクリアしたものの、2の途中でみんな疲れてやめてしまった。それでも買っただけの価値は十分に遊んだつもりだが。

しかし皆がレスタを覚えたあたりからは、ゲームが単調になってしまった感は否めない。 むしろ、それまで珍重されていたフォース(レスタLV2習得)の株が途端に暴落した感じ(笑)。
ともかくオフライン、つまり固定メンバーでずっとプレイしていると、さすがに飽きるのも早かったなぁ……。

ファンタシースターオンライン エピソード3

前作には飽きてしまったが、やっぱり皆でワイワイやるのは楽しかったというわけで。 次に中古屋を巡って探してきたのがこの『3』だ。だけど、これがまたクセモノだった。
『1&2』の続編ということだけでロクに調べもせず買ってきたため、オレたちはコレを「ああいうゲーム」だとは知らなかったんだよ!
いや、「カードゲーム」だってことはパッケージに書いてあったから買う前にわかったんだけど……。 しかし、「ああいうタイプのゲーム」だってことは全く知らなかった。特に、4人じゃ(シナリオはできず)対戦しかできないなんてことはさ。

前作みたいな多人数クエストを期待していたオレたちは、最初このゲームを「なんだよこれ!」って感じで突き放した。 だけど折角だから暇潰しにでもやってみようと1,2回対戦してみて……。それが、思いのほか楽しかったから助かったんだ!!

前にも言ったが、もともとオレらはMTG(マジック)の古参プレーヤーだ。だから「カードゲーム」に抵抗はないし、むしろ望むところという感じ。 4人で対戦できる新鮮なカードゲームというのはなかなかに魅力的で、こっちは未だ「飽き」がこない。 つまり最終的には、前作よりもむしろこっちの方にハマっちまったんだよ、オレらは!!

一人一人が事前に「シナリオ」をプレイしておかないとバランス的に合わないのは辛いが、それでも個々のデッキを持ち寄って対戦するというのは面白い。 まぁ、時折「ハンターズのが有利だ!」「いや、アークズだろ!?」という論争も起こったりするんだけど(笑)。要するに「隣の庭は青い」ってヤツだ。

二陣営が用意されたシナリオも、なかなか面白くていい感じ。それにキャラもナイスだ。
ちなみに有用度を考慮に入れないとすれば、オレが好きなのはシルファ。つってもシルファ、使い易いからデッキにも良く使うんだけどさ(笑)。

マリオパーティ7

あえてレビューする必要も無いとは思うが……一応ね。
つってもホントに言うことが無い。マイクを使うというのは面白いかもしれんが、それ以前にマイクゲームに面白いのが無いってのが痛い。 8人対戦が見所といってもさすがに8人は集まらんし(せいぜい6人)、8人ゲーに力を入れてるせいか4人ゲーの質・量ともに中の下という気がする。
というか、こう言っちゃ悪いが「ネタが同じ」だってばよ! 子ども向け、ファミリー向けゲームだってことは承知しているんだが、それでももう少し「進化」が欲しいんだよ!
なんにせよ、大の男がワイワイ集まってやるようなモンじゃないってことです(笑)。

ああ、ちなみにコレを買ってきたのはオレじゃないぞ、F志だ!! ……いや、オレの名誉のために言っただけさっ!

アニメ・マンガ編

灼眼のシャナ

DVDを借りることが趣味の男、Kモン。そんなKモンが今回見せてくれたアニメ第1弾が、この『シャナ』だ。
まだ全話の半分程度しか見てはいないが、今のところ可もなく不可もなくといった面白さ。 まぁストーリーは別にいいと思うんだが、それよりもオレ的に悠二とシャナと吉田さんという重要キャラ3人に対する拒否反応があって(笑)。
嫌だというより、アイツらなんだかもどかしすぎ! 少女マンガにありがちな三角関係とか、もういいから!!
特に悠二の優柔不断さは血管の浮き出るレベル。もっとしっかりしてくれよ!

主要キャラに好きキャラがいないため……ってわけじゃないが、このアニメに関してはサブにも好きになったキャラがいない。 それでも一番は誰かと言ったら……。……フリアグネか? いや、一番なら池かな。フリアグネは2番手ってトコだ。

今日からマ王

KモンのDVDシリーズ第2弾。こちらもまだ半分ほどしか見てないが、これはなかなかに面白い。……色んな意味で。
だって、ここまでBLオーラがギンギンなアニメをオレは見たことなかったからさ(笑)。

ともあれ「そういうもんだ」と納得した上で見ていれば、とりあえず普通のアニメ作品として楽しめる。 ただ、ユーリの魔王化変身シーンはちょっと笑っちゃうんだけどね。なんだかコテコテで。
まあそのユーリはともかく、『マ王』はキャラ面もなかなかにグッドだな。 コンラッドは『TOA』のガイ似なナイスガイ。グウェンダルは渋くてカッコイイ。 そんでもって、オレ的なトップはヴォルフラムかな。ユーリとのやり取りがなかなかにステキだ。

ところで、このアニメがNHKで放送されてたってのはホントですか? ……コレが教育テレビに……?

東京BABYLON

短編作品だったが、オレ的にはそこそこ楽しめた。CLAMP作品ってあんま見たことなかったため、目新しかったというのもある。
ストーリー的には、上の『マ王』とは違う意味でBL風(笑)。一話完結タイプのストーリーながら、全体の構成も考えられていたのは流石だな。

だけど、最後の終わらせ方はなんだか微妙。あえて謎を残すのが作者の意図かもしれないけど、やっぱりそれがもどかしい。 結局星史郎さんとの対決やら何やらはどうなったのか。そのヒントとなる示唆だけでも描いてくれれば……。

そもそも主要キャラが3人しかいない作品だけど、好きキャラはやっぱ星史郎さんかな。 そういや『ツバサ』にも星史郎さんが出ていたらしいが記憶に無い。そりゃ、『ツバサ』は『BABYLON』より前に読んだからなぁ……。

LEVEL-E

全3巻と上記『BABYLON』を超える超短編ながら、なんだか凄く内容が濃い。むしろ「濃く感じる」と言うべきか。
読み終えてまず思ったことが、「これ、冨樫さん節が全開の話だな〜」というモノ。 冨樫さんの描いたマンガを何本か読んでいる人には、これほどわかり易い感想もないだろう。 絵的にもストーリー的にも、とにかく冨樫さんの作風を存分に実感できるものだった。(ちなみにオレは『幽白』は好きだが、『H×H』はそこまでじゃないタイプ)

短い作品だったのでこれといった感想も無いが、面白くはあった。そりゃ「メチャ面白ぇ!」ってほどじゃないんだけどね。
ちなみに好きキャラはクラフト隊長! 薄幸オーラがステキです(笑)。

クロサギ

ドラマ化もしたということで有名かな。とはいえ、オレはマンガで初対面だったのだが。
ともあれ、なんだかすんごく感想が言いにくい感じのするこのマンガ。 マンガとしてどうというより、単純に風刺というか、あるいはもっと単純に「詐欺にかからぬための勉強本」として読む方が面白い気もする。 しかしながら嫌いな画風じゃないし、ストーリーも整っているとは思う。 だけどそれ以上に詐欺の手口説明のため小難しい文章だらけで、それゆえに「普通のマンガ」として楽しめないんだな。

だけどそれは、この作品が「楽しめない」って意味じゃない。あくまで普通のマンガとして楽しめないってだけで、読んでて面白くないなんてことはない。 もっとも、手放しで面白いってわけでもないけどな、オレ的には(笑)。




てなわけで、最近のオレはこんな感じで生きてます。世間はもう8月の下旬。 皆さん夏休みの宿題に追われてんやわんやという感じですが、ヒマな大学生はとことんヒマなんですね(笑)。 でも『FFXII』以降オレもRPGには手を付けてないし、そろそろニンテンドーDSでも買おうかな……って心境です。
ともかく、読んでくれた方はありがとうございました! またいつか、お会い(?)できる日を楽しみにしてます!

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